物心ついたときから、格好いいものが好きだった。消防車、工事現場の重機、飛行機の離着陸時に動くフラップ、ロボットアニメ、そして戦闘機、格好良くてごついメカ…そういうものにときめく大人は多いはず。 そんな中、映画「シン・ゴジラ」を見て心をわしづかみにされたんです。 「自衛隊めっちゃ格好いい…!」 こうしてはいられない。鉄は熱いうちに打てとばかりに、朝霞にある「りっくんランド」に向かってみました。ミリタリー知識0の筆者でも楽しめるのか!?
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目指すは陸上自衛隊朝霞駐屯地
目的の「りっくんランド」は、東武東上線・朝霞駅もしくは各線・和光市駅から徒歩20分という若干遠い場所にあります。最寄駅からのバスも無く、主なアクセス方法は徒歩というストイックさ。さすが駐屯地(?)。
ただし無理は禁物、猛暑時や体力に自信のない方はタクシーでどうぞ。この日の気温、32度。黙々と歩く。
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陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」は入場無料!
どうにか陸上自衛隊朝霞駐屯地に到着!
入口に自衛隊員の方がいるのでドキドキしますが、「りっくんランド」は入口の横にあるので普通に入れます。せっかくなので画像も特撮っぽくしてみた
順路はまず2階から。陸上自衛隊のあゆみや遺産が展示されている部屋では、警察予備隊発足からの歴史を学ぶことができます。国内外の活動についても知ることができるスポットです。
1部屋に陸上自衛隊のあゆみがぎゅっと詰まっています
そしていよいよ1階へ!2階から戦車やヘリコプターを一望できます。落下傘と対戦車ヘリコプター、でかい!
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同1階、体験コーナー
1階には90式戦車をはじめ、対戦車ヘリコプターAH-1S、3Dシアター、フライトシミュレーターなどが並ぶ胸ときめく体験コーナーになっています。
階段を下りてまず迎えてくれるのが90式戦車(愛称:キュウマル)。陸上自衛隊の第3世代戦車として開発された戦車です。展示ルームのシンボルのごとく鎮座するAH-1S。間近でみるとでかい!
反対側には階段があり、コクピット内を見られるようになっています
AH-1Sのすぐ横には戦闘糧食も展示してあります。が、当たり前なんですが全部パウチされているので中身が見えない…!
中身を確認したい方は、売店で本物に近いものを販売しているので自分の目で確認してみましょう。マネキンが戦闘服を装着して佇んでいます。右から3番目の彼は、天井の落下傘からぶら下がっている状態です。
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屋外展示装備品(イベント広場)
まだまだ館内を紹介したいところですが、屋外にも装備品がずらりとあるのでこちらも紹介。
10式戦車をはじめ、装甲戦闘車などが並んでいます。触れるほどすぐ近くで見られるので記念撮影スポットとしても人気。おお、これが10式戦車…! 90式に比べて砲塔がしゅっとした印象。
戦車って走ると早いんですね
かたや、意外と小さい無人機。
富士総合火力演習でも見かける、中距離多目的誘導弾もいます。
【2016年度富士総合火力演習】
2016年8月28日(日) 10:00~12:00
URL:http://www.mod.go.jp/gsdf/
去年の「そうかえん」レポはこちら今年もそうかえんはネットで見ます。
屋外展示出入り口の横にある細い階段を下ると現れる、「地下指揮所」
せまい!暑い!こんなところでお勤めする自衛官の方々、本当にお疲れ様です…
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体験は大人にも子どもにも人気
展示だけではなく、館内では体験コーナーも豊富です。3Dシアターや、フライトシミュレーター、射撃シミュレーターは子供に人気!
3Dは座席も震える本格的な映像で、大人も気軽に楽しめます。
装具装着体験コーナーでは実際の装具を身に着けることができます。実際に持ってみると激重! 防弾チョッキ15kg+戦闘背のう15kg+空挺傘15kgに小銃やヘルメットなどを足すと、小柄な成人男性くらいになるのでは?
腰やられるかと思いました
ちなみに通常の戦闘服の衣装貸し出しもしています。「りっくんランド」館内なら着たまま見学できます。親子だけでなく、大人も借りてる方いたので皆さまぜひ!
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親子で自由研究するのにおすすめ!
陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」実際に訪れてみた感想ですが、「ミリタリー知識0でも楽しめる!」という感じです。
単純に恰好いいというのもありますが、色々な活動についても知ることができるので大人も色々学ぶことができます。もちろん、子どもの学びのスポットとしてもおすすめなので、夏休みの自由研究がまだというお子様をお持ちのファミリーは一度訪れてはいかがでしょうか?
親子で「へー」ってなること間違いなしですよ!周辺の予約制駐車場