ノスタルジックな街並みが美しい小樽は、歴史的建造物が数多く残されている北海道の中でも特に人気の観光地。そんな魅力溢れる港町・小樽でおすすめのスポットを20選一気にご紹介。地元で人気のランチやお寿司、海鮮などのグルメ、お土産やアクティビティなど見どころたくさん。
ぜひ小樽観光の参考にしてみてくださいね。
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【観光】光と影の織りなす美しさを楽しむ「小樽芸術村 ステンドグラス美術館」
アート好きの人におすすめの観光スポット「小樽芸術村」。その中にある「ステンドグラス美術館」は、色鮮やかなヨーロッパのステンドグラスの数々を鑑賞できる貴重なスポットです。
ステンドグラス美術館に所蔵されている作品は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会で使用されていたステンドグラス。日本人もよく知る「最後の晩餐」や「ジャンヌ・ダルク」を描いたステンドグラスも展示されています。ずっと眺めていると、あまりにも見事なそのデザインやカラーに圧倒されてしまいます。また、受付では無料で音声案内ガイドを借りることができ、一つ一つの作品の説明を聞くことも可能です。小樽芸術村 ステンドグラス美術館
小樽芸術村 ステンドグラス美術館
音声案内ガイド
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【観光】神秘的なブルーの世界に感動!「青の洞窟」
世界的に有名な南イタリアの観光名所「青の洞窟」ですが、実は小樽にも同じぐらい美しい洞窟があることをご存知ですか?いくつかツアーがありますが、今回は株式会社ツウセンが開催する「元祖!小樽青の洞窟クルーズbyツウセン」(大人5,000円)をご紹介。
こちらのツアーでは、広いオープンデッキのボートに乗って、巨大な岩壁と自然が作り出した美の世界を堪能することができます。洞窟奥の暗いところを水中ブルーライトで照らしてくれるので、洞窟の美しさが良く分かるはず。
運行期間は例年4月上旬頃〜11月上旬頃まで。春~夏には夕日を見ることができるサンセットクルーズもあるので、天気がよければ絶景を堪能できます。「元祖!小樽青の洞窟クルーズ」 船乗場
小樽青の洞窟
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【体験】ビールができるまでの工程がわかる「小樽倉庫No.1 ビール工場見学」
本場ドイツのビールやお料理を楽しめるビアパブ「小樽倉庫No.1」では、醸造所を見学することができます。ビール醸造に使用される本物の麦芽の試食にはじまり、仕込み釜や発酵タンクの見学、ラガールームへの入室、発酵前の麦汁の試飲など内容も充実。見学は無料なので、ビール好きの人はぜひ体験してみてください。毎週木曜、土曜はプロストの日として、飲み放題も実施。
小樽駅からまっすぐ運河方向に歩いて12分ほどで到着します。小樽倉庫No.1 店内
ビール工場見学
発酵前の麦汁の試飲
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【体験】小樽観光には絶対に外せない!「小樽運河クルーズ」
港町・小樽の街並みを堪能できる「小樽運河クルーズ」は小樽でも人気のアクティビティ。季節によって様々な表情を見せる小樽運河を、約40分間で巡るクルージングです。
運河沿いに立ち並ぶ石造倉庫群や歴史的建造物は、これぞ小樽といったノスタルジックな風景。バイオディーゼル燃料を使用した船でデイクルーズやナイトクルーズを楽しめます。札幌からの日帰り観光に最適ですが、昼、夜それぞれに違った景色を楽しめるので、しっかりと景色を眺めて楽しむなら昼、ロマンチックな気分に浸るなら小樽の夜景を見ながら楽しめる夜がおすすめです。
【関連記事】レトロな建築美。ガス灯揺れる夜景。昼も夜もときめく「小樽運河クルーズ」ナイトクルーズの様子
小樽運河クルーズ
クルーズ乗り場
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【体験】手作りキャンドルで旅の思い出作り「小樽キャンドル工房」
つたに覆われた建物が目印の「小樽キャンドル工房」。明治44年に建てられた倉庫を改装したという店内には、国内外からセレクトしたキャンドルやアロマキャンドルが揃います。
また、お店に併設された手作り工房では、キャンドル作りの体験も可能。席が空いていれば予約なしでも参加できます。ドライオレンジやドライフラワーを入れたボタニカルキャンドルや、飾っておいてもおしゃれなアロマワックスバーなど、可愛らしいキャンドルを作ることができます。
旅の思い出に、自分だけのオリジナルキャンドルを作ってみては?「アロマワックスバー」 2200円(税込) ※製作時間30分+冷却30分
