からあげは大分のソウルフード「道の駅 いんない」


2015.05.25

NAVITIME TRAVEL EDITOR

5月に九州の道の駅めぐりをしました。目的は新駅めぐりと記念きっぷ集め。全部で9箇所訪問しましたのでそのレビューをしていきます。
第1回は大分県の「いんない」。記念きっぷを発売したというので立ち寄ってみました。

  • 01

    石橋とゆずの町、院内

    「いんない」は大分県宇佐市にあります。平成の大合併以前は宇佐郡院内町で、2005年に合併して今に至ります。
    物産間の入口の横には「石橋の里院内」と書かれたモニュメントが。この一帯は70以上の石橋があるらしく、日本一の石橋の町、だそうです。山に囲まれ、川が多い院内では、橋が流されないように石橋の建設が進んだとか。
    ゆずも特産品で、西日本でも有数の産地で、ゆずの加工品の製造も盛ん。道の駅ではゆずソフトも販売中です。

  • 02

    オオサンショウウオの飼育もしています

    物産館の中に入り、奥の方にオオサンショウウオの水槽があります。ウオですが、両生類です。国の特別天然記念物にも指定されるこの生物、院内の水路で発見されたらしく、大事に道の駅の中で飼育されています。でもなかなか外には出てこない様子。

  • 03

    レストランはドジョウ押し

    ゆずの里といいながら、レストランはドジョウ料理のメニューばかり。調べたら、宇佐市はドジョウの生産が日本一みたいです。なら納得。ドジョウの柳川鍋は私も好きのなのですが、そのときはこの事実に気づかなくて、食べておけばよかった…

  • 04

    大分といえば、からあげ!

    ドジョウもゆずソフトも食べずに、私が食べたものは「からあげ」。大分というと、某フライドチキンのチェーン店ですら一時撤退するくらい、もともと鶏肉の消費量が多い県。大分の中でも「てんぷら」か「からあげ」がメインの地域が分かれるみたいですが、北部はからあげが多いみたいです。物産間の入口横にもおいしそうな音を立てて揚げているからあげを見ては買わないわけにはいきません。しっかりのしょうゆの味がしみていて本当においしい!大分のソウルフードといわれて納得します。

  • 05

    評価:★★★★★★(2015年5月6日)高速を降りてでも立ち寄りたい駅

    あのときのからあげの味を思い出したこと、ドジョウの生産量日本一、ゆずソフトも名産ということなので、満点としました。もはや記念きっぷの発売という事実がどうでもよくなるくらいです(いや発売しなければ立ち寄っていなかったのですが…)。3年前に立ち寄ったとき、たった5分で去ってしまったことを本当に反省しています。
    おいしいものに恵まれている以外にも、山に囲まれた「これぞ里山」という雰囲気が残っていることが好印象です。なにか落ち着きます。その立地から特に駐車場がいっぱいになるほどの人が集中しないのも私的にはとても評価が高いのです。休憩施設なのに、駐車場がいっぱいで休めない絶望感こそ最低だと思うので。
    近くには東九州自動車道があるのですが、ぜひ降りてでも立ち寄ってほしいと思える駅でした。

  • 06

    【アクセス】東九州道 安心院インターから約10分

    東九州自動車道がほぼ開通し、県内に限らず福岡県や宮崎県からもアクセスがよくなりました。安心院(あじむ)インターを出たら左折、その後、国道387号線を左折するとすぐです。インターからのアクセスも良好です。

    ©ゼンリン

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