
動物性のお肉に代わる新しいトレンドとして、今注目されているのが「植物肉(プラントベースミート)」。主に大豆・小麦・エンドウ豆といった植物由来の原材料からできた代替肉のことで、植物肉やベジミート、フェイクミートなどとも呼ばれています。
環境や食に関する企業の間で積極的に開発が進められており、「ビヨンドミート」や「Green Meat™」といったブランド名で展開されています。
現時点での需要の中心は、イスラム教徒の多い欧米にあるものの、最近は日本へも普及しつつあり、レストランのメニューにも使われるようになってきています。
そこで今回は、「植物肉(プラントベースミート)」を使った料理が楽しめる東京都内のレストラン&カフェをご紹介します。
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話題の「植物肉(プラントベースミート)」とは?
「植物肉(プラントベースミート)」とは、大豆や小麦、エンドウ豆など植物由来の原料を使って開発された代替肉のこと。
植物肉のうち大豆で作られたものは「大豆ミート」、小麦で作られたものは「小麦ミート」もしくは「グルテンミート」と呼ばれます。大豆由来の「植物肉(プラントベースミート)」 イメージ
いずれも動物肉とほぼ変わらない食感と味わい、見た目が再現されており、一方で動物性の肉と比べて脂質が抑えられ、食物繊維が豊富といったメリットがあります。
現在、植物肉のブランドというと、米国の食品テクノロジー企業ビヨンド・ミート社の「ビヨンドミート」が有名ですが、日本でも食品ベンチャー企業・グリーンカルチャー株式会社の「Green Meat™」が知名度を上げています。グリーンカルチャー株式会社の植物肉「Green Meat™」
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【池袋】The Vegetarian Butcher|アジア初・プラントベースミートの専門店を併設
豊島区西池袋にある「The Vegetarian Butcher(ザ ベジタリアン ブッチャー)」は、オランダのベジタリアン向け食品販売会社が手がけた世界初のコンセプトストアです。
料理に使う全てのお肉が大豆を主原料とする「植物肉(プラントベースミート)」で、低カロリー・低脂質・高たんぱくのため罪悪感なく食事を堪能できます。The Vegetarian Butcher 有名シェフ監修の植物由来のメニュー
また、食品廃棄を減らすための取り組みとして「フードシェアフリッジ」を用意しているのも特徴。余った食材を保管する冷蔵庫があり、店内を利用した方であれば自由に食材の持ち帰りが可能。もちろん食べ残した料理も持ち帰れます。
2021年8月のリニューアルでは、アジアで初めてプラントベースミート専門の肉屋をオープン。量り売りも行っており、マイ容器を持参すれば100円引きでお得に購入できますよ。
【販売形態】イートイン、テイクアウト、物販、ネット通販
【アクセス】JR「池袋駅」から徒歩5分The Vegetarian Butcher 店内で野菜を栽培する「アーバンファーミング」
The Vegetarian Butcher アジア初のプラントベース専門の肉屋を併設
有名シェフ監修の料理 感動のデザートプレート♪
更新日:2022/05/17
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【銀座】CAFE Stylo|大豆由来の植物肉を使ったバーガーやサラダメニューあり
銀座にある老舗文房具店「銀座 伊東屋本店」の最上階に構えるカフェ&レストラン「CAFE Stylo(カフェスティロ)」。ヴィーガン料理の専門店ではないものの、2021年9月からフードテック企業のグリーンカルチャーとコラボし、同社ブランドの植物肉「Green Meat™」を使った料理を提供しています。
もともと「CAFE Stylo」では、11階にある野菜工場「FARM」にてフードテックを活用した野菜を水耕栽培し、ここで採れた野菜をサラダとして提供していました。CAFE Stylo 「Green Meat™ テリヤキバーガー」1,760円(税込)
そこで今回、フードテックという共通点からグリーンカルチャーとのコラボに至ったといいます。
大豆たんぱくを原料にした植物肉のテリヤキバーガーやビーンズサラダなど、ヘルシーでおいしいサンフランシスコ料理をお楽しみあれ!