小樽キャンドル工房
小樽キャンドル工房 外観
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【ランチ】北海道の食材を使った絶品ランチ「シロクマ食堂」
「シロクマ食堂」は地元民にも人気のカジュアルなレストラン。カウンター席のみの小さなお店ですが、食べログの「北海道ベストランチ2014」や「北海道ベストレストラン2014」にも選ばれた実力派です。
ランチはパスタ、ハンバーグ、カレー、海鮮丼を中心としたメニュー。おすすめは「かにみそクリームスパゲティ」です。北海道産ベニズワイガニとかにみそがのった濃厚なクリームがパスタとよく絡みます。デザートにはさっぱりとした「シロクマアイス」をどうぞ♪こちらも絶品!「黒豚100%のハンバーグ」 130g 1000円(税込)
店内にはシロクマにちなんだグッズがずらり
シロクマ食堂 店内
周辺の予約制駐車場
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【カフェ】ランプの美しさにうっとり「北一ホール」
観光客で賑わう堺町通りに店を構える「北一硝子」は小樽を代表するガラスメーカー。その三号館にあるカフェ「北一ホール」は、非日常を味わえるロマンチックなカフェです。店内に一歩足を踏み入れると、そこはまるで異世界。167個の石油ランプがきらめく幻想的な空間が広がっています。柔らかなオレンジ色の光に包まれて、静かな時間が流れます。
店内に200個近くもあるランプは開館と同時に全て手作業で点灯されているそう。AM8:45に行けば、ランプに命を吹き込む貴重な瞬間を見ることができます。
おすすめのメニューは、特製のミルクティソフトや小樽の郷土料理が楽しめる「小樽箱膳」など。デートにもおすすめのロマンチックなスポットです。
【関連記事】まるで映画の世界。167個の石油ランプだけがきらめく「北一ホール」で非日常体験写真提供:北一ホール
ピアノ演奏の様子写真 提供:北一ホール
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【カフェ】 レトロな喫茶店で楽しむ元祖アイスクリーム「アイスクリームパーラー美園」
北海道名物と言えば、アイスクリームもその一つ。そんな北海道で初めてアイスクリームを製造・販売したお店が、「アイスクリームパーラー美園」です。
1919年創業の老舗で、新鮮な牛乳、卵、クリーム、フルーツ、蜂蜜を原料として、大正時代から変わらない製法でアイスクリームを作っています。定番の「愛須句吏夢(あいすくりいむ)」は、真っ赤なチェリーとウェハースが添えられた可愛いらしい一品。ホットコーヒーと一緒にいただくのがおすすめです。「苺素柔凍(いちごそふと)」 600円
「愛須句吏夢(あいすくりいむ)」 480円(税込)
アイスクリームパーラー美園 店内
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【スイーツ】あの洋菓子店の聖地!「ルタオ」6店舗巡り
全国的に有名な「ルタオ」は、北海道を代表する洋菓子店ですよね。道内にはたくさんの店舗がありますが、本店は小樽にあります。
堺町通りに建つ大きな塔のある洋館がルタオ本店の目印。一番人気はルタオの代名詞とも言うべき「ドゥーブルフロマージュ」です。他にも作りたてのケーキや焼菓子、チョコレート、本店にしかない限定商品などを購入することができます。
また、小樽市内には異なるコンセプトのルタオが6店舗もあるんです。それぞれの店舗でしか買えない限定商品などもあるので、ぜひ巡ってその違いを楽しんでみてください。
【関連記事】あなたはどのルタオがお好き?小樽に散らばるルタオ全6店舗をガイド「ドゥーブルフロマージュ」 1728円(税込)
小樽洋菓子舗 ルタオ本店
ルタオ パトス 「ヴェネチア ランデヴー」
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【寿司】おトクに絶品お寿司を楽しむなら「魚真」
地元のお客さんからも愛される「魚真」は、味もコスパも抜群のお寿司屋さん。広い店内には、カウンター席とテーブル席、お座敷が用意されています。握り寿司のセット(特上)は、ウニやイクラなど高級食材が入ってなんと1900円!新鮮な魚介を使ったネタの大きなお寿司10貫と、海鮮出汁のきいた土瓶蒸しも付いてきます。驚きの値段で豪華なネタを楽しめる、コスパ最高のお寿司屋さんです。
小樽駅から徒歩10分で、アクセスも良好。月1回不定休があるので、予約して訪れるのが確実です。握りずしセット 特上 1900円(税込)
セットの土瓶蒸し
魚真 外観
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【寿司】北海道ならではのネタを存分に楽しむなら「小樽たけの寿司」
