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【佐賀】神秘の町「武雄」で浄化&トリートメント!チャージする“脱”日常旅

縄文時代から根を張る樹齢3000年の大楠。朱色の門に迎えられる開湯1300年の武雄温泉。江戸の領主が創り出した楽園のごとき大庭園。武雄の町には自然を敬い尊んできた人々が受け継いできた神秘のパワーがみなぎっています。ふっと肩の力を抜いて武雄の町にゆだねてみよう。心も体もうるおいで満たされる[充電=チャージ]の旅、はじまり、はじまり♪

  • 【1】武雄観光の足は「タケちゃり」をご指名。@武雄温泉駅

    佐賀駅から特急で30分、また博多駅からは同じく特急で70分というアクセスしやすい佐賀県西部の町、武雄市。メインターミナルはJR「武雄温泉」駅。武雄駅ではなく、“武雄温泉”駅であることからも温泉は町のシンボルであることがわかります。

    モダンなガラス張りの武雄温泉駅舎

    モダンなガラス張りの武雄温泉駅舎

    武雄観光には小回りのきく自転車を利用するのががおすすめ。市内には山道も多いため、市は「タケちゃり」なる専用の電動付き自転車を用意してサイクリング観光を推奨しています。
    駅構内にある武雄市観光案内所では、「タケちゃり」をレンタル!一日500円で9:00~17:00までたっぷり利用できます。

    赤色がトレードマークの「タケちゃり」

    赤色がトレードマークの「タケちゃり」

    武雄温泉
    住所
    佐賀県武雄市武雄町富岡
    電話番号
  • 【2】竹林の奥で太古の神様に出会う。@武雄の大楠

    自然豊かな武雄の地には、なんと縄文時代からずっと根を張り続ける巨大な楠が3本もあるのだそう。そのうちの一つ「武雄の大楠」に会いに、武雄温泉駅から自転車で5分ほどの武雄神社の裏手へ。

    武雄神社本殿と、大楠の手前にある鳥居

    武雄神社本殿と、大楠の手前にある鳥居

    本殿横の鳥居をくぐりぬけ、石段を下りていくと現れる竹林。一気に静寂の世界へ引き込まれます。すでにここから、ただならぬオーラを感じるはず。

    参道を抜けてたどり着いた先にはぽっかりとひらけた空間が。中央に鎮座する大楠の大きさたるや。。。、思わず息を呑む圧倒的な存在感に立ち尽くしてしまいます。
    根回りから太い幹にかけて深く苔むしており、天に伸びる枝ぶりは樹齢を感じさせないほど悠々と伸びやか。生命力に満ちた姿から、今も静かに力強く生き続けていることがうかがえます。

    どこからか、深く優しい木の声が聞こえてくるような。

    どこからか、深く優しい木の声が聞こえてくるような。

    中には、通勤途中でしょうか。ワイシャツズボン姿の方が、大楠に手を合わせてすぐに帰っていく様子も見かけました。武雄に住む方々には、日常の中に自然を慈しむ心が根付いてるのかもしれません。
    人生の大先輩と対話するようなひととき。帰り道、心が少し軽くなるのを感じられるかもしれません。

    朝日が降り注ぐ竹林も息を呑む美しさ。

    朝日が降り注ぐ竹林も息を呑む美しさ。

    武雄の大楠
    住所
    佐賀県武雄市武雄町大字武雄5330
    電話番号
    0954239237
  • 【3】偉人も愛した名湯でほっこり立ち寄り湯。「武雄温泉 大衆浴場」

    大楠のパワーでですっかり浄化されたら、続いては町のシンボル「武雄温泉」で体磨き!武雄神社から武雄温泉の浴場までは自転車で約10分。“竜宮城”を模して作られた朱色の美しい「楼門」が目印です。

    国の重要文化財にも指定されている「武雄温泉楼門」

    国の重要文化財にも指定されている「武雄温泉楼門」

    武雄温泉は、1300年の歴史をもつ由緒ある温泉。伊達政宗や宮本武蔵など数々の偉人がその名湯に癒されてきたそうです。肌ざわりがよく、保温性に優れているため”美肌の湯”として親しまれています。

    敷地内には、現役の日本最古の木造浴場「元湯」や露天風呂付の「鷲乃湯」といった大衆浴場のほか、江戸時代につくられた領主専用の貸切風呂「殿様湯」など豊富な浴室が揃い、まるで温泉テーマパークのよう。営業時間は6:30~24:00まで(一部21:30まで)。大人400円から利用できます。

    “あつ湯”と”ぬる湯”で分かれている「元湯」

    “あつ湯”と”ぬる湯”で分かれている「元湯」

    貸し切り湯のひとつ、「殿様湯」は江戸時代の領主、鍋島氏専用風呂としてつくられた総大理石のお風呂!日本の医学にも影響を与えたといわれるドイツ人医師・シーボルトも武雄に立ち寄った際に殿様湯に入浴し、「まるで水晶のようだった」とその湯を讃えたそうです。こちらも空いていればもちろん入浴ok。

    1室定員5名まで、1時間3800円で利用可。

    1室定員5名まで、1時間3800円で利用可。

    楼門の設計を行った天才建築家・辰野金吾博士が武雄温泉と同時期に設計した東京駅。2012年に復原された駅舎ドームの天井レリーフには、十二支のうち8つだけが飾られており、残りの4つはどこにあるのかと当時話題になりました。その4つがほどなくして見つかったのは、なんとこの武雄温泉の楼門の天井!東京と佐賀、2つの地に分けられた十二支の謎を紐解く歴史ミステリーも見どころのひとつです。

