写真提供:fuzkue

新宿初台「fuzkue(フヅクエ)」で本と向き合う至福のひととき


2015.10.27

NAVITIME TRAVEL EDITOR

電車の中、自分の部屋、喫茶店、本が読める場所はたくさんあるし、本を読んでいる人もたくさんいる。ですが、「本を読むことが最高の贅沢」だとしみじみ思える場所はそれほど多くないのではないでしょうか。今回ご紹介する「fuzkue」は、そんな読書の贅沢をぎゅっと詰め込んだ空間を提供するお店。カフェともバーとも食事処とも形容しがたい、大人の秘密基地のようなこの場所、どうかおひとりさまでおいでください。

  • 01

    ルールの上に成り立つ極上の空間

    2014年10月にオープンした「fuzkue」のコンセプトは、「一人の時間をゆっくり過ごしていただくための静かな店」。そのため店内には「お連れさん同士の持続的な会話禁止」「学生さんのテスト勉強禁止」というルールが存在します。ストイックに思えるかもしれませんが、このルールがあるからこそ、お店の独特の雰囲気が保たれているのです。

  • 02

    落ち着いた静かな店内

    店内はソファー席とカウンター席が用意されており、好きな席で読書を楽しめます。本棚に並んだ本は閲覧自由。
    好きな本を山積みにして、周りを気にせず読書に没頭できる。周りのお客さんも、みんな本の虫。変に気を使う必要はなく、それでいてどこか親密な雰囲気。ああ、本を読む人間でよかった、そんな幸せを噛みしめることができるかもしれません。

    写真提供:Fuzkue

  • 03

    最高の読書のお供

    一見すると「何のレポート?」と聞きたくなるような分厚い紙の束がこのお店のメニュー表です。そこにはお店のこだわりが、ウィットに富んだ文章で書き連ねられています。さらに読み進めると、お酒やつまみ、ケーキの類などの一覧が顔を出します。お腹が空いたら食べ物を注文し、おいしいコーヒーを楽しみ、お酒を飲むこともできる。「そう、これこれ」そんな読書のお供がすべて揃っています。

    写真提供:Fuzkue

    写真提供:Fuzkue

  • 04

    アクセス情報

    「fuzkue」は初台駅から徒歩20秒ほどという好立地にあります。中央口の階段から上がり南口を出て右へ、日高屋の向かい、床屋さんの上です。地上に看板などは出ていないので注意しましょう。

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