
話題のグルメスポット“奥渋谷”にある「tecona bagle works」をご存知ですか?ここでは、3種類の食感が楽しめる一風変わったごちそうベーグルが大人気!さっそくPlat編集部で食べ比べした様子をご紹介します。
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路地裏の地下へ
「tecona bagle works」は東京メトロ千代田線「代々木公園駅」、または小田急「代々木八幡駅」から徒歩1分の場所にあります。駅前にある「松屋」と「丸屋そば」というおそばやさんにはさまれた路地を10mほど進みましょう。お店は地下ですが、大きな看板があるのでわかりやすいです。
この看板を見つけたら
この道をまっすぐ
地下に続く階段を下っていくと、なんともいえない良い香りが漂ってきます。窓から見えるベーグルにテンションアップ!
この日は平日でオープン直後の11時頃でしたが、焼きたてベーグルを求めて店内はすでにお客さんでいっぱいでした。
おお~混んでます・・・!
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小さくても夢がつまったお店
店主の高橋雅子さんは、もともとは専業主婦。5年前にパンの卸しを始め、パン教室を始めました。わからないことだらけだけど、アイデアとレシピを考えるのが大好き。そんな高橋さんの中で、やがて「パン教室」は不動のものとなり、少しづつ自信をつけ、次なる挑戦をしたいと考えるように。そうしてできたのが、この「tecona bagle works」でした。
50~60種類ほどのオリジナルベーグルが並びます。
大きなお店ではありませんが、そのおいしさはクチコミで伝わり今ではたくさんの人に愛されるお店となっています。お店を訪れると、高橋さんの「パンが好き」「ベーグルが好き」という想いが伝わってくるようなワクワク感を味わえますよ。
オリジナルグッズもかわいい♪
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テコナのこだわりは3つの食感
店内には所狭しとベーグルが並べられていてその種類の豊富さには驚くはず。商品のPOPを見ると、商品名の前に「ふか」「もち」「むぎゅ」などの言葉がついているのに気づきます。そう、これはそのベーグルの食感をわかりやすく表したテコナオリジナルの表現なんです!
こちらの食感の違いはのちほどの食べ比べレポートで!
また、テコナの人気はそのメニューの豊富さにあり!お食事系からおやつ系、野菜たっぷりのサンドイッチまでと個性的なベーグルがいっぱいなんです。「もち黒ゴマさつまいも」「ふかアンチョビオリーブ」など鉄板な組み合わせもさすがすぎて、目移り必至です。
この日は、迷いに迷って「ふかココナッツミルククリーム」「もちクランベリー」「むぎゅ青のりチーズ塩」という3つの食感のベーグルを購入してみました。もちクランベリーにおすすめという、ディップのクリームチーズも一緒に購入。
ベーグル?という見た目の「ふかココナッツミルククリーム」
香ばしい焼き色にそそられる「もちクランベリー」
意外な組み合わせに心ひかれた「むぎゅ青のりチーズ塩」
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ふか・もち・むぎゅはどう違う?食べ比べレポ
今回は3つのベーグルを持ち帰って、それぞれのベーグルを切ったり持ったり食べたりして比べてみました。
※手づくり感のある写真、おゆるしください。
エントリー№1は「ふかココナッツミルククリーム」。こちらは秋の新商品。「ふか」はイーストを使って仕上げているので、パンのような食感とのこと。見た目もふくらみがあって一見するとベーグルではない感じ。
持ち帰ったことで、ざらめトッピングが多数落下(泣)
切ってみると中はふんわり。生地もやわらかくエアリーで本当にパンのよう。ココナッツを含んだミルククリームもたっぷり。
クリームがたっぷりなのでガツンとくるかと思いきや、食べてみるとほのかな甘さで上品なお味。表面にトッピングされたざらめと、ココナッツのシャキシャキ感がいいアクセントになっています。「ふかふかだから、ベーグル特有の重たさがなくおやつ感覚で食べられる!」など、編集部でも好評。菓子パン感覚のベーグルは、気軽に食べれてうれしいですよね。
続いてエントリー№2は、「もちクランベリー」。自家製天然酵母を使ってじっくり低温で長時間発酵させられているため、もちもちの食感が生まれるそう。フランスパンのような表面で、中に練りこまれた大きめのクランベリーが存在感十分です。
ぱっと見た目は“もちっ”というより“かりっ”
切った感じ、「ふか」とは全く違う感触。ぎっしりとつまっていて、もっちりとあとを引くような生地の密度を感じました。
「もちもち感もありつつ、中は程よくやわらかいので食べやすい」「これぞ定番という感じ。朝ごはんで食べたい」など、食感的な食べやすさが好評でした。クリームチーズのディップには、「外付けにテンションが上がる!」という声も。クランベリーは中にもたくさん!
甘めのクリームチーズをつけるとスイーツのように
エントリーNo.3は「むぎゅ青のりチーズ塩」。お店では一度姿を消したものの再び復活した人気メニューのようで、期待度若干高めです。こちらはホシノ天然酵母というものを使って低温熟成させるように発酵しています。
持ってみるとぎゅぎゅっと濃密な重みを感じます。
表面のチーズだけではなく、青のりがねりこまれた生地の中にもチーズと青のりがぎゅっとつまっています。ベーグル自体はハードめで、食べ応えあり。一番正統派ベーグルらしい、むぎゅむぎゅした食感でした。
そして編集部一同、「チーズの塩気に青のりの磯の香りがこんなに合うと思わなかった!」、「青海苔の味が洋風に感じられるうまさ!」と、その組み合わせを絶賛。「白ワインにも合いそう。おつまみベーグル、ありですね」と、お酒好きスタッフは新たなつまみを発掘したのでした。これは温めて、チーズをとろけさせてどうぞ。
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編集部おすすめはこれ!
編集部での一番人気はエントリーNo.3の「青のりチーズ塩」に決定。やはり食材の意外性と、王道の食感の組み合わせにあっぱれという感じでした。でも「みんなちがってみんないい」というのが総評。一度食べると、「テコナのベーグル、もっと他にも食べてみたい!」となるはず。自分のお気に入りの組み合わせを探すのにハマってしまいそうです。
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ベーグルの可能性は無限なり
今回「tecona bagle works」のベーグルを食べ比べして気づいたのは、「ベーグルって楽しい!」ってこと。食感の違い、またメニューの豊富さから、おやつやランチはもちろん、ときにはおつまみにもなる。そんなベーグルの知られざる可能性を発見することができました。お気に入りベーグルを探す食べ比べ、楽しいです!是非一度おためしください♪
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