
長野県が誇る観光スポット・軽井沢。初夏は新緑が美しく、夏には避暑地として多くの観光客で賑わう街ですが、秋には紅葉、冬には雪景色の中での温泉など実は一年を通して楽しめるスポットなんです。そんな軽井沢観光でのマストスポットといえば、さまざまな飲食店やショップが軒を連ねる軽井沢でもっとも賑やかなメインストリート「旧軽井沢銀座通り」。
今回はこの「旧軽井沢銀座通り」と共に、女性を中心に大人気の中軽井沢「星野エリア」の巡り方をご紹介します。軽井沢を思いっきり楽しめるルートを巡ってみましょう!
※軽井沢は冬季休暇のお店が多いため、事前に確認することをおすすめします。
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旧軽井沢銀座通りに行く前に…腹ごしらえは「natural Cafeina(ナチュラル カフェイーナ)」で!
軽井沢駅から旧軽井沢銀座通りまでは歩いて30分ほど。少し距離があるので駅前のレンタサイクルを利用することをおすすめします。
※旧軽井沢銀座通り内は自転車での侵入はできませんので、手前の駐輪場を利用してくださいね。
自転車で走っていると、シックな緑の壁がおしゃれなお店が見えてきます。「natural Cafeina(ナチュラル カフェイーナ)」 外観
ここ、「natural Cafeina(ナチュラル カフェイーナ)」は、軽井沢で人気のカフェ。観光客や地元の方を問わず多くのお客さんで連日賑わっています。
看板メニューであるフレッシュなアサイーボウルはモーニングにぴったりと大人気。カラフルなフルーツに朝から胸が高鳴ります。アサイーはひんやりシャーベット状になっていて、シャリシャリした食感は暑い季節にぴったり。しっかりビタミン補給して、心も体も元気になったら、さあ出掛けましょう!アサイーボウル 1100円
周辺の予約制駐車場
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「ホセ・ルイス軽井沢」ニューオープンホテルのおしゃれレストランでお食事
●2020年7月オープン●
「natural Cafeina」からすぐの場所に新しくオープンしたライフスタイルホテル「TWIN-LINE HOTEL KARUIZAWA JAPAN(トゥインラインホテル軽井沢)」。同時にオープンした宿泊者以外も利用できるレストラン「ホセ・ルイス」は、創業1957年、60年以上にわたりスペイン・マドリードで愛され、スペイン国王からも絶賛されてきた名店です。
こちらでは、他店では味わうことができないスペインと信州の食材を掛け合わせた軽井沢店限定のシグネチャーディッシュを、スペイン王室御用達のワインとともにいただくことができます。モーニングから、ランチ、ディナーとあるので、どこで食事をしようかと迷った時に知っておくと便利なスポットです。濃厚海老出汁のフィデワアイオリエスプーマ 1600円
濃厚なチーズがとろけるスフレトルティージャ 2800円
暖炉がある「TWIN-LINE HOTEL」のラウンジ
- TWIN-LINE HOTEL KARUIZAWA JAPAN
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- 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-11
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- 0267422121
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周辺の予約制駐車場
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「ミカド珈琲」のモカソフトで食べ歩き│旧軽井沢銀座通り
「旧軽井沢銀座通り」には長年愛される“軽井沢といえば”のお店がたくさんあり、どこにお店に立ち寄ろうかと目移りしてしまいます。
いつも賑やかで活気のある「旧軽井沢銀座通り」
“これだけは押さえたい”スポットの1つ目は、「ミカド珈琲」の「モカソフト」。喫茶室もあるお店ですが、ソフトクリームは店先で販売しているため、テイクアウトが可能です。「旧軽井沢銀座通り」の食べ歩きに欠かせない絶品ソフトクリームです!
「ミカド珈琲」 モカソフト
周辺の予約制駐車場
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「フランスベーカリー」で名物のフランスパンをゲット│旧軽井沢銀座通り
通り沿いには人気のパン屋さんが並んでいるのも、旧軽井沢銀座通りの特徴のひとつです。昔からたくさんの外国人避暑客を受け入れてきた軽井沢では、パン文化が発達しています。ここでは、そんな歴史に裏打ちされた本当においしいパンがたくさん!
「フランスベーカリー」 外観
そのうちのひとつである「フランスベーカリー」は、軽井沢では知らない人がいないというほどの有名ベーカリー。数多くの著名人が通ったことでも知られている軽井沢の名店です。店名にもなっている看板商品のフランスパンをはじめ、表面に振られた塩がアクセントになっている「塩クロワッサン」など、名物商品が多数並びます。
店内にはイートインスペースがあり、ゆったりカフェタイムを楽しめます。フランスパンはお土産として購入する方も多いそう。軽井沢滞在の記念に、気になるパンを買って味わってみてはいかがでしょうか?「フランスベーカリー」 フランスパン
「フランスベーカリー」 しっとり食感の塩クロワッサン
「フランスベーカリー」 イートインスペース
周辺の予約制駐車場
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「赤バス」に乗って見晴台へ!絶景を見に行こう│旧軽井沢銀座通り
「旧軽井沢銀座通り」には、ほかにもおしゃれで便利なショッピングモール「チャーチストリート軽井沢」や、記念撮影もできる老舗写真館「土屋写真店」など歩いて眺めているだけでも楽しいスポットがたくさんあります。
時々通る観光バスの赤い車体もキュート。ちなみにこのバスは「赤バス」といい、万平ホテル・旧軽井沢を経由して旧中仙道を登り、碓氷峠(うすいとうげ)頂上近く「見晴台」まで走行している季節限定の路線バスです。絶景を求めて「赤バス」でGO!
