【沖縄】青の洞窟を沖縄で楽しむ! ベストシーズンやツアーの選び方を解説


2022.10.30

NAVITIME TRAVEL EDITOR

【沖縄】青の洞窟を沖縄で楽しむ! ベストシーズンやツアーの選び方を解説

沖縄本島にある「青の洞窟」は、マリンレジャーのメッカとして人気が高いスポットです。「青の洞窟」が映し出す光景は、太陽光と地形、水底の砂など、自然の偶然が重なることにより生み出されます。朝・昼・夜と時間が経過して太陽光の差し込む確度が変化すると、青色の種類も変化するため、繰り返しダイビングを楽しむ人もいるようです。

この記事では「青の洞窟」まで行く方法とベストシーズン、観光客が比較的少ない時間帯、ツアー選びのポイントについて解説します。また、個人で「青の洞窟」へ行く際には、自然環境に対する配慮はもちろん、自分の安全を守る知識を身に付けておくことも必要です。ダイビングやシュノーケリングが苦手なひとでも「青の洞窟」を楽しめる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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    沖縄県の青の洞窟とは?

    「青の洞窟」は、沖縄本島屈指のリゾート地、恩納村の真栄田(まえだ)岬付近にある自然洞窟の名称です。沖縄本島には約2,000か所もの鍾乳洞があると言われていて「青の洞窟」もそのひとつです。自然洞窟は隆起したサンゴ礁が石灰岩となり、長い年月をかけて雨水や地下水で浸食されてつくられました。

    洞窟は白色の石灰岩でできているため、洞窟内に差し込んだ太陽光が水底に滞留する砂や壁に反射すると、水面を青色に輝かせる仕組みになっています。そのような光景から「青の洞窟」と呼ばれるようになり、沖縄本島でもっとも人気の高いダイビング・シュノーケリングスポットとして有名です。

    沖縄の海は、冬の時期でも20℃程度の水温が保たれるため、ダイビング・シュノーケリングは1年を通して楽しめます。水質の透明度が高いので、クマノミをはじめとしたカラフルで可愛らしい魚も気軽に鑑賞できます。

    真栄田岬

    真栄田岬

    真栄田岬

    真栄田岬

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    青の洞窟がある沖縄県恩納村の真栄田岬への行き方

    「青の洞窟」がある真栄田岬までは、那覇空港から車で約1時間の道のりです。那覇空港国内線ターミナルから路線バスを使うことも可能ですが、最寄りの「久良波」バス停までの所要時間は約1時間30分です。ルートによっては乗り継ぎが必要になったり、トータルで約2時間かかったりするケースもあるため、あまりおすすめできません。

    レンタカーで現地まで向かう人が多く、沖縄自動車道の「石川IC」から約10分で目的地にたどり着けます。真栄田岬は駐車場完備で安心できる反面、旅先での運転が不安な場合や、初めて現地へ訪れる場合には、ツアー会社の送迎サービスを利用したほうが安心です。宿泊先のホテルから、送迎車で行き来できれば、到着後の体力も温存できます。

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    沖縄の青の洞窟ツアーのベストシーズンはいつ?

    自然が織りなす美しい景色は、毎日同じではありません。「青の洞窟」は、季節に関係なく楽しめるため、観光ツアーは1年中開催されています。平均水温が20℃以上ある沖縄の海では、冬でもシュノーケリングやダイビングを楽しめます。しかし、地上では北風により体感温度が下がるため、ベストシーズンとしておすすめできるのは5月~10月です。

    この時期になると、多くの観光客が「青の洞窟」に訪れます。洞窟の大きさは、もっとも狭い場所で約3m、広いところは約14m、奥行きは40mほどありますが、多くの人で混雑すると、思ったように楽しめない可能性もあります。

    一方、冬になれば観光客の数は減るものの、地形の関係から波の高い日が多くなり「青の洞窟」へ行ける確率は低い傾向にあるようです。タイミングよく「青の洞窟」へ行ければ、大自然を感じながら美しい景色を堪能できます。

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    沖縄の青の洞窟ツアーは早朝の時間帯がおすすめ

    1年を通してさまざまなツアーが開催される「青の洞窟」ですが、訪れる時間帯によって青の色味が違って見えます。観光客の少ない時間帯は海の透明度が高いため、より自然の美しさを感じられるはずです。

