本場さながらの中華料理の名店がひしめくのは、神奈川県横浜市にある横浜中華街。最寄りの「元町・中華街駅」へは、渋谷駅から最短で36分と意外にもアクセスしやすいんです。
中華街を訪れたなら、贅沢なコース料理もいいけれど、気軽に食べられる点心もハズせないところ!今回は、横浜中華街でも不動の人気を誇る小籠包を編集部独自のランキングでご紹介します。溢れるスープをぜひ堪能してみてくださいね!
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【1位】家庭的な雰囲気で味わう伝統の味!「張記小龍包」
元町中華街駅・山下公園口の斜め向かいにある「張記小龍包」。高級点心師の資格を持つ上海出身の張さんがオーナーシェフを務めるお店です。店内は家庭的な雰囲気に包まれ、居心地の良さ抜群。壁にはメニューの写真が貼られているのでどんな料理かわかりやすいのがうれしいですね。
小籠包の他にも麺類やご飯ものも豊富です。上質な豚バラ肉を使った「土鍋トンポウロー飯」や、揚げたての骨付きバラ肉を味わえる「パイコウ麺」などガッツリ派にうれしいメニューも必見です。「伝統上海小籠包」 しっとり艶やかなスープが絶品
「伝統上海小籠包」 800円(税別)
看板メニューの「伝統上海小籠包」は北海道産と九州産の豚肩ロースを使用。輸入品や冷凍ものは一切使わないのがこだわりなのだとか。蒸し立ての小籠包からはフワッっと幸せな湯気と良い香りが立ち上ぼり、食欲を一層刺激。芸術品のようなフォルムとツヤツヤと輝く皮にも目を奪われます!
張さんによると、小皿にのせた小籠包の皮をお箸で少し切って、まずはスープを先に味わうという食べ方がオススメなのだそう。熱々のスープは肉汁やうまみがたっぷり。奥行きのあるコクが生姜の風味と相性抜群です。もちもちしたやや厚めの皮は驚くほどなめらかな舌触り!秘伝の下味がしっかりついたジューシーな餡とも見事なバランスです。「張記小龍包」 家庭的な雰囲気が居心地いい店内
「張記小龍包」 外観
絶品!伝統上海小籠包 リーズナブル!絶品の数々
更新日:2024/03/29
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【2位】横浜中華街入り口に佇む老舗「横浜中華街 北京飯店」
横浜中華街への入り口の一つ、東門の横にたたずむ「横浜中華街 北京飯店」は、1955年の創業当時から北京の伝統料理を提供しているお店。みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩わずか1分というアクセスの良さも魅力です。
看板メニューの北京ダックをはじめとする本格的な料理は多くのファンに親しまれていますが、気軽に楽しめる飲茶や点心も人気です。お店の厨房で一つひとつ丁寧に作られる小籠湯包は自慢の逸品。鶏スープをベースとした餡が包まれており、ジューシーな肉汁がたっぷり!他店と異なりラードを使っていないのでさっぱりとした口当たりが特徴です。「小籠湯包」 熱々のスープがたっぷり!
「小籠湯包」3個 600円(税別)
「横浜中華街 北京飯店」 店内
「横浜中華街 北京飯店」 外観
ご予約はこちらから
更新日:2024/03/29
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【3位】1日2,000個以上の注文が入る小籠包専門店「七福(しちふく)」
「横浜関帝廟(よこはまかんていびょう)」の近くにある「七福」は、みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩3分、JR「石川町駅」からも徒歩5分とアクセスも良好な小籠包専門店です。
小籠包へのこだわりは抜群で、1日2,000個以上という注文を受けながらも、すべて注文が入ってから手作りで提供しているそうです。そのおかげで、出てくる小籠包はいつもできたて熱々。箸を入れると肉汁がじゅわっと溢れ出します。そのまま口へ運ぶと、ジューシーな味わいが広がります。蟹ミソ入りの蟹ミソ小籠包もおすすめ。魚介の濃厚な旨味が最高です!蟹ミソ、フカヒレ、海老の「プレミアム三種小籠包」は+500円で食べ放題メニューにも追加できますよ。「七福」 スープたっぷりの手作り小籠包
「七福」 単品での注文も可能です
横浜中華街の人気食べ放題 点心部門ランキング1位
更新日:2024/03/29
周辺の予約制駐車場
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【4位】焼き小籠包といえばここ!「王府井(ワンフーチン)本店」
横浜中華街の“焼き小籠包ブーム”、その火付け役的存在が「王府井」。中華街大通りに構える本店の前には連日行列ができることでも知られています。今では1日に50,000個も売れることもあるほど人気なのだとか。
看板商品の焼き小籠包「正宗生煎包」は、高温の鉄鍋で一気に焼きあげることがおいしさの秘訣なのだそう。皮の表面はカリッと香ばしく、続いてモチッとした食感。中から溢れるスープが口の中でジュワッと広がります。コラーゲンが凝縮されているスープは濃厚なうまみとコクがたっぷり。想像以上に熱々なのでヤケドに要注意です!「正宗生煎包」 焼き小籠包ブームの火付け役!
