香川県高松市から約4kmに位置する女木島(香川県高松市女木町)は高松港からわずか20分で到着する瀬戸内海の小さな島です。実はこの島は日本でもその名を知らない人はいないのではというくらい有名な『鬼が島』という別名がついています。その昔、鬼が住んでいたと伝えられることからこの別名がついたとのこと。女木島は瀬戸内国際芸術祭の会場となっており島内には様々な種類のアートもたくさんあるので、島内にある魅力的なスポットをご紹介します。

  • 01

    可愛いフェリー「めおん号」

    "瀬戸内の小島の男木島へ向かうにはまずJR高松駅を目指すのが分かりやすいです。空路で瀬戸内地域へ訪れる方は高松空港からJR高松駅へ向かうリムジンバスが出ているので利用すると便利です。JR高松駅についたら徒歩約10分で高松港です。
    "高松港の第一浮浅橋から出港している「めおん」と名付けられたフェリーに乗って海を渡ります。男木島行きのフェリーに乗って、高松港から約20分で到着です。フェリー乗り場の横には色鮮やかな大きな2本の柱のランドマーク『Liminal Air -core-』が立っているのでこちらを目印にすると分かりやすいです。

    JR高松駅外観

    JR高松駅外観

    カラフルな『Liminal Air-core-』

    カラフルな『Liminal Air-core-』

    フェリー「めおん」は高松港から女木島、男木島を結んでいます。白と赤で小ぶりな可愛い船体は、青い海と空によく映えます。1日6便、通常2時間おきに運行しています。料金は大人往復740円、小人380円(共に税込み)。本数は多くないので時刻表を事前にチェックしておくと安心です。帰りの最終便は17時台なので島を訪れる際は早い時間からがのんびりできておススメです。また、島内の道は細いので車でのアクセスの場合はJR高松駅付近に駐車場があるので利用して下さい。

    女木島(鬼ヶ島)の切符売り場

    女木島(鬼ヶ島)の切符売り場

    雌雄海運フェリー「めおん号」

    雌雄海運フェリー「めおん号」

    高松港と男木島の中間に位置

    高松港と男木島の中間に位置

    海へでると沢山の島々と穏やかな海が広がる瀬戸内海の景色が。心地よい潮風にふかれていると間もなく女木島へ。だんだん近づいてくると目に飛び込んでくるのが堤防の先にある鬼の彫像。古来より鬼が住んでいたという伝説から別名「鬼が島」と呼ばれることから灯台も鬼の形をしていて、異名感をさっそく港で感じさせてくれます。女木島に着いてからのの情報収集は港すぐの「おにの館」で。インフォメーションデスクが併設されているので、島の観光情報や島内奥へのバスチケットの購入、レンタサイクルの手続きなどが行えます。島はアップダウンもあるので島全体を巡るのであれば電動アシスト付き自転車を利用するのが便利です。

    鬼の灯台

    鬼の灯台

    おにの館

    おにの館

    インフォメーション内部

    インフォメーション内部

    高松市鬼ケ島おにの館
    place
    香川県高松市女木町15-22
    phone
    0878730728
    opening-hour
    8:00-17:20
  • 02

    島内のアート作品を堪能しよう

    島についてメインのアートスポットは港近くに集まっているので徒歩で散策できます。港からすぐの防波堤にずらりと並んだキュートなカモメがお出迎えするアート作品「かもめの駐車場」。その数なんと300羽!島1番の可愛い写真スポットが現代美術家木村崇人のアートで女木島を代表する作品です。こちらの可愛い作品は、海風の流れとカモメの群れの習性を表現し、風が吹くと一斉に向きを変える風見鶏になっています。写真を撮るときは、船の到着時は撮影する人で込み合うので少し時間を空けると撮影しやすいです。

    木村崇人「カモメの駐車場」

    木村崇人「カモメの駐車場」

    おにの館近くの砂浜で音色が聞こえてきました。こちらは禿鷹墳上の作品「20世紀の回想」。瀬戸内国際芸術祭2010の時に設置された作品で、海沿いに佇む青銅で出来たグランドピアノとその上に立つ4本の帆で構成されたインスタレーションです。ピアノと海の波の音がセッションを奏でる旋律のように聞こえてきて視覚と聴覚、潮の香りの嗅覚を楽しめる作品です。