おすすめのお寿司屋さんをもう1店ご紹介。活気溢れる堺町通りに店を構える「小樽たけの寿司」は、行列ができる人気店です。大正初期の建造物を再利用したレトロモダンな店内が特徴です。
小樽近海をはじめ北海道沿岸で獲れた新鮮なネタと、北海道産のお米を活かしたブレンド米を使用したシャリ。塩や酢まで一から吟味されたこだわりのお寿司をいただけます。
日によって内容が変わる「小樽握り」は、13貫も付いてくる大満足の一品。日本酒や焼酎の種類も豊富なので、お酒と一緒にゆっくりと時間をかけて味わうのがおすすめです。小樽にぎり 3260円
小樽たけの寿司 外観
周辺の予約制駐車場
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【海鮮丼】ボリューム満点の海鮮丼を味わえる「滝波食堂」
小樽駅を出てすぐの小樽の台所「小樽三角市場」は、海鮮料理のお店がたくさん軒を連ねています。その中でも観光客から大人気の海鮮丼屋さんが「滝波食堂」。
お店の水槽から生きた魚介をそのまま運んで調理してくれるので、ネタの新鮮さはお墨付き!自分の好きな食材を3品または4品選んで丼にできる「わがまま丼」は特に人気のメニューです。丼・定食を注文した人に無料でサービスされるカニ汁も出汁が効いていて絶品。
常に行列ができていますが、朝8時ごろの開店時に行くと比較的空いているそうです。元祖・わがまま丼 ご飯小(自家製イクラ・生うに・かに) 1800円(税込)
北のどんぶり屋 滝波食堂
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【かまぼこ】今大注目のB級グルメを堪能!「かま栄」
かまぼこの老舗店「かま栄」が販売している、小樽で人気のB級グルメ「パンロール」。北海道出身の俳優・大泉洋さんがテレビで絶賛したことから注目されるようになりました。
パンロールを販売しているのは、創業100年を超える老舗のかまぼこ店「かま栄」の工場直営店。見た目は少し大きめの春巻き、という感じ。中は豚ひき肉、たまねぎ、胡椒入りのすり身をパンで巻いて揚げてあります。サクサクのパンとプリッとしたすり身の相性は抜群!おやつにもぴったりの一品です。無料で予約不要の工場見学もできます。パンロール 1本 216円
かま栄 工場直売店 外観
周辺の予約制駐車場
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【お酒】 北海道のワインとグルメを堪能「小樽バイン」
JR小樽駅から少し歩いた先に見える風格ある洋館。小樽を代表する歴史的建造物の一つ「旧北海道銀行本店」です。この建物の中に、美味しいワインとお食事を楽しめるカフェレストラン「小樽バイン」があります。
地元の「おたるワイン」を中心に、常時約10種類のグラスワインが用意されています。シェフ自慢の薄焼きピザやパスタ、肉料理など、北海道の食材を使ったイタリアンはどれも絶品です。カフェに併設されたショップには100種類にも及ぶワインが勢ぞろい。おたるワインをはじめ道内各地のワインが揃っており、お土産にもおすすめです。ランチタイムも営業しているので、お昼から贅沢にワインを楽しんでみては?小樽バイン 外観
おすすめの「飲み比べセット」 1700円
小樽バイン 店内
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【お酒】NYスタイルのカクテルで大人の時間を「BAR MODERN TIMES(バーモダンタイムズ)」
小樽駅から歩いて15分ほどの「BAR MODERN TIMES」は、港街のstylish&coolがコンセプトの隠れ家的バー。洗練されたNYスタイルのカクテルを提供しています。
観光客から好評なのが「フィッシュボールカクテル」。北海道ワイン「おたる ナイヤガラ」を使用した小樽のご当地カクテル「生ワインボール」が、金魚鉢のような可愛らしいグラスに入って提供されます。色とりどりのカクテルは写真映え間違いなし♪ノンアルコールカクテルも充実しているので、お酒が苦手な人でも楽しめます。おいしいお酒を飲みながら、地元をよく知るマスターとの会話も楽しんでみて。「フィッシュボールカクテル」
BAR MODERN TIMES 店内
- BAR MODERN TIMES
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- 北海道小樽市花園1-9-26 第二小川ビル1階
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- 0134332025
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- 月-木・日 ディナー:18:00-翌1…
