山盛りのスパカツ。これでレギュラーサイズです。かなりお腹を空かせて行かないと!?

昭和の洋食文化の進化系、レストラン泉屋発祥の「スパカツ」


2018.03.13

NAVITIME TRAVEL EDITOR

山盛りのスパカツ。これでレギュラーサイズです。かなりお腹を空かせて行かないと!?

釧路のご当地グルメで外せないのが「スパカツ」。熱々の鉄板皿にこんもり盛られたスパゲティの上にトンカツをのせてミートソースをかけた料理です。読んで字のごとく、スパゲティ+トンカツなのでスパカツです。

  • スパカツは近年札幌市内など各地で目にすることが増えましたが、元々は釧路のソウルフード。釧路市民にとっては日常の食事として長い間定着してきました。

    スパカツが誕生したのは1960年頃。釧路市内の洋食店「レストラン泉屋」が発祥です。

    レストラン泉屋はスパカツのイメージが強いのですが、今も昔もさまざまな洋食メニューを提供しています

    レストラン泉屋はスパカツのイメージが強いのですが、今も昔もさまざまな洋食メニューを提供しています

    その当時、スパゲティを1日限定10食のメニューとして出したところ大好評だったので、スパゲティをレギュラーメニューにしました。そこで、当時大人にも子どもにも人気だったトンカツをセットにできないかと考え、スパゲティの上にトンカツをのせて提供してみたのがはじまりです。

    レストラン泉屋の店内。今でこそ4階建てのビルの店内は暖房や断熱がしっかりしていて暖かいのですが、創業当初はすきま風が入るような木造2階建ての建物だったそうです

    レストラン泉屋の店内。今でこそ4階建てのビルの店内は暖房や断熱がしっかりしていて暖かいのですが、創業当初はすきま風が入るような木造2階建ての建物だったそうです

    さらにここから進化します。
    釧路は気候が冷涼で、特に冬は氷点下の日々が長く続きかなり冷えます。寒い日でも最後まで熱々の料理を食べてもらいたいと、お皿での提供から熱々の鉄板での提供へチェンジ。こうしてスパカツのスタイルが確立しました。

    レストラン泉屋のスパカツ。お好みで粉チーズやタバスコもどうぞ

    レストラン泉屋のスパカツ。お好みで粉チーズやタバスコもどうぞ

    1960年代の釧路には洋食店がほとんどなく、当時の釧路市民にとってスパゲティは珍しい食べ物。熱々で美味しい、スパゲティを味わえる、人気のトンカツも食べられると、洋食文化の最先端だったレストラン泉屋には連日釧路市民が押し寄せ、スパカツは一気に釧路のソウルフードになりました。
    そのためか、釧路ではスパゲティといえば鉄板に盛っているもの、スパゲティにはカツがのっているもの、という考え方が長らくスタンダートだったそうですよ。

    カツやスパをソースにからめ、熱々をハフハフしながらいただきます!

    カツやスパをソースにからめ、熱々をハフハフしながらいただきます!

    レストラン泉屋には今も市民のほか観光客が多数訪れ、来店者の半分以上はスパカツをオーダーするのだとか。釧路のグルメを語る上では絶対外せないスパカツ。釧路へ行ったらぜひ食べておきたいソウルフードです。

    レストラン泉屋
    place
    北海道釧路市末広町2-28
    phone
    0154244611
    opening-hour
    11:00-21:30
    no image

    みなさんは釧路へ訪れたらどの名物グルメを食べてみたいですか?朝、昼、晩と一日ですべて制覇することも可能ですよ。釧路へ行くならお腹をすかせて行かないと!地元のソウルフードを満喫しましょう♪

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