    禿鷹墳上「20世紀の回想」

    禿鷹墳上「20世紀の回想」

    港から少し歩いたら畑や民家ばかりのエリアに突然映画館が現れます。古い倉庫がアメリカの古い映画館のように生まれ変わった「女木島名画座」。制作者はかつてのアメリカのマンハッタン42丁目にあった映画館が忘れられず、その映画館の歴史がビデオ映像と絵で記録されている作品です。アメリカンテイストなポップで写真映えする箇所がたくさんあり、島の町並風景と映画館のテイストのミスマッチも楽しめる場所です。芸術祭会期外でも鑑賞可能で館内は写真撮影もOKなので、是非訪れてみてください。

    依田洋一郎  ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」

    依田洋一郎 ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」

    壁には手書きの絵が

    壁には手書きの絵が

    散策ルートの海岸から海の反対側にある町が見える程距離が近いです。少しの船旅ですが島の砂浜と海の景色は日常を忘れて非常にリラックス出来ます。波や風が心地よいので砂浜で時間を忘れてのんびりと過ごすのもおススメです。

    作品の巡りの間に砂浜でまったり 

    作品の巡りの間に砂浜でまったり 

  • 03

    迷路のような街並み散策

    港のそばにはイメージの「鬼ヶ島」らしい石垣が。お城の一部のようですが、これは強風から家々を守るために築かれた〖オーテ〗と呼ばれる石垣です。冬になると、女木島では北西からの季節風が吹き下ろす『オトシ』と呼ばれる強風が発生します。風による波しぶきや海水が家まで入ってきてしまうため、それを防ぐためにこのような高い石垣が造られました。高さ4.2m、長さ32m、女木島特有の景観です。オーテの中はまるで迷路のようなので、歩くだけで島の風情を楽しめます。

    女木島のオーテ

    女木島のオーテ

    近くにいくとすごい高さの石垣です

    近くにいくとすごい高さの石垣です

    細い路地が広がる女木島の街並は島の日常感に溢れてます。のんびりとした空気感で猫ものんびりと道端で日向ぼっこをしてました。アート巡りだけではなく路地散策も島旅の楽しみ方なのでゆっくり散策してみてください。

    猫ものんびりしています

    散策でお腹が空いたら島のお食事処である「鬼の台所」へ。女木島は食事ポイントが多くはないので、フェリーの待合所のおにの館か、こちらの鬼の台所のいづれかの利用が分かりやすいです。鬼の台所へはオーテから道なりに進むと看板が出てくるのでそれを頼りに5分程歩いていくと見つかります。昔ながらの食堂のような店内は明るい雰囲気になっていてカウンター席とテーブル席があります。

    「鬼の台所」看板

    「鬼の台所」看板

    散策でお腹が空いたら島のお食事処である「鬼の台所」へ。女木島は食事ポイントが多くはないので、フェリーの待合所のおにの館か、こちらの鬼の台所のいづれかの利用が分かりやすいです。鬼の台所へはオーテから道なりに進むと看板が出てくるのでそれを頼りに5分程歩いていくと見つかります。昔ながらの食堂のような店内は明るい雰囲気になっていてカウンター席とテーブル席があります。

    味のある昔ながらの食堂

    味のある昔ながらの食堂

    注文方法は前払いで、メニューを見て選んで注文するか天ぷらや小鉢の料理を自由に取って食るかの2パターンあります。香川名物の「しっぽくうどん」や鬼をイメージした「おにうどん」、「女木島カレー」などがいただけます。また珈琲やコロッケなどはテイクアウトも出来るので散策のお供にもおすすめです。お店の方もきさくな人柄で素敵なので地元飯を楽しみに訪れてみて下さい。

    名物しっぽくうどん 600円 (税込み)

    名物しっぽくうどん 600円 (税込み)

    テイクアウトも可能です。

    テイクアウトも可能です。

    女木島は港周辺にアート作品が集中しているので気軽に散策しやすい場所です。自然とアートが融合した五感で体験するアート作品が多く、ゆったりと波の音に癒されながらカメラを片手に何度でも訪れたくなる島です。島の自然とアートに触れにぜひ女木島を訪れてみて下さい!

    女木島
    place
    香川県高松市女木町

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