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- 【Facebook】https://www.facebook.com/modamasu
すべて表示◆生ワインボール監修◆ ◆ニューヨークスタイル◆
更新日:2024/04/20
周辺の予約制駐車場
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【お土産】クスッと笑えるお土産が揃う「利尻屋みのや」
堺町通りを歩いていると目に入る「お父さん預かります」と書かれたシュールな看板。どうにも気になるこの看板は、昆布の専門店「利尻屋みのや」のものです。「浦島太郎の若めスープ」や「となりのトロロ」など、まるでおやじギャグのような名前の商品がたくさん。ユーモア溢れる商品はネタ土産としてもおすすめです。
ちなみに看板の意味は、たくさんの人が集まる観光地ならでは。お母さんの長〜いショッピングに付き合わされる世のお父さんたちを預かり、昆布のおもてなしで寛いで行ってください、という意味だそうです。「パリパリくろべぇ」 550円(税込)
「百五十歳若返るふりかけ」
利尻屋みのや 外観
周辺の予約制駐車場
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【お土産】小樽ガラスと言えばここ!「北一硝子三号館」
小樽の伝統工芸品と言えばガラス製品。小樽市内にはたくさんのガラス店がありますが、中でもよく知られているのが「北一硝子三号館」です。歴史を感じさせるレンガ造りの店舗は、明治24年に漁業用倉庫として建てられた木骨石張倉庫を改装して造られたそう。世界中でここだけと言われている石油ランプの大ホールがあり、大小様々な本物のランプの灯が独特な雰囲気を醸し出しています。
店内は洋・和・カントリー3つフロアに分かれていて、それぞれのテーマに沿ったオリジナルのガラス製品を販売しています。北一硝子三号館
北一硝子三号館 店内
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【お土産】天使の音色に癒される♪「小樽オルゴール堂本館」
メルヘン交差点にある”小樽のシンボル”とも言えるオルゴールの専門店。明治45年に建てられた異国情緒溢れるレンガ造りの建物をリノベーションして店舗にしています。国内最大級の世界各国から集められた3,400種以上ものオルゴールは目移りするほどどれも美しく魅力的。ノスタルジックできらびやかな店内に乙女ゴコロをくすぐられます。
また入り口側にある蒸気時計は、1時間ごとにボイラーで蒸気を発生させて時刻を教えてくれるので、ぜひチェックしてみてください。記念撮影スポットとしても大人気です。小樽オルゴール堂本館
小樽オルゴール堂本館 店内
小樽オルゴール堂本館 外観
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【お酒】ちょっと足を延ばして…“マッサン”のロケ地「ニッカウヰスキー余市蒸留所」
“日本のウイスキーの父”と呼ばれる、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。NHKの連続テレビ小説「マッサン」で一躍有名になりました。そのニッカウヰスキーの原点とも言えるのがここ「余市蒸留所」です。一番の見どころは、無料でウイスキーの歴史や製造工程を見学できる「ウイスキー博物館」。竹鶴と妻のリタが暮らした邸宅なども見学できます。この他、「ウイスキーの試飲コーナー」や工場限定の原酒販売などもあります。
蒸留所のある余市町は、小樽市外から車で30分ほどの距離。JR余市駅からも徒歩圏内なので、お酒も楽しみたい人は電車で行きましょう。
【関連記事】マッサンとリタの夢の結晶を体感しよう!世界に誇るジャパニーズウイスキーの工場を見学無料で試飲もできる「ニッカウヰスキー余市蒸留所」ニッカウヰスキー余市蒸留所
ニッカウヰスキー余市蒸留所
周辺の予約制駐車場
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【絶景】北海道のダイナミックな自然を満喫「神威岬」
神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡の突端にある岬。カムイとは、アイヌの人々の言葉で「神」を意味します。小樽からは車で1時間程度です。
駐車場から「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を20~30分ほど進むと岬の先端に到着。積丹ブルーの美しい海と、周囲300度の丸みを帯びた水平線を臨むことができます。眼下に見える「神威岩」は神威岬のシンボルであり、恋に焦がれた乙女の化身とされています。
チャレンカの小道はアップダウンが大きいため、足元はスニーカーがおすすめ