意外と知らない「皇居」をガイドツアーでまわろう！

「皇居」とその周辺は、いくつかのエリアに分けることが出来ます。御所のある「吹上御苑」と、「皇居東御苑」、この2つのエリアが一般的に「皇居」を指すエリアです。「皇居外苑」は東京駅を背に皇居へ向かう手前の「皇居前広場」がある一帯で、「楠正成像」がある周辺ではピクニックも楽しめます。「北の丸公園」は皇居の奥、千鳥が淵に囲まれた日本武道館などがあるエリアです。

特別な時にしか入れないのでは？といったイメージの強い「皇居」ですが、実は普段から気軽に足を踏み入れることが可能なのが「東御苑」です。昭和43年10月より一般に公開されるようになった「皇居東御苑」は、2014年7月には開園以来の来場者数が2500万人に達するなど、大変賑わっています。

天守閣跡

ボランティアガイドを行っている公益財団法人「菊葉文化協会」では、水曜と土曜日の10:30、13:20の2回認定ガイドによるガイドツアーを開催しています。無料かつ、予約不要です。ぜひ参加して専門家に色々教えてもらいたいですね！ツアーは1時間半ほど。
http://www.kikuyou.or.jp/index.html

御所や宮殿のある「吹上御苑」には一般参賀の時にしか入れないだろう、と思う方も少なくないでしょう。しかし、宮内庁のホームページから事前予約をすれば一般参観に参加できます。こちらは主に平日10:00と13:30の2回開催、係の方が案内してくれます。待機場所にはお土産屋さんがあるのも驚きですよ。手続きは少し難しいですが、こちらも当然無料です。
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/koukyo.html

photo By Wei-Te Wong from flickr

ふたつの皇居エリアを楽しみたい方は、訪れる曜日に注意しましょう。東御苑は月曜日と金曜日を休園日としている事が多く、吹上御苑は土日休みのため、火～木曜日がふたつのエリアを楽しめる日になります。但し行事の関係で「臨時休園」になることもありますので、訪れる際は宮内庁のホームページをしっかりチェックしてから出かけましょう。