みんなもニコニコ!?「道の駅 日光」


2015.05.01

NAVITIME TRAVEL EDITOR

2015年4月27日にオープンした道の駅「日光」。ショップ、記念館などの各施設を総称して「日光街道ニコニコ本陣」とも。日光市今市エリアの中心街にあります。
オープン間もない4月29日に訪問してみました。

  • 01

    道の駅の駐車場は満車…臨時駐車場へ

    4月29日はゴールデンウィーク初日。高速道路の渋滞を心配して、東武日光駅まで特急に乗り、そこからレンタカーで行きました。実際にはそんなには激しい渋滞はなかったようなので、都心から車で行ってもよかった気もします。
    道の駅日光があるのは国道119号線沿い。順調にたどり着いたのですが、駐車場は満車。この駅は市街地に作られたので、もともと駐車場が少なめです。でも臨時駐車場が用意されているらしく、地図をもらってそちらに停めることになりました。このあたりの対応はとても好印象。
    臨時駐車場からは歩くとおおよそ10~15分程度。シャトルバスも運行されており、40分間隔で走ってました(もう少し本数があれば…!)。

  • 02

    日光の名産品は取り揃えているショップ群

    まずは各種ショップなどが入る商業施設へ。ここでは日光の名産の湯葉や日光おかきなど「お土産品」が中心です。フードコート的な店舗も入っており、中でも日光の老舗、金谷ホテルベーカリーのパンは9:00から営業しているので、早い時間に訪れてもやっているのでおススメです。ハムカツサンドなどここの店舗限定品もあります。11:00からはそばどころなども営業しているようですが、私が行った時間は少々早かったので、こちらは断念…

  • 03

    道の駅なのに、歌える!?

    商業施設の隣には「船村徹記念館」があります。この方、演歌作曲界の重鎮で、北島三郎さんや故・美空ひばりさんに数多くの曲を提供しています。その功績をたたえて設立した記念館では、日光の自然の映像と船村徹さんの曲を融合させたシアターなど映像と音楽が豊富な設備になっている、そうです(すみません、私は時間の都合で中は見てません)。
    3階には歌道場もあるみたいです。歌えます。カラオケコーナーのある道の駅は他には知りません…
    なお、入館料は大人540円。年間定期入場券もあります。歌道場を利用する場合には1曲あたり100円必要です。さらに17:00以降に利用する場合はさらに1080円必要とのこと。

  • 04

    スタンプは観光情報館へ

    さて、道の駅のスタンプを探そう…と、商業施設をうろうろしていたのですが、こちらで見つからず。外に出て建物を見渡していると、観光情報館なるものを発見。売店的な場所にないとすると、情報館的な場所にあることが多いので、こちらに行ってみて、やっと発見しました。この駅はどうしても船村徹記念館が大きく目立つので、観光情報館が控えめな感じで少々分かりづらい気もしました。
    と思っていたら、シャトルバスの出発時間が迫ってきたので飛び乗ります。あ、情報館の写真を忘れてしまった…

  • 05

    コンビニや多目的ホールもあるよ!

    この駅には他に24時間営業のコンビニ、380席ある多目的ホールもあります。敷地いっぱいに設備がいろいろあるなぁ、という印象でした。でも多目的ホールでイベントやるときに、駐車場がいっぱいになったら、本来の道の駅の休憩機能が失われてしまうような気もするけど大丈夫なのだろうか…

  • 06

    【評価】★★★☆☆☆(2015年4月29日):施設は充実。駐車場確保が唯一の課題。

    というわけで、この駅の評価をしますと「3」。記念きっぷを発売していないことで1つ減点しているので、実質「ふつう」です。きっと年配の方でバスツアーなどで訪れる場合は充実した施設だと思うのですが、家族連れが車で来ると、駐車場に停まれるかどうかは運次第、という印象です。
    日光市今市エリアは日光方面と鬼怒川温泉方面に分岐し、交通の要所です。それだけに、より多くの人が訪れても余裕のある道の駅であれば文句なしなのですが…
    ちなみに、栃木県内の道の駅で記念きっぷを販売していないのはここだけ。早期に販売することを願っています。
    課題が解決すれば、重点の道の駅にもなれるポテンシャルはあると思います。

  • 07

    【アクセス】日光宇都宮道路今市インターが近くにあります。

    首都圏から日光に行くには、東北自動車道宇都宮インターで降り、日光宇都宮道路に進みます。今市インターで降り、春日町交差点を右折するとすぐです。ちなみに、鬼怒川温泉方面は今市インターからそのまま国道121号線を直進。鬼怒川温泉に向かう方でも、ちょっと立ち寄れる場所にあります。
    ゴールデンウィーク中は臨時駐車場が大谷(だいや)川の河川敷に開設されています。道の駅の駐車場が満車の場合は、そのときの係員の指示に従って代替の駐車場へ進んでください。
    電車でもアクセス可能で、東武鉄道下今市駅、またはJR日光線今市駅からそれぞれ徒歩10分程度です。

    ©ゼンリン

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