「見晴台」は標高1,200mの展望公園で、軽井沢一の絶景が楽しめるスポット!「旧軽井沢銀座通り」にある「観光会館前」と「つるや旅館」前に停車するので、気になる方は乗車時期と時間を確かめてスケジュールに組み込んでみてくださいね。
◆公式ホームページ◆
http://www.karuizawa-on.com/kkbc/見晴台からの景色
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「レストラン カズラベ」で本格カジュアルフレンチ│旧軽井沢銀座通り
「旧軽井沢銀座通り」でおすすめのランチスポットは「レストラン カズラベ」。ここは地元・長野の食材をおいしく食べられるお店です。カジュアルな雰囲気のなかで、本格的なフランス料理が味わえます。味良し・コスパ良しで、地元の方も予約して訪れるという人気店なんです。
「レストラン カズラベ」外観
1番人気の「ハンバーグ」は、人気のあまり売り切れることもしばしば。そのほかにも、おすすめメニューの「アルプス牛のランプグリル」など彩り豊かで洗練されたお料理がさまざまあります。
ランチにはサラダ仕立てのオードブル、ライスまたはパン、デザートがセットになっています。「おいしいものを提供する」ことに情熱を傾けているシェフは年に一度フランスに赴き、本場の味やお店の在り方などを勉強しているんだとか。そんな熱心なシェフに相談しながら、何をいただくか決められるのも嬉しいポイントです。「レストラン カズラベ」 アルプス牛のランプグリルセット
大変人気のお店なので、訪れる際は予約が必須!人気のハンバーグはすぐに売り切れてしまうそうですが、希望すれば予約時にメニューの指定も対応してくれます。気軽だけれどおしゃれで、安心して食事を楽しめるお店。本当は教えたくない、軽井沢の名店がここにあります。
周辺の予約制駐車場
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旧軽井沢銀座通りを堪能したあとは「珈琲歌劇」でひとやすみ
メインストリートをぶらぶら歩いて、軽井沢ショー記念礼拝堂前あたりまで来たら折り返し地点。折り返して「旧軽井沢銀座通り」を出たら、カフェで少し休憩していきませんか?
ストリートの手前にある「珈琲歌劇」は、シェイクスピアの生家をイメージして作られたという建物が目を引くカフェです。ストリートの喧騒が嘘のように静かな空間でホッと一息。このギャップも軽井沢の魅力のひとつなのかもしれません。イギリスのチューダー様式で建てられた「珈琲歌劇」 外観
ポットでサーブされるスタイルの「クラシカル オペラ ブレンドコーヒー」は、ロイヤルコペンハーゲンのセットで提供していただけます。6種類のホームメイドケーキも人気。
クラシカルオペラブレンドコーヒー 880円/ガトーショコラ580円(共に税込)
周辺の予約制駐車場
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軽井沢といえば!サイクリングで「旧三笠ホテル」へ ※休館中(2020年10月9日時点)
※「旧三笠ホテル」は現在、大規模保存修理工事のため完成予定の令和6年3月まで休館となっています。
▶詳細を公式HPで確認する
レンタサイクルで移動するなら、ちょっと足を伸ばして「旧三笠ホテル」へ向かうのがテッパン!緑のトンネル「三笠通り」を通って、「旧三笠ホテル」を目指します。
「旧三笠ホテル」は軽井沢のシンボル的なホテルで、現在は国の重要文化財に指定されており、館内の見学も可能。入館料を支払わなくても窓口の方に声をかければ敷地内のお手洗いを貸してもらえる便利スポットでもあります。
【関連記事】【軽井沢】サイクリングで爽快!自転車レンタルでめぐる観光プランコース三笠通り
旧三笠ホテル
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「軽井沢ニューアートミュージアム」でかわいいお土産を手に入れて
続いて人気の星野エリアへGO!…とその前に、「旧軽井沢銀座通り」から軽井沢駅に戻る途中にある「軽井沢ニューアートミュージアム」に寄って行きませんか?ミュージアムの1階はフリースペースで、入場無料!1階にはショップがあり、他では手に入らないおしゃれなアイテムが揃っています。
「軽井沢ニューアートミュージアム」 ミュージアムショップ
草間彌生さんデザインのアイテムも!