焼き小籠包は「正宗生煎包」の他に、「フカヒレ生煎包」や「ヒスイ生煎包」もあり、さらに定番の蒸し小籠包も揃っています。単品だけでなくそれぞれをミックスしたメニューもあるので、気分によって選べるのもうれしいところ。焼き小籠包自体に下味がしっかりついているのでそのままでも十分おいしいですが、黒酢をかけるとさっぱりとした酸味がアクセントになって味の変化も楽しめますよ。
さらに日本でもファンが続出中の「台湾シルクアイス」も看板メニューのひとつ。凍った練乳を薄く削ったアイスはまるでシルクのようになめらか。繊細な極上の口溶けをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?「正宗生煎包」4個 540円(税込)
「王府井(ワンフーチン)本店」 手早く小籠包が作られていく様子も楽しめます!
「王府井(ワンフーチン)本店」 外観
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【5位】濃厚&あっさりのコンボでとまらないおいしさ!「上海小籠包専門店 鵬天閣 新館」
「上海小籠包専門店 鵬天閣」もいつも長い行列が出来ている有名店。前述した「王府井」とともに横浜中華街の焼き小籠包の2大有名店とも呼ばれているのだそう。大きなガラス窓からは、厨房で職人さんたちが手際よく焼き小籠包を作る様子が見られるので並んでいる間も楽しめますよ。いつでも包みたて、焼きたてのおいしさを楽しめるのが魅力です。
1階はお土産コーナーとなっていて、小籠包や肉まん、シュウマイなどのこだわりの中華点心など豊富なラインナップから選ぶことができます。家族や友人への手土産探しにもピッタリですよ。「豚肉と海鮮2種盛りセット」 カリッと香ばしい皮の食感をぜひ楽しんで
「豚肉と海鮮2種盛りセット」 660円(税込)
皮はやや厚めで、カリカリとしたクリスピー感と弾力あるもっちり感が絶妙なコントラスト。皮に包まれるスープは豚肉の肉汁が濃厚ながらも、生姜の清涼感がプラスされてあっさりした味わいです。いくらでも食べられてしまいそうな極上のおいしさ!
オススメは2つの味わいを1度に堪能できる「豚肉と海鮮2種盛りセット」。ホタテやエビなどがほうれん草を練りこんだ緑色の皮に包み込まれ、海鮮の凝縮したうまみが存分に感じられます。フカヒレが入っているので、独特の食感も特徴です。スタンディングで食べられるスペースも設けられているので、落ち着いて味わえるのもうれしいところ。「上海小籠包専門店 鵬天閣 新館」
「上海小籠包専門店 鵬天閣 新館」 外観
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【6位】「逃げ恥」の聖地になった四川料理の名店「熊猫(パンダ)飯店」
横浜中華街を代表する四川料理の名店「熊猫(パンダ)飯店」。TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のロケ地(第6話で登場)になったことから「逃げ恥」ファンの聖地としても知られています。みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩3分、JR石川町駅から徒歩9分のところにあるお店に入ると、可愛らしいパンダの置物や飾りが目に飛び込んできます。
熊猫飯店では、肉汁溢れる熱々の小籠包が看板メニューの一つです。高い技術を持つ点心師が丹精込めて作り上げる小籠包は、4個入450円(税込)。産地直送の野菜や魚介点心は脂っこくなくあっさりとした味わいの逸品です。「小籠包」 刻みショウガと一緒にどうぞ
「小籠包」 450円(税込)
「熊猫(パンダ)飯店」 外観
周辺の予約制駐車場
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【7位】創作中華の名店でいただくゴージャス中華!「金香楼(きんこうろう)」
みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩5分、JR関内駅やJR石川町駅から徒歩4分のところにある「金香楼」。懐石やフレンチを取り入れた創作料理を得意とし、中国・江西地区で生み出された1000年以上伝わる歴史深い壺料理が名物の中華料理店です。ゴージャスな店内には、中国の宮廷庭園を彷彿とさせる豪華な水上庭園席が用意されており、滝を眺めながら食事が楽しめます。