【販売形態】イートイン、テイクアウト
【アクセス】東京メトロ「銀座駅」A13出口より徒歩3分 / 東京メトロ「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩1分CAFE Stylo 本店11階のフードテックを活用した野菜工場「FARM」
CAFE Stylo 「銀座 伊東屋」本店12階にあるオールデイカフェ&レストラン
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【銀座・新宿三丁目・池袋】AIN SOPH.|日本一有名なヴィーガンレストラン
「AIN SOPH.(アインソフ)」は、2009年から銀座・新宿・池袋などに店舗を展開している日本でも有名なヴィーガンレストランです。ヴィーガンとは肉や魚、乳製品、卵など動物性食材を使用しない完全菜食の料理のこと。
ほかにもグルテンフリーや五葷(ニラ・ニンニク・ネギ・ラッキョウ・アサツキ)を抜いたメニューも用意されています。AIN SOPH. ヴィーガン弁当「吉祥箱」テイクアウト2,400円 / ディナーコース7,200円(税込)
さらに2021年7月からは、新宿店のディナー限定で「Green Meat™」を使用した「和風おろしハンバーグ」の提供を開始。150gとボリューミーながら、大根おろしや大葉、梅、自家製ポン酢でさっぱり食べられます。
【販売形態】イートイン、テイクアウト、ネット通販
【アクセス】
銀座本店:東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」より徒歩1分
新宿店:東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」より徒歩1分
池袋店:JR「池袋駅」より徒歩7分AIN SOPH. Journey 新宿店×グリーンカルチャー株式会社コラボ 「和風おろしハンバーグ」ディナーのみ限定10食 2,200円(税込)
AIN SOPH. Journey 新宿店 外観
- AIN SOPH. 新宿店 Journey(アイン ソフ シンジュクテン ジャーニー )
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- 東京都新宿区新宿3-8-9 新宿Qビル B1F-2F
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- 0359258908
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- 11:30-16:00(L.O.15:00)[ディ…
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【都内5店舗】Mr.FARMER|ヴィーガンメニューが豊富なこだわりのお野菜カフェ
表参道の本店のほか、新宿・駒沢・日比谷・恵比寿と都内5店舗を展開する「Mr.FARMER(ミスターファーマー)」。野菜料理店「やさい家めい」の姉妹店でもあり、全国約100軒の契約農家から届くこだわりの野菜と手作りのドレッシングを使ったサラダが人気です。
大豆ミートやインドネシア発祥の大豆発酵食品「テンペ」を使ったバーガーやロコモコなどのヴィーガンメニュー、グルテンフリーメニュー、高たんぱく・低脂肪の食材を使用したパワープロテインメニューも楽しめます。Mr.FARMER 「ヴィーガンバーガー」1,749円(税込)~ / テイクアウト(ポテト無し)1,285円(税込)~
そのほか野菜以外の食材やドリンク、調味料もできる限りオーガニックのものを使用しているので安心です。
木や緑をセンス良く配し、窓からの採光が心地よい店舗デザインも魅力のひとつです。
【販売形態】イートイン、テイクアウト
【アクセス】
表参道店:東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」より徒歩5分
新宿店:JR「新宿駅」より徒歩2分
駒沢店:田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩10分
日比谷店:東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」より徒歩2分
恵比寿店:JR「恵比寿駅」より徒歩1分Mr.FARMER駒沢オリンピック公園店 店内
東急田園都市線駒沢大学駅駒沢公園口より徒歩約13分
更新日:2022/05/17
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【日比谷】SOLEIL|ハラル・ヴィーガン・ベジタリアン向け料理が充実
千代田区日比谷にある「SOLEIL(ソレイユ)」は、思想や宗教において食べられない食材があるハラルやヴィーガン、ベジタリアンの人でも同じテーブルで食事を楽しめることをコンセプトにしたカフェ&ダイニングレストランです。
全メニューがハラル認証取得済みで、100%植物由来の「オムニ」と呼ばれるベジミートを使ったカレーやハンバーグ、ピザなどがいただけます。SOLEIL ヴィ―ガン対応メニュー
欧米や中東、アジアなど異なる民族の食文化を堪能できるほか、オーガニック食材やスーパーフードを使ったメニューも多く、ヴィーガンの人に限らず世界の料理を味わってみたい人、健康に気を遣っている人もおすすめです。
【販売形態】イートイン
【アクセス】JR「有楽町駅」(日比谷口)徒歩6分SOLEIL 外観
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