
沖縄県中部、北谷町は砂辺。アメリカ人も多く住むこのエリアは、陽気な気候に青い海…、まるでカリフォルニア西海岸を彷彿させるよう。中でもお洒落なカフェやBar、リーズナブルなコンドミニアムまで立ち並ぶ宮城海岸沿いは、“ビザ要らずで海外移住”気分が味わえる場所。今回は「Hotel Sunset American」にステイして、“沖縄暮らし旅” 始めてみました。
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【Day1】Welcome To SUNABE!海岸沿いを歩けば、気分はカリフォルニアガール
那覇空港バス乗り場から120番名護行きに乗車。バスに揺られる事90分「航空隊入口」にて下車する。トランクを引きずりながら10分程歩くと海岸沿いにぶつかった。
(これがダイビングの聖地・宮城海岸かぁ~)
のんびりと遊歩道を歩いていると、ダイバーたちが丁度海へ潜る準備をしている様子。サーフボード片手に歩く若者、ベビーカーを押しながらジョギングする女性、すれ違いざまに皆ニコッと挨拶してくれる。バスを下車してからここまで、未だ日本人らしき人に出くわしていない。噂どおり、カリフォルニア西海岸のような陽気な雰囲気が漂っている。地元民がのんびり暮らすエリア「砂辺」。
沖縄屈指のリゾートタウン北谷、その中心「アメリカンビレッジ」までバスでたったの2ストップ。なのにこの平和な静けさ。
歩き続けていると、サングラスが似合うアメリカ人親子がカフェから丁度出てくるのが目に入った。ドアが開いた瞬間、店内からは賑やかな談笑が聞こえる。
この場所こそ、本日の宿「Hotel Sunset American」だった。目的地に到着!
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沖縄の日常を体験「Hotel Sunset American」
80年代のハリウッド映画に出てきそうな、ちょっぴりレトロな雰囲気を醸し出している。海が目の前という最高のロケーション、全室個室にも関わらずリーズナブルな価格が好評の穴場ホテルだ。
チェックインは16時から、早めに着いても14時からならフロントで荷物を預かってもらえるという。北谷エリアにはスーツケースを預けられるロッカーがないのでこれは嬉しいサービス。ちなみに、チェックアウト後の預かりは14時まで。連泊する宿泊客は、追加タオルなどのアメニティをここから自分で持っていくスタイル。又、ランドリールームでは洗濯機・乾燥機が無料で利用でき、長期滞在者には非常にありがたい。
全室テレビ、エアコン、ドライヤー、ユニットバス完備。防音性も高いのでゆったりとプライベート空間でくつろげる。
ツインベッドルーム
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荷物を置いて周辺散策。
海岸沿いにはお洒落なカフェバー「Transit Cafe」や、
ブリトー専門店「Rollup Burrito」などが立ち並ぶ。テイクアウトをして、海を眺めながら仲睦まじくブリトーを食べるカップル。その微笑ましい光景に思わず心がほっこりする。
冒険心をくすぐる路地裏に引き寄せられるように入ってみれば、小さな隠れ家カフェがあちらこちらに。一見店なのかさえわからないようにひっそりと佇んでいた。気の向くままに歩いて、自分だけの秘密基地を見つけるのも良いかもしれない。ガイドブックには載っていない、知られざる名店を探しに行こう。
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ビール片手に!西海岸に沈む夕日をぼんやり眺める
防波堤に座って、サンセットを見ながら飲むビールは又格別。ゆっくりとオレンジ色に染まっていく空。日によってはピンクから淡い紫に変わる事も。米軍基地が近いので、Air Forceが飛ぶたびに重低音が体に響く。この爆音と振動が、旅への期待のボルテージを更に上げてくれる。
”色の刺激”を堪能
穏やかに、砂辺の日は暮れていく。
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【Day2】目覚めたら、1Fフードコート「ENJOY!」へ。ここは“砂辺人のサードプレイス”
翌朝目覚めてカーテンを開けると・・・、目の前には海が広がっていた。テンションが上がり思わずバルコニーに飛び出す。
(さぁ、今日は何をしよう?)
まずは腹ごしらえをしながら、一日のプランを練る事に。この眺め、オーシャンフロントのホテルならでは♡
ホテル1Fに降りると、食欲をそそる香ばしい匂いが。その匂いのする方へ自然と足が向かってしまう。扉の先はホテルに併設されているミニフードコート「ENJOY!」。
個性を持った3ブランド(SEAGLASS、CHICKEN HOUSE、BALL DONUT PARK)の味を、一度に楽しめるのが魅力。“居心地の良い空間作り”がモットー。宿泊ゲストはもちろん、ローカル客の憩いの場となっている。
「ENJOY!」が創りたいのは、地元民にとっての”サードプレイス”。自宅、仕事場の間にある”自分らしくいられる第3の場所”だという。大げさでなく、どこか気分がちょっぴり上向きになる・・・そんな空間。
ふとしたきっかけから、違う席のお客さん同士会話が盛り上がる。ここではよく見かける光景だ。
外のテラスには、常連さんが家族団らん朝食をとっていた。ちなみにこちらのエリアは海から上がったばかりのウェットスーツ姿や、ワンちゃん連れのカスタマーも利用OK。
注文カウンターの天井からは、吊るされた2台のロードバイクが。元競輪選手だったオーナーが現役時代乗っていた戦利品だそう。そんな栄光の軌跡が詰まったバイクを始め、オーナーの私物アイテムが店内のアクセントになっている。
インパクト大のインテリア。
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砂辺の名物を、アメリカンスタイルで。
先ほどの、食欲をそそる香ばしい匂いの元を発見!毎朝ロースターでじっくり焼き上げられるというローストチキン、砂辺の新名物だ。迷わず「Chicken Plate」(1,000yen)を選択する。「ストロベリーバナナスムージー」(Medium 600yen)と一緒に頼めば、これぞ王道アメリカンブレックファースト。
豪快に手づかみでまずは一口かぶりつく。”パリッ”とした皮の音が気持ちイイ。しみ出る肉汁が何とも濃い。この旨みが何なのか、店員さんに聞かずにはいられなかった。
何やら県産やんばる若鶏を国産ニンニク、そして特製ブレンドハーブ(企業秘密)にじっくりとマリネしているらしい・・・。うーん、噛めば噛む程味がにじみ出る・・・。
がっつりメインを食べてもなおスイーツは別腹。「ENJOY!」おすすめ、揚げたての一口サイズドーナツをいただくことに。豊富な種類から選んだのは、「レモン&シュガー」(S 400yen/7Ball)。ドーナツに、フレッシュレモンをぎゅっと搾っていただくという斬新さ。これが不思議と良く合う!!甘過ぎず、酸味がアクセントになっていていくらでも食べれそう。
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砂辺で”暮らし旅”。Hotel Sunset Americanから始めよう。
沖縄のWest Coast「砂辺」。トロピカルな気候、フレンドリーな地元民、聞こえてくるのはアメリカンジョークと笑い声・・・。異国情緒満載で海外移住気分を味わうのにうってつけ。
朝日をバックにサーフィン、朝食はフードコートでテイクアウト。愛読書片手に静かなカフェで過ごす午後、地元アメリカ人達といつものBarでチルアウト。時には日帰りで、離島に足を延ばしてみるのも良いだろう。
「暮らすように旅をして、現地の日常を味わう。」これこそが都会で生活する私たちにとって、”極上の非日常”なのかもしれない。流れるのは、陽気でピースフルな時間。
ツイン 禁煙
¥4,867
2022/06/03 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金 更新日:2022/05/21