2015年に常設展示室がリニューアルされた東京都江戸東京博物館。各時代ごとの東京を駆け抜け、最後は現代へと戻ってくる貴重な体験をしてみませんか?
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実物大の日本橋を渡って江戸時代へ!
日本の基点として機能した日本橋を渡れば、そこは江戸の景色が模型で広がります。2015年のリニューアルで「幕末の江戸城」が登場。「寛永の町人地」と「寛永の大名屋敷」の横に並ぶことで、庶民・大名・将軍の住まいの違いが見比べられます。
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勝海舟の視点で、江戸から東京への変遷を追う
常設展示室では江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれています。二つのゾーンの架け橋となる「江戸から東京へ」も見どころのひとつ。
テレビドラマなどで取り上げられることも多い人物・勝海舟にスポットを当て、維新の時代を解説しています。 -
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文明開化から大正、昭和にかけて
明治からは「日本の首都・東京」として、西洋の技術を取り入れつつも江戸の印象の残るモダンな趣向が織り成す発展と成長を繰り返します。その和洋折衷の展示物は、きっと見る人を魅了することでしょう。
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激動の昭和初期を経て、現代へ
東京大空襲で焼け野原になりながらも、東京は復興の道を歩み出します。そんな時代の象徴であるヤミ市の模型から高度経済成長を迎え、現代の東京への軌跡が展示されています。新たに1960年代から10年ごと、2000年代までの東京をまとめたコーナーが設置されました。
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ミュージアムラボで、昭和29年にタイムスリップ!
このコーナーでは、1954(昭和29)年頃という時代設定で作られた木造住宅が設置されています。実際に靴を脱いであがり、当時の暮らしぶりを体験してみてください。隣には体験学習のスペースが新たに設けられており、昔の道具に触れることもできます。