    ※楼門天井の見学は火曜日以外の朝9:00~10:00のみ(有料)。

    武雄温泉・大衆浴場 鷲乃湯
    住所
    佐賀県武雄市武雄町武雄7425
    電話番号
    0954232001
  • 【4】地元でも人気!手のこんだ創作ランチに舌鼓。「月の音(つきのね)」

    お風呂に浸かったら、なんだかおなかがすいてきた!ランチタイムには、武雄温泉からほど近い創作和定食が人気のお店「月の音」へ。靴を脱いであがる店内は古民家風で家庭的。旅先の合間にほっとなごむ空間です。

    穴場感のある「月の音」 

    穴場感のある「月の音」 

    定番の「日替わりランチ」(税込860円)は、お肉かお魚のメインを選べて、ご飯、お味噌汁、副菜、デザートまでついたボリュームたっぷりの定食メニュー。佐賀大豆「フクユタカ」を使ったコロッケランチや、「じゃがいもハンバーグランチ」など変わったメニューも。
    今回は、遠方からはるばる食べにやってくるお客さんも多いという人気メニュー「プリプリ海老の創作フライランチ」(税込1,078円)をオーダー。

    ぷりぷり大きな海老フライの衣はなんとそうめん!パリッともちっとした初めての食感が癖になります。ピンクケッパーのきいた酸味のあるソースとも相性抜群!これは確かに何度でも食べたくなる味です。

    月の音
    住所
    佐賀県武雄市武雄町大字昭和11-1
    電話番号
    0954235398
  • 【5】江戸情緒を今に残す「御船山楽園(みふねやまらくえん)」

    高い建物のない武雄の中心地をサイクリングしていると、すぐに見つかる大きな山。この山は御船山といって、麓には江戸時代後期、領主・鍋島茂義によって造園された御船山楽園という大きな庭園が広がっています。冒頭でご紹介したとおり、2017年夏、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」がアート展の舞台として選び海外からも注目されるようになりました。「月の音」からは、自転車で15分ほど。

    2017年「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」の様子

    2017年「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」の様子

    標高210mの御船山の断崖を背景に、ふもとに広がる15万坪の敷地には、楽園の名にふさわしく数十万の木々や花々が四季を通じて色づき咲き乱れ、いつ訪れてもその魅力を絶やすことがありません。

    特に美しく輝くのが、4月初旬から5月にかけて行われる「花まつり -つつじ、大藤、春もみじ」。御船山のふもとに広がる約20万本の色とりどりのつつじに、推定樹齢170年の大藤が庭園を彩ります。夜はライトアップされた青々と茂る春もみじとの対比がより鮮明に。

    秋は日本最大級の紅葉ライトアップが行われ、見る者を華麗な時代絵巻へと誘います。

    御船山楽園
    住所
    佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
    電話番号
    0954233131
  • 【6】限定お土産もかわいい♡市民のオアシス「武雄市図書館」

    サイクリングの締めくくりは、ゆったり過ごせるローカルのオアシス「武雄市図書館」へ。2013年、レンタルチェーン「TSUTAYA」や「蔦屋書店」などを手がけるカルチュア・コンビニエンス・クラブが管理者になったことでも話題を集めた図書館です。

    まるで美術館のような佇まいの「武雄市図書館」

    まるで美術館のような佇まいの「武雄市図書館」

    図書館といえど、本の購入ができる「蔦屋書店」や「STARBACKS COFFEE」を併設。コーヒーをお供に読書タイムもできるカフェのように利用できるのも、観光客にとってはうれしいポイント。

    1階部分の「蔦屋書店」

    1階部分の「蔦屋書店」

    館内は天井まで本がぎっしりとつまった書架や、緩やかな曲線を描くキャットウォークなどフォトジェニックな要素たっぷり。ウッディであたたかみある空間は居心地がよすぎて、時間を忘れてしまいそう。

    2階から眺める館内は気持ちいい!

    2階から眺める館内は気持ちいい!

    書籍コーナーの一角に武雄市図書館グッズを発見!「おんせんてぬぐい本」は、折りたためば本に、広げればてぬぐいとして使えるユニークな図書館限定商品。かわいらしいイラストは武雄市出身のイラストレーターさんが制作しているそうです。

    「おんせんてぬぐい本」 1,404円(税込)

    「おんせんてぬぐい本」 1,404円(税込)

    ほかにも、シックなロゴがモチーフの限定トートバッグや武雄の老舗菓子補でつくられたオリジナルおせんべいなどのグッズもありました。ちょっとセンスのいい武雄のお土産選びはここで決まりですね。

    武雄市図書館
    住所
    佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304番地1
    電話番号
    0954200222
  • 武雄からはじめよう、佐賀の旅。

    今回ご紹介したのは武雄1dayプランでしたが、武雄温泉には魅力的なお宿も多くあります。武雄温泉に一泊、次の日はバスで30分ほどの距離にある「嬉野温泉」へ足を延ばし、湯めぐりを楽しむ旅もおすすめ!心も体もうるうる満たされる武雄。この地に宿る不思議な力をあなた自身で体感してみませんか?

    サイクリング途中に見えた御船山は、猫耳みたい(=^・・^=)

    サイクリング途中に見えた御船山は、猫耳みたい(=^・・^=)

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