創作料理が目立つ「金香楼」ですが、小籠包もこのお店の看板メニュー。もちろん大量の肉汁が溢れる熱々の小籠包はそのまま食べても美味しいですが、お店の方のおすすめの食べ方は刻み生姜を混ぜた黒酢との組み合わせ。相性抜群で飽きがきません!「小籠包」 つるんとした生地がほかとは少し違う♪
「小籠包」 715円(税込)
「金香楼(きんこうろう)」 店内
「金香楼(きんこうろう)」 外観
- 横浜中華街 金香樓
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3.5
50件の口コミ -
- 神奈川県横浜市中区山下町200-9 1-3F
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- 0456805568
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- 11:30-22:00(L.O.21:30)
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- 【公式HP】https://www.kinkoro.com/
すべて表示 -
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【8位】食べ歩き名物・焼き小籠包の元祖!「金鳳酒家(きんほうしゅか)」
みなとみらい線の元町・中華街駅、JR石川町駅から徒歩5分。中華街大通りから市場通り門を入ってすぐのところにある「金鳳酒家」は、横浜中華街を代表する食べ歩きの名物「焼き小籠包(正宗焼き小籠包)」の元祖と言われています。
名物の「焼き小籠包」は、テイクアウトだと4個入561円(税込)。カリッとした裏面ともちっとした表面、一口食べれば溢れ出る肉汁のハーモニーを楽しめます。きらびやかなシャンデリアが映える店内で味わうこともできますが、テイクアウトして食べ歩くのもおすすめです。また、飲み放題付きの「金鳳酒家10周年記念コース(5,000円税込)」には焼き小籠包の食べ放題がついてきます。名物「焼き小籠包」 カリっじゅわっがたまらない!
名物「焼き小籠包」 561円(税込)
「金鳳酒家(きんほうしゅか)」 外観
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【9位】豚肉とフカヒレのうまみたっぷりスープがたまらない「江戸清 中華街大通り店」
みなとみらい線「元町・中華街駅」2番出口から徒歩2分にある「江戸清 中華街大通り店」。店頭のせいろで蒸される「ブタまん」が名物の江戸清ですが、湯杯(タンペイ)小龍包も人気商品の一つ!アルミカップに入っているというユニークなスタイルが特徴的で、食べ歩きしたい時にもピッタリですよ。
中でもオススメはフカヒレ入りの「湯杯小龍包」。スプーンで皮をカットすると熱々のスープが溢れ出ます。豚肉のうまみとフカヒレのコクが溶け出したスープは絶品!他にも「酸辣湯」や「かに味噌」など、ラインナップが豊富です。ぜひ好みの味わいを探してみてくださいね。「湯杯小龍包 フカヒレ入り」 うまみとコクがじゅわっと溶け出します
「湯杯小龍包 フカヒレ入り」 300円(税別)
「江戸清 中華街大通り店」 店頭には点心が色々並びます
「江戸清 中華街大通り店」 外観
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【10位】黒和豚を使用したジューシーさが魅力「萬金楼(マンキンロウ)」
みなとみらい線「元町・中華街駅」から歩いて4分ほど、活気ある中華街大通りにたたずむ「萬金楼(マンキンロウ)」。本格コースからオーダー式食べ放題、飲茶と多彩なスタイルで楽しめる中国料理店です。
点心師が3名も在籍するという萬金楼では点心も自慢の料理の一つ。特に皮にはもちもちとした食感に徹底的にこだわり、丁寧に手作りしているのだそう。小籠包には群馬県産「黒和豚」を使用。ブロックで仕入れお店でミンチにすることで、豚肉本来のうまみが一層際立つのだとか。豚皮コラーゲンや鶏ガラをミックスして作られるスープはジューシー感も抜群! もっちりと柔らかい皮とも見事なバランスです。「小籠包」 モチッとした生地が特徴です
「小籠包」 480円(税別)
「萬金楼(マンキンロウ)」 店内
「萬金楼(マンキンロウ)」 外観