2022年のはじまりは東京で大雪となりました。雪化粧で普段とは異なる趣を見せてくれた東京の街並みに、思わず感嘆したという方も多いのではないでしょうか。雪国でないからこそ、東京の雪景色は格別な感動を人々に与えてくれます。感動を共有したくてSNSに写真を投稿した人もたくさんいたはずです。
しかし、ただ部屋の窓から雪の写真を撮るだけではもったいないと思う人もいるでしょう。せっかくの東京の雪景色なのですから、最高の写真スポットで、最高に美しい写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、雪が降ったら行きたい「東京の絶景雪景色スポット」をご紹介します。美しいイルミネーションスポットから、自然が美しい写真スポットまで揃っているので、ぜひ参考にしてください。
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01
【大田区】皇居|歴史と伝統の織り成す壮麗な雪景色
皇居前広場
「皇居」は都内屈指の人気写真スポットです。普段も落ち着いた雰囲気で素晴らしい写真スポットですが、雪が降るとその美しさは格別といえます。お堀の石垣や木々と雪のコントラストがとても綺麗な風景を作り出します。
また、雪が降ると皇居ランナーや観光客の姿が減って写真が撮りやすくなるので、そういう意味でも雪の日はねらい目です。
撮影スポットは皇居前広場やお堀の前などがおすすめですが、皇居は細部まで美しく作られているので、自分なりの撮影スポットを探すのも良いでしょう。
【アクセス】
千代田線「二重橋前駅」より徒歩15分
三田線「大手町駅」より徒歩15分
JR「東京駅」より徒歩20分皇居外苑
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02
【港区】東京タワー|雪夜に淡く光る幻想的風景
東京タワーと増上寺のコラボレーション
「東京タワー」は日本一の高さを「東京スカイツリー(R)」に明け渡した今でも、多くの方に愛されています。
夜に見る東京タワーは美しいの一言ですが、その美しさの真価は雪夜に発揮されます。雪で霞んだ夜空に煌々と浮かび上がる威容は、まさに幻想的としかいいようのない美しさです。目の当たりにすれば自然とカメラを構えてしまうこと間違いありません。
撮影場所としては、街中でビルの合間から見上げる構図も良いでしょう。「芝公園」や「増上寺」で自然風景と一緒に撮る構図もおすすめです。
【入場料金】※東京タワー
メインデッキ:1,200円
トップデッキツアー:WEB予約 2,800円 / 当日窓口購入 3,000円
【アクセス】
大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分
日比谷線「神谷町駅」より徒歩7分
三田線「御成門駅」より徒歩6分
三田線「芝公園駅」より徒歩10分
浅草線「大門駅」より徒歩10分
JR「浜松町駅」より徒歩15分東京タワー 入場チケット
¥1,200
更新日:2024/04/20
周辺の予約制駐車場
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03
【中央区】浜離宮恩賜庭園|都会を忘れさせる水墨画の世界
浜離宮恩賜庭園
「浜離宮恩賜庭園」は東京の中心ともいえる中央区に位置しながら、ひとたび足を踏み入れると古都へ訪れたかのような気持ちにさせてくれます。普段の美しさもさることながら、雪化粧するとまるで水墨画の中に迷い込んだかのような美しい庭園風景に出会えます。
さらに、遠くの空を見上げれば大きなビルが雪に霞んで浮かび上がるように見え、歴史と現代のコントラストを感じさせてくれます。庭園だけを切り取って撮るのも良し、あえてビル風景を紛れ込ませて撮るのも良しの素晴らしい写真撮影スポットです。
【入場料】
300円
【アクセス】
大江戸線「築地市場駅」より徒歩7分
大江戸線「汐留駅」より徒歩7分
ゆりかもめ「汐留駅」より徒歩7分
JR「新橋駅」より徒歩12分
銀座線「新橋駅」より徒歩12分 -
04
【あきる野市】広徳寺|自然と調和する650年の歴史
広徳寺
「広徳寺」は1373年に創建された歴史あるお寺です。東京ではあるものの、あきる野市ということで周囲には豊かな自然が広がっています。
もともとあまり人でごった返すような場所ではなく、車の往来も多くない場所ですので、雪が降ると静けさがあたりを包み、美しい雪と自然と建築が調和した風景を独り占めできます。自然と調和する650年の歴史を、ぜひ写真に切り取ってみてください。
