参拝者は年間約3000万人、都内最古の寺院「浅草寺」!


2015.04.28

NAVITIME TRAVEL EDITOR

スカイツリーの開業と共にますます観光客が増えている浅草。その中で最も有名な観光名所といえば「浅草寺」でしょう。外国人観光客の定番スポットとして大賑わいです。むかし行ったことがある方もいま訪れると多国籍な感じにおどろくこと間違いありません。この記事では基本的な情報から、今の浅草をご紹介します。

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    正式名称をご存知ですか?浅草寺の入り口「雷門」

    門に向かって右の間に風神像、左の間に雷神像が安置されていることから、正式には「風神雷神門」といいます。門内に吊るされている大提灯を裏から見るとちゃんと「風雷神門」の文字が。ちなみにこの提灯、重量はなんと700kg!しかも提灯なのでちゃんと折り畳めるようになっています。三社祭や台風強風のときだけ持ち上げるようにして畳まれるので、もし無い時は上を見てみましょう。

  • 02

    浅草土産といえばここ、「仲見世」

    雷門から宝蔵門に至る表参道、その両脇に沢山のお店が並ぶ通りは「仲見世」と呼ばれています。この通りでは浅草ならではの食べ物やお土産物は勿論、伝統工芸品に踊りの小道具などが売られています。むかし修学旅行で行ったときより、お土産のパッケージだってかわいくなっているはずです。「ももたろうのきびだんご」が食べられるよ、と言ったら子どもきっと大喜びです。

  • 03

    巨大なわらじは誰が履くの?かつては仁王門と呼ばれていた「宝蔵門」

    仲見世を抜けると次に見えてくるのは「宝蔵門」です。その名の通り文化財の収蔵庫ともなっているこの門の特徴はまず巨大なわらじ!これは仁王様のお力を現していて、魔がその大きさにびっくりして逃げ出すとされています。また、向かって左に安置されている口を開いた像が阿形像、右の口を閉じた像を吽形像と言い、「阿吽の呼吸」の元となった二体一対の神様です。

  • 04

    浅草寺の中心、ここまで来ないと御参りに来た意味が無い「本堂」!

    威厳のある本堂に近づくと、その前に煙を頭に浴びている人達が見られます。この煙、実は「体の悪い場所」に浴びると効くとされているので、頭だけではなく全身どこに浴びても良いんです。さて、煙を浴びた後は本堂へ。ここでのお参りですが、毎年12月13日や特別な行事の日には「お前立ち像」と呼ばれるご本尊の代わりの像がご開帳されます。また、浅草寺の観音像は秘仏なので開創以来、ご開帳されたことはないそうです。

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    参拝も終わってこれで帰るのは勿体無い。夜間には綺麗なライトアップ

    お寺と言う昔ながらの荘厳なイメージのある場所ですが、ここ浅草寺では日没から11時ごろまでライトアップが行われます。その装飾は建物が元々持つ特色を生かし、その上でまた一風変わった新しい顔を見せてくれます。お参りに来た際には近代建築のライトアップとは違う、幻想的な雰囲気のライトアップまで楽しんでみませんか。

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