【東京】歩いて巡る!都内の「パブリックアート」10選|散歩ついでに東京観光と芸術を楽しもう


2021.11.09

NAVITIME TRAVEL EDITOR

【東京】歩いて巡る!都内の「パブリックアート」10選|散歩ついでに東京観光と芸術を楽しもう

ショッピングやグルメ、観光などあらゆる楽しみにあふれる街・東京。しかし、見どころはそれだけではなく、実はパブリックアートの宝庫でもあります。

都内にある通りや公園、公共施設には、あちらこちらに現代アート作品が点在しており、アート散策に相応しい街がたくさん。そこで今回は、思わず観光や街歩きに出かけたくなる、おすすめのアートスポットをご紹介します。

あなたもこれらのスポットを巡って、散歩をしながらお気に入りのオブジェや芸術作品を見つけてみませんか。

  • 01

    【新宿駅】新宿の目|新宿の街を象徴する光る巨眼のオブジェ

    『新宿の目』は、新宿駅西口地下広場の壁面を彩るパブリックアートで、1969年に宮下芳子氏によって制作されました。

    新宿の街を象徴的に表現した縦3.4m×横10mの巨大な目は、キラリと光る様子が非常に印象的な作品です。瞳の中には照明が仕込まれており、午前10時から午後10時の間に点灯しています。

    『新宿の目』

    『新宿の目』

    『新宿の目』のある新宿駅西口エリアには、多くの高層ビルが建ち並び、数々の現代建築を眺めながら、ショッピングやグルメを満喫できます。そのほか、ポスト印象派で有名なゴッホの『ひまわり』を収蔵している「SOMPO美術館」もあり、アートに親しむことができるエリアです。

    【アクセス】JR「新宿駅」西口改札口から徒歩約3分

    新宿の目
    place
    東京都新宿区西新宿1-7-2 SHINJUKU ODAKYU PARK地階
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    no image
  • 02

    【新宿駅】LOVE|テレビドラマでもおなじみの愛のオブジェ

    西新宿の「新宿アイランド」は、たくさんのパブリックアート作品が展示されている注目のスポットですが、そのなかでも一際目立っているのが『LOVE』のオブジェ。

    敷地の入り口付近に配置された『LOVE』は、米国人のロバート・インディアナの作品で、ドラマの撮影現場となることも多く、何気なくテレビで目にする機会の多いポップアートでしょう。文字をモチーフにしたシンプルでわかりやすいデザインが、目を引きます。

    先程紹介した『新宿の目』から歩いて行ける場所にあるため、アート巡りをするのもおすすめです。

    【アクセス】JR「新宿駅」西口改札口から徒歩約10分

    『LOVE』

    『LOVE』

    新宿アイランド
    place
    東京都新宿区西新宿6丁目5-1
    phone
    0333481177
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    no image
  • 03

    【新宿駅】ゴジラヘッド|歌舞伎町に出現!巨大なゴジラの頭

    新宿歌舞伎町に建つ「新宿東宝ビル」の8階から、映画さながらにゴジラが顔を覗かせ話題となっているのが実寸大の『ゴジラヘッド』です。このオブジェは、特撮のプロである東宝映像美術のスタッフによって制作されました。

    「ホテルグレイスリー新宿」の8階テラスに置かれたこの作品を間近で見たいなら、8階のカフェ利用がおすすめです。また宿泊予約が必要ですが、ホテルには客室からオブジェが見られる「ゴジラビュールーム」とゴジラの世界観が感じられる「ゴジラルーム」があり、ワンランク上の楽しみ方もできます。

    新宿東宝ビル 『ゴジラヘッド』

    新宿東宝ビル 『ゴジラヘッド』

    歌舞伎町は歓楽街のイメージが強いですが、「稲荷鬼王神社」が鎮座し、少し足を伸ばせば酉の市で有名な「花園神社」がある、神社巡りが楽しいエリアでもあります。

    【アクセス】 JR「新宿駅」東口から徒歩約5分

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    新宿東宝ビル
    place
    東京都新宿区歌舞伎町1-19-1
    opening-hour
    オフィシャルサイト参照
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  • 04

    【六本木駅】ママン|卵を抱えた巨大蜘蛛のオブジェ

    港区にある「六本木ヒルズ」の「66プラザ」に設置された『ママン』は、フランス人のルイーズ・ブルジョワの作品です。六本木ヒルズ内には多くのパブリックアートが点在していますが、大理石の卵を抱えた高さ約10mにもなる巨大な母蜘蛛の姿は、かなりのインパクトがあり、異彩を放っています。

    このオブジェのある「六本木ヒルズ」は、ショッピングやグルメだけではない一大観光スポット。52階の展望台からは東京全体が一望でき、「森美術館」では芸術作品を鑑賞することができます。

    六本木ヒルズ 『ママン』

    六本木ヒルズ 『ママン』

    これに加えて、六本木エリアには「サントリー美術館」のある「東京ミッドタウン」や「国立新美術館」など、アート巡りができる場所がたくさんあります。

    【アクセス】東京メトロ日比谷線「六本木駅」C1出口直結

    六本木ヒルズ

    六本木ヒルズ

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    絶景
    六本木
    place
    東京都港区六本木4丁目
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    no image
  • 05

    【虎ノ門ヒルズ駅】ルーツ|世界の多様性を体現する人間のオブジェ

    『ルーツ』は、港区にある「虎ノ門ヒルズ」の「オーバル広場」で膝を抱えて座っている、高さ約10mの大きな彫刻です。

    制作者であるスペイン人のジャウメ・プレンサは、世界の多様性を表現するために、8種類の言語の文字を組み合わせて人間を形作りました。オブジェは夜にはライトアップされ、昼間とは違った表情を見せます。

