
みんな大好きな和スイーツのひとつ、「わらび餅」。プルプルの見た目がなんとも涼しげで、暑~い季節に無性に食べたくなりますよね。今回ご紹介するのは、京都に本店を構える「ぎおん徳屋」が生み出した「本わらび餅」。あなたの“わらび餅スタンダード”を間違いなく覆す、ヴィジュアルも味も驚きの逸品です。ここでは原宿店の様子をレポートします!
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どこで食べれるの?行列はできてる?
本店を京都に構える甘味処「ぎおん徳屋」ですが、嬉しいことに原宿にもお店があるんです!場所は神宮前にあるアパレルショップ「ユナイテッドアローズ」原宿本店館内の1F。京都でお店の味に魅せられたユナイテッドアローズの社長さんが、東京での出店を熱望してこちらの原宿店が実現したそうですよ~!
ユナイテッドアローズ原宿本店 外観
平日16:00頃にお店に着くと店内は満席。表に名前を書いて待っていると、続々とお客さんがやってきて後には一気に7人ほどの行列が!初めて来る人もいればリピーターの人も多い様子でした。土日は混雑しそうです!
ぎおん徳屋 外観
本場京都のような趣ある看板
15分ほど待って席に案内してもらえました。のれんをくぐる感じは、京都の町屋にでも来たような感じ。こぢんまりとした店内ですが、和のテイストで揃えられた雰囲気がとっても心和みます。
店内 入り口
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京都の老舗が生んだ絶品
席について迷うことなく「本わらび餅」をオーダー。他の席のお客さんをチラッと見てみるとみ~んな食べてます、本わらび餅。
カメラを片手に今か今かと待つこと10分・・・。運ばれてきました!なんとも雅な器に載ってきた本わらび餅!かわいらしいお花の形に盛られてやってきました。本わらび餅が到着!!
ぎおん徳屋のわらび餅は、普段よく見かける透明のわらび餅とはまったく異なる、茶色いお餅。これは上質の本わらび粉と和三盆糖を丹念に練り上げているから。これぞまさに“本物”のわらび餅なのです。
また、お花型に盛られているのにはワケがあります!なんと真ん中に盛られている白いものは“カキ氷”!最後まで冷たいまま食べられる工夫がうれしいですね。プルンプルンの見た目にそそられます!
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“飲める”わらび餅
いざ実食のお時間。まずはきなこも黒蜜もかけずに、わらび餅だけを食してみることに。お箸でつまんでみると、わらび餅の一つ一つは平べったい丸型。持ち上げるとプルプルかつも~ったりした感触で形が崩れてしまいそうなほど。急いで取り皿に置いてみると、ぺろ~んとお皿に身をゆだねてゆきました。
透明感がスゴイ!!
緊張のひとくち。とろけるような口当たりがひんやりと口の中に広がり、すぐに口内の温度で溶けていく感じ。わらび餅自体に和三盆糖が練りこまれているだけあって、ほんのり甘くておいしい~!あくまでもお餅なので噛まないとですけど、噛むというより、もはや“飲む”に近い。この食感は新しい!
カキ氷は底面にびっしり!ずーっと冷たい!
お次に花型に固められたきな粉と、別添えの黒蜜をかけてみました。
こちらは一気に華やかなお味に!きな粉の上品な甘みと、まろやかな黒蜜が加わり、わらび餅の柔らかさと相まってするする食べれる!飛び散るきな粉に目もくれず、お箸が止まらなくなりました。こういうところに京都の粋を感じます
もはや境目がわからないくらいトロトロ!
このおいしさ、あの人にも分けてあげたい!そんな時は、こちらの本わらびもちはおもたせとしても購入することができます。ただし前日までに電話での予約が必要!当日店頭にて受け取りとなるので、必要な時は余裕をもって予約しましょう。贈ったら絶対喜ばれるハズ!
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暑~い日は「ぎおん徳屋」へGo!
今回ご紹介したのはわらび餅ですが、ぎおん徳屋では他にもお番茶を使ったカキ氷や、特上抹茶の宇治金時など京都らしい冷たい甘味メニューがたくさん!
わらび餅ラバーの方はもちろん、すでに夏バテ気味のそこのあなた!今年はぎおん徳屋でひんやりハッピーなひとときをご賞味ください♪周辺の予約制駐車場