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    早朝をおすすめする理由

    もっともおすすめの時間帯は早朝です。洞窟内の青色は、時間によってさまざまに変化します。中でも早朝は、1日の中でも多くの太陽光が洞窟の中へ差し込み、美しいエメラルドグリーンに輝きます。海の透明度も高いため、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

    観光客もそれほど多くないため、ゆったりと洞窟内を散策したり、写真を撮ったりしながら過ごせるのも魅力です。10:00以降はだんだんと青色が濃くなってきますが、混みあうため透明度が落ちてしまうのがデメリットです。

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    実は夕方もおすすめ

    洞窟に訪れる観光客は15:00頃に引き上げる人が多いので、夕方以降の時間帯も比較的空いています。夕方になると暗くなってしまうため、きれいな青色が見られないのではないかと想像するかもしれません。しかし、沖縄の日没は遅いので、夕方でも十分に絶景が楽しめます。

    また、夕方のツアーであれば、沖縄に着いた当日そのまま海へ訪れることも可能です。そのため、限られた時間を有効に使えるのもポイントです。さらに恩納村は、夕日が美しい場所としても人気が高くなっています。「青の洞窟」だけでなく、空を真っ赤に染める夕日と透き通る海の幻想的な景色が楽しめるはずです。

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    沖縄の青の洞窟ツアーの選び方

    「青の洞窟」ツアーにはさまざまな種類があるため、どのツアーを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。現地で充実した時間を過ごすために、ツアー選びのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

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    料金から選ぶ

    予算にあわせてツアーをピックアップするという方も多いのではないでしょうか。初めて「青の洞窟」ツアーへ参加する際は、だいたいの相場をチェックしておくようにしましょう。たとえば、ダイビングでは、ウェットスーツからダイビング用マスク、フィンまでさまざまな装備を必要とします。

    一方、シュノーケリングであれば、軽装備で体験できるため、料金は安価で済みます。また、撮影サービスなどの無料特典があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。

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    行き方から選ぶ

    「青の洞窟」へ行くには、ビーチから泳いで向かう方法とボートやカヤックを使って行く方法の2つがあります。ビーチから泳いで行く途中には、沖縄ならではの美しいサンゴや群れで泳ぐ魚が鑑賞できます。そのため、時間に余裕がある場合には、シュノーケリング初心者や子ども連れのファミリーにおすすめです。

    一方、ボートやカヤックを使えば短時間で目的地へ行けるため、スケジュールに余裕が持てない場合に適しています。うまく漕ぐためには、多少の経験やコツが必要になるかもしれません。しかし、普段はなかなかできないことにチャレンジしてみるのも旅のよい思い出です。

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    集合場所から選ぶ

    参加するツアーを集合場所で決める方法もあります。たとえば、ツアーを主催しているショップが集合場所であれば、トイレや更衣室などを利用できます。一方、現地の真栄田岬駐車場となっている場合、駐車場代をはじめ荷物を入れるロッカー、シャワーを利用するための料金が必要です。利便性も含めたうえで、納得のいくツアーを選択できるようにしましょう。

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    沖縄の青の洞窟は個人でも行ける?

    「青の洞窟」は、個人で行くことも可能です。ツアーのように時間が決められているわけではないため、自由に過ごせる点が大きなメリットです。しかし「青の洞窟」の水深は約6mあります。また、潮の流れも速いため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

    さらに個人で行く場合、必要な装備は自分で用意する必要があります。海水浴場とは異なりライフセーバーがいないため、ライフジャケットなど浮力帯の装着が義務付けられています。沖縄の海には多くの危険な生物も生息しているので、あらかじめインターネットなどで情報を収集しておくことが大切です。

    ツアーでは、波の高さや状態に条件を設けて安全に海へ出られるかどうかを判断しています。個人で行く際にも、海の状況をきちんと確認したうえで慎重に判断するようにしましょう。

    真栄田岬(青の洞窟)
    place
    沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
    phone
    0989825339
    opening-hour
    8:30-17:30(施設の営業時間は…
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    Onna Village Blue Cave Diving and Snorkeling Experience in Okinawa

    ¥3,494

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    更新日:2024/04/25

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