【入場料】
無料
【アクセス】
五日市線「武蔵五日市駅」より徒歩30分
「武蔵五日市駅」より「払沢の滝入口」、「藤倉」、「数馬」、「上養沢」行のバスに乗車し、「上町」で下車後徒歩15分周辺の予約制駐車場
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05
【千代田区】東京駅|メルヘンチックな雰囲気が魅力的な東京のシンボル
東京駅丸の内駅舎
「東京駅」は多い時では1日に90万人を超える人々が利用することでも知られます。その魅力といえば何といっても、「アムステルダム中央駅」をモデルにしたともいわれる、レンガ造りの「丸の内駅舎」でしょう。
また、駅舎の正面にはイルミネーションで有名な「行幸通り」があります。雪が降るとLEDのシャンパンゴールドの光と雪の白が空を覆いつくしてロマンチックな雰囲気を作り上げます。まるで、外国の雪国にでも迷い込んだかのようなメルヘンな風景は若者を中心にインスタ映えスポットとしても有名です。友達や恋人などと、ぜひ一度訪れてみてください。
【アクセス】
JR「東京駅」より徒歩0分行幸通り
Welcome Suica with JR Lines 1-Day Pass
¥1,500
更新日:2024/04/20
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06
【千代田区】丸の内|心を揺さぶる雪とイルミネーション
丸の内仲通り
丸の内では毎年11月中旬から2月中旬まで「丸の内イルミネーション」と称したイルミネーションイベントが開催されます。丸の内中通りを中心としたエリアの街路樹が約120万球ものLEDでライトアップされるという内容のもので、今回の開催で20年目を迎えました。
LED電球が生み出すシャンパンゴールドの光が冬空に煌めく風景は、それだけでも見ごたえのある美しさですが、そこに深々と降る雪の白が加わるとまさに格別です。一度見たら忘れられない美しさで、写真を撮りたくなること間違いありません。
デートスポットしても人気なので、パートナーと一緒に思い出を撮影にしに行くのも良いでしょう。
【アクセス】
「東京駅」「大手町駅」「有楽町駅」「日比谷駅」「二重橋前駅」より徒歩数分 -
07
【文京区】六義園|美しい庭園と雪が醸し出す静謐な世界
六義園
「六義園(りくぎえん)」は徳川五代将軍綱吉の側用人柳沢吉保が綱吉から賜った土地に造成した庭園です。「桂離宮(かつらりきゅう)」の庭園様式を採用した「回遊式築山泉水庭園」として知られ、現在では国の特別名勝に指定されています。日本三大名勝の1つといわれる石川県の「兼六園」と近い造りをしていることもあり、多くの庭園愛好家に愛されています。
もちろん、雪のない状態でも格好の写真スポットですが、雪が降るとまた一味違った美しさを見せてくれます。冬の時期には雪害から樹木を守るための伝統的な手法「雪吊り」が松の木に施されているのを見られます。
雪中の雪吊りは都内ではなかなか見られないので、気になる方は一度六義園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【入場料】
300円
【アクセス】
山手線または南北線「駒込駅」より徒歩7分
三田線「千石駅」より徒歩10分周辺の予約制駐車場
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08
【武蔵野市・三鷹市】井の頭公園|別世界を思わせる白銀の自然
井の頭公園
「井の頭公園」は住宅街に広がる貴重な自然空間として地元の人を中心に親しまれている公園です。豊かな自然の中に広がる井の頭公園のシンボル「井の頭池」が見どころで、雪が降ると周囲の自然と静かな水面が別世界のような白銀の風景を作り上げます。
井の頭池は古くより景勝地として愛されていたことでも知られ、かの歌川広重が「名所雪月花・井の頭の池 弁財天の社雪の景」という浮世絵を残しているほど。
井の頭公園の周辺は住宅地のために、一度公園内に入ってしまえば高いビルなども視界に入ってきません。自然と雪をテーマにした写真を撮りたいのなら、格好のスポットといえるでしょう。
【入場料】
無料
【アクセス】
井の頭線「井の頭公園駅」より徒歩1分
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