ミュージアム2階はチケットの購入が必要ですが、現代アートを中心にさまざまな展覧会を定期的に開催しています。いつ行っても、何度行っても楽しめる美術館。併設カフェもあるので、こちらでひとやすみするのもいいですね。
「軽井沢ニューアートミュージアム」 外観
- KARUIZAWA NEW ART MUSEUM(カルイザワニューアートミュージアム)
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- 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
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- 0267468691
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- 10:00-17:00[7-9月]10:00-18:0…
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周辺の予約制駐車場
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「星野温泉 トンボの湯」へ!│星野エリア
星野エリアに着いたらまず行きたいのが「星野温泉トンボの湯」。“美肌の湯”としても知られている源泉100%かけ流しの湯と、露天風呂から眺める自然の景色が自慢です。
また、ここでは化粧水や乳液などのアメニティが充実しており、ゆとりのある洗い場スペースや大きめのロッカーなど細やかな気遣いが感じられるのも魅力。旅の疲れを温泉でサッパリを洗い流して、リフレッシュしちゃいましょう!
【関連記事】軽井沢観光で絶対外せない!「軽井沢星野エリア」11つの楽しみ方トンボの湯
トンボの湯
- 星野温泉 トンボの湯
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- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
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- 0267443580
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- 10:00-22:00(最終入場21:15)
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周辺の予約制駐車場
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軽井沢イチおしゃれなスポット「ハルニレテラス」でリラックスタイム│星野エリア
「トンボの湯」から徒歩5分ところにあるのが「ハルニレテラス」。森や川、そしてハルニレ(春楡)の木々などの自然と寄り添うようにして、セレクトショップやカフェ、レストランが集まった小さな街のような一画です。
雰囲気の良いウッドデッキのテラスでぼんやりするのもよし、おしゃれなショップでおみやげものを買ったり、レストランやカフェで食事をしてもよし。洗練されたおしゃれな空間で、自由な楽しみ方を探してみてくださいね。ハルニレテラス
また、同じ星野エリアでは「軽井沢野鳥の森」を歩きながら、季節のいきものたちを観察する「ネイチャーツアー」や、ケラ池での冬季限定スケートリンクなど季節を楽しむアクティビティも体験することができますよ。
ネイチャーツアーイメージ
スケートリンク
周辺の予約制駐車場
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「軽井沢高原教会」の幻想的なライトアップ│星野エリア
ハルニレテラスのそばにある「軽井沢高原教会」。電車の中吊り広告で登場したこともある有名スポットで、「行ったことはないけど名前は知っている」という方もいいのではないでしょうか。ウェディングチャペルとして憧れている方も多いかもしれません。
「軽井沢高原教会」
夏には「サマーキャンドルナイト」、冬には「星降る森のクリスマス」というライトアップイベントが開催されます。(2020年度は「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2020」が予約制で開催予定 ※2020年11月29日(日)~12月20日(日)の土・日曜と12月24日(木)・25日(金))教会前の森に無数のキャンドルが灯り、優しくあたたかい幻想的な空間が広がります。このほかにも、季節に応じてさまざまなイベントが開催されるので、ぜひチェックして出掛けてみてくださいね。
夜のライトアップ
周辺の予約制駐車場
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■軽井沢から星野エリアへのアクセス方法
軽井沢駅から星野エリアまでは、以下3通りの方法があります。
①シャトルバス
②観光バス
③軽井沢駅(しなの鉄道)→中軽井沢駅下車後、タクシー(約5分)もしくは徒歩(17分)
しなの鉄道で約4分 / 運賃:230円
◆シャトルバスで行く場合は…
シャトルバスは軽井沢駅南口もしくは中軽井沢駅南口から星野エリアまで運行しており、予約不要・無料です。
※注意※
ただし夏の観光シーズンには軽井沢駅発着便は運行しておらず、「中軽井沢駅南口⇔星野エリア運行」のみ運行しています。
【シャトルバス所要時間】
軽井沢駅南口⇔軽井沢星野エリア間:約20~30分
中軽井沢駅南口⇔軽井沢星野エリア間:約10分
【軽井沢駅⇔中軽井沢駅】
しなの鉄道で約4分 / 運賃:230円
◆軽井沢駅から西武観光バスで行く場合は…
軽井沢駅北口バス1番乗り場発・軽井沢営業所/草津温泉行き乗車→「星野温泉トンボの湯」バス停下車
▶西武観光バス軽井沢営業所のバス時刻表はこちら
所要時間:20分 / 運賃:片道470円 -
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★軽井沢のいいとこどり観光プラン
軽井沢を巡る1日観光プラン、いかがでしたでしょうか?旧軽井沢銀座通りと星野エリア、2つの人気エリアを巡るプランコースのご紹介でした。四季折々に変化を見せる軽井沢の魅力を、ぜひご自身で体験しにいってみてはいかがでしょうか。
【関連記事】【軽井沢】パン好き必見!軽井沢のハイクオリティなベーカリー9選