    虎ノ門ヒルズ 『ルーツ』

    虎ノ門ヒルズ 『ルーツ』

    「虎ノ門ヒルズ」は、ショッピングやグルメが楽しめる複合的な観光スポットですが、周辺には徳川家康ゆかりの「愛宕神社」やさまざまな国の大使館があり、散策にももってこいのエリアです。

    【アクセス】東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」B1出口直結

    虎ノ門ヒルズ

    虎ノ門ヒルズ

    虎ノ門ヒルズ
    place
    東京都港区虎ノ門1丁目
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  • 06

    【新橋駅】日テレ大時計|新橋散歩で思わず立ち止まってしまうからくり時計

    新橋のランドマークのひとつである『日テレ大時計』は、「日本テレビ本社ビル」の壁に貼り付くように設置されています。約12m×約18mという巨大なからくり時計には、この作品のデザイナーである宮崎駿監督の世界観が詰まっています。

    決められた時間になると、個性的なキャラクターたちがエンターテイナーとなり、約3分間にわたって時を知らせてくれます。

    日本テレビ本社ビル 『日テレ大時計』

    日本テレビ本社ビル 『日テレ大時計』

    新橋駅周辺には、特別史跡・特別名勝である「浜離宮恩賜庭園」や日本の鉄道発祥地・汐留の歴史を展示する「旧新橋停車場」などがあり、パブリックアート以外の観光スポットも充実しています。

    【アクセス】ゆりかもめ「新橋駅」からデッキ経由で徒歩約1分

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    公園
    日テレタワー
    place
    東京都港区東新橋1-6-1
    phone
    0570040040
    opening-hour
    店舗・施設により異なる
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  • 07

    【立川駅】オブジェ(見知らぬ人)|立川にやってきたナイジェリアの首長たち

    『見知らぬ人』は、かつて米軍基地だった立川駅の北側エリアを再開発した芸術の街「ファーレ立川」にあります。「ファーレ立川」には、世界中から109もの作品が集まり、アート巡りにうってつけの観光スポット。市民ボランティアによる予約制のアートツアーも好評です。

    そのなかのひとつである『見知らぬ人』は、ナイジェリア人のサンデー・ジャック・アクパンによって作られたセメント彫刻。アフリカらしさを感じさせる独特の色彩感覚で描き分けられた首長たちが、訪れる人々を歓迎してくれます。

    【アクセス】JR「立川駅」北口から徒歩約6分 / 多摩モノレール「立川北駅」から徒歩約4分

    ファーレ立川 『見知らぬ人』

    ファーレ立川 『見知らぬ人』

    ファーレ立川アート
    place
    東京都立川市曙町2-40
    phone
    0425232111
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    no image
  • 08

    【立川駅】最後の買い物|買い物かごの形をした排気筒

    『最後の買い物』もまた、「ファーレ立川』に点在するパブリックアートのひとつです。作者のタン・ダ・ウは、シンガポールのアーティストで、強化繊維プラスチックとステンレス鋼で作られた巨大な買い物かごは、ただのオブジェではなく、驚くことに排気筒の役目を果たしています。

    立川エリアの観光スポットには、自然豊かな「国営昭和記念公園」があり、園内には日本庭園も併設されており、四季折々の花を楽しめる市民の癒やしの場となっています。
     
    【アクセス】JR「立川駅」北口から徒歩約6分 / 多摩モノレール「立川北駅」から徒歩約8分

    ファーレ立川 『最後の買い物』

    ファーレ立川 『最後の買い物』

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    ファーレ立川アート
    place
    東京都立川市曙町2-40
    phone
    0425232111
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  • 09

    【西荻窪駅】六童子|アンティークの街の道しるべ

    『六童子』は、杉並区の西荻窪駅を中心に点在する、街歩きをアシストするように置かれた6点の彫刻作品です。作者は、奈良県の公式マスコットキャラクター「せんとくん」を代表作にもつ籔内佐斗司(やぶうちさとし)氏。
    西荻窪の街が発展することを願って、元気な子供をモチーフにしたパブリックアートが制作されました。

    駅から一番近くにあるのは、象の背中に乗った姿が愛らしい「花の童子」。南口の花壇でその姿を見ることができます。全ての童子を見て回るとなると、1時間程かかりますが、運動不足解消にちょうど良い散策ができますよ。

    西荻窪駅前 『花の童子』

    西荻窪駅前 『花の童子』

    そのほかにも、西荻窪にはアントニン・レーモンドが設計した名建築が残る「東京女子大学(見学には許可が必要)」や「杉並アニメーションミュージアム」といった名所があります。

    【アクセス】西荻窪駅周辺に点在

    西荻窪児童公園 『おすもう童子』

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    西荻窪
    place
    東京都杉並区西荻南
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  • 10

    【渋谷駅】明日の神話|渋谷に復活した岡本太郎の巨大壁画

    『明日の神話』は、渋谷マークシティ2階の自由通路に描かれている巨大な壁画。

    岡本太郎氏の最高傑作とも評されるこの作品は原爆を描いたものですが、単純にその光景を描いたわけではありません。原爆を乗り越えた先にこそ「明日の神話」が生まれるという作者のメッセージが、壁画を通して伝わってくるような力強い作品に仕上がっています。

    再開発が進行中の渋谷は日々変化しており、「忠犬ハチ公」や「モヤイ像」のような定番の待ち合わせスポットを残しつつ、「渋谷スクランブルスクエア」のような新しい施設が次々に誕生する、街歩きが魅力的なエリアです。
     
    【アクセス】京王井の頭線渋谷駅に直結

    渋谷駅 『明日の神話』

    渋谷駅 『明日の神話』

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    東京都渋谷区道玄坂1丁目
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