ジブリの名作『となりのトトロ』。この映画、一体どこが舞台となったのだろうと気になりませんか?実はこの作品「トトロの森」がある埼玉県狭山丘陵が舞台だったのです。今回はそんな「トトロの森」には一体何があるのか、その魅力に迫るべく埼玉狭山丘陵のおすすめスポットをご紹介します。
-
01
となりのトトロの舞台”狭山丘陵”とは?
狭山丘陵はジブリの名作『となりのトトロ』の舞台のモデルの一つとなったといわれています。東京と埼玉の県境に、東西約11㎞、南北約4㎞、総面積3500haにわたってひろがる丘陵を狭山丘陵と呼びます。狭山丘陵には狭山湖・多摩湖の水源保護林があったため、広い範囲にわたって環境が保護されているのです。
色鮮やかな景色が広がります。
「トトロの森」にたどりつくまでに1つおすすめスポットがあります。『となりのトトロ』でメイとサツキが小川から水を汲みあげる場面がありますよね?その場面のもとになった小川が実在するのです。
メイとサツキのようについ橋から下をのぞいてしまいそうですね。
『となりのトトロ』の風景にもモデルの地があり、それがこの「トトロの森」。駅から歩いて行けるこの「トトロの森」には、沢山の木々と花々、虫の音も聞くことができます。この自然が保たれているのには市民の方々からの寄付金があるのです。長い歴史を通じて自然を大切に守るためにもたくさんの人が行動を起こして昔の形のまま残してくれているのです。「トトロの森」は自然を守る森として市民の方々の中に息づいているのです。
空気が澄みわたって居心地がとても良いです。
「トトロの森」を越えると「どんぐりの道」という細い道があらわれます。ここは自転車もバイクも通ることができないのでゆっくりと景色を見ながら歩くことができます。ここを越えると「クロスケの家」へと近づきます。
今にもメイとサツキが走ってきそうですね。
『となりのトトロ』の舞台となった狭山丘陵の自然を守るため、1990年に「トトロの森ふるさと基金委員会」が設立されました。現在は「公益財団法人トトロのふるさと基金」として、様々な活動を通して狭山丘陵の自然や雑木林の保全を行っています。「クロスケの家」は「公益財団法人トトロのふるさと基金」の活動拠点です。「クロスケの家」には大きなトトロがいます!もちろん中にあがってメイやサツキの暮らしていた家を見ることができます。
本当に大きくてびっくりします!今にも動き出しそうです…
中にはいろりもあり、2階にも上がることができます。2階には「トトロの森」の生い立ちや「クロスケの家」について書かれているパネルがいくつもあります。自然や歴史を学ぶこともでき、古来の日本の文化を味わうこともできるのでまさに一石二鳥ですね!
たくさんのトトロが出迎えてくれて癒されますね。
奥に抜けて外に出てみると、映画の中でとくに印象的だった井戸があります。サツキが一生懸命水を汲んでメイがはしゃいでいたのを思い出しますね。実はここだけでなく、未だ井戸を活用している家も、ここ「トトロの森」附近にはいくつかあるようです。古き良きものをそのままの形で現存しているのは本当に珍しいことなのです。
この井戸はトトロの物語にはかかせないものですね。
他にも近くに八国山緑地というところもあります。ここはあの「七国山病院」がある森のもととなったところです。実際に歩いてみると緑が多く、空気をおいしく感じることができます。この緑地は絶好のウォーキングコースとなっており、野鳥や草花を見ながら適度なアップダウンのある道を歩くことができますよ!
緑が多いので気分転換にも最適です。
「トトロの森」の近くには狭山湖もありますね。天気が良いと富士山を見ることができます!「トトロの森」から「クロスケの家」に行くまでに狭山湖の近くを通るので運がいいと見ることができるかも?季節によって風景が変わるので富士山を見る絶好の穴場です。
山々の間にそびえたつ富士山を拝むことができます!
-
02
トトロの森への行き方
「トトロの森」には駐車場がないため、電車でのアクセスが便利です。西武球場前駅から徒歩で行くことができます。小手指駅からバスを利用して行く方法もあります。「トトロの森」「クロスケの家」ととても広いので、1日でめぐるには大変かもしれません。どこか1つに絞ってゆっくり散策するのをおすすめします。
道中も楽しみながらトトロの森に行きましょう★
埼玉狭山丘陵にある「トトロの森」、いかがでしたでしょうか。
この場所を見て、この景色を見て宮崎駿監督の『となりのトトロ』が生まれたとなると非常に趣を感じます。
ぜひ宮崎駿監督のジブリの世界を感じに行ってみてはどうでしょうか。不思議な力を感じるかもしれません…。とってもキュートなどんぐりととろ
- 狭山丘陵(トトロの森)
-
- 埼玉県所沢市狭山ケ丘他
-
- 04-2947-6047
すべて表示