東京の観光名所でよくみかける、黄色い車体でおなじみの「はとバス」。東京近郊への観光にも便利なツアーがたくさんあるのをご存知ですか?紅葉シーズン真っ只中の今、はとバスからも手軽な紅葉ツアーが色々出ているんです!今回は「奥多摩紅葉狩りとあきる野の名泉 瀬音の湯」ツアーに参加してみました。
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駅から現地へ直行!行きも帰りもらくらく
乗車は東京駅もしくは新宿駅東口から。今回は新宿駅東口からの乗車です。窓口で受付をして、指定された乗り場へ向かいます。
はとバス乗り場は大きく2箇所あり、新宿アルタの真向かいにある1・2番のりばと、東口を線路沿いに歩いたところにある3・4番乗り場です。
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紅葉が美しい御岳山へ。パワースポットで紅葉を楽しもう。
まずは東京都青梅市にある「御岳山」へ。古くから山岳信仰の対象となっている御岳山は紅葉シーズンの真っ最中!バスを降りたらケーブルカーに乗って「御岳山駅」を目指します。
御岳山駅は展望スポットにもなっており、売店では甘酒やおやきなども売っています。自由散策の時間は30分なので、武蔵御嶽神社まで行くにはちょっと時間が足りません。こちらでゆっくりするのも良いですが、往復190円で乗れるリフトでもう少し上に行くのがおすすめ。
リフトで登った先には「産安社」があります。縁結び、子宝、安産祈願の神社として信仰を集めています。また周囲には夫婦杉や安産杉などのパワースポットもあります。「産安社」の周辺は森に囲まれているので、紅葉や針葉樹が美しく、散策にぴったりのスポットでした。
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地酒の飲み比べと湯葉料理を堪能
下山するとそろそろお昼時。御岳渓谷の川沿いにある食事処「澤乃井ままごと屋」へ移動し、湯葉会席料理と西多摩地区5蔵の清酒飲み比べコースを頂きました。
バラエティ豊かな湯葉のコースをいただきながら、5種類をちょっとずつ試飲。各清酒の特徴が書いてあるので、味の違いもわかりやすいです。食事処の窓からは御岳渓谷の流れが見えるので、ゆったりとした流れを見ながらゆっくりとお食事がたのしめます。
食事後は御岳渓谷遊歩道を散策。売店ではこのあと見学する「小澤酒造」のお酒を買うことが出来ます。お酒のほかには酒かすなどの加工品もあります。ツアー中「小澤酒造」のお酒を買うタイミングはここしかないので、買い逃さないようにしましょう!
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「小澤酒造」の酒蔵見学
御岳渓谷の散策後は、道路を挟んだ向かいの「小澤酒造」の酒蔵見学です。酒蔵の方にガイドされながら、実際に醸造している日本酒のタンクや日本酒のできる流れを見学していきます。
近代的なタンクが並んでいるかとおもいきや、昔ながらの梁がめぐらされている蔵があり、昔から変わらない文化を感じることも出来ます。ちなみにタンク1本で一生分の日本酒があるそうです。
ずらりと並んだ日本酒。
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まさに穴場。ひっそりとした紅葉の古刹
日本酒を頂き、酒蔵見学をし、うとうとしながらバスで移動した先にあるのはまさに穴場というような、民家に並んでひっそりとある「龍朱院」。春は桜、秋は紅葉が楽しめるこちらのお寺は昔話に出てきそうなスポットです。
大型車が止められないので、住宅地を5分ほどてくてくと歩きます。途中坂道もあるのでがんばりましょう!ふかふかの芝に覆われた参道の両脇には古い石仏が並んでいて、歴史を感じさせてくれます。
紅葉が美しい境内ではお寺の方が育てた新鮮な野菜や手作りの干し野菜が売っていました。大きなお寺ではないので、静かにゆっくりするのにぴったりです。
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締めくくりは温泉で。一日の汗を流して帰りましょう。
ツアーの最後に秋皮渓谷「瀬音の湯」に立ち寄って、歩き回った一日の疲れを癒せます。アルカリ度が高いこちらのお湯はpH10.1。やわらかいお湯は美肌効果も期待できます。
また温泉施設のすぐそばには足湯もあるので、そちらでも歩き疲れた足をゆっくりほぐすことができました。
温泉は70分ほど時間があるので、入浴する方や足湯でくつろいでいる方のほかにも、秋川渓谷を散策する方や、併設の物産販売所で野菜や物産品を購入する方など、思い思いの時間を過ごしているようでした。
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紅葉も観光も温泉も、はとバスで一気に楽しめる
今がシーズンの紅葉も新酒も楽しめて、温泉に入って帰ってこれるという「秋らしさ」詰め込んだこちらのツアー。
紅葉を楽しみたいけれど、電車にのって遠出するのは疲れる、でも自然あふれるスポットを楽しみたい!ついでに美味しいものも食べたい!という方にはオススメのツアーです。
11月はちょうど紅葉が見どころのスポットもたくさん!他にも紅葉を楽しめるツアーが揃っているので「はとバス」にのって紅葉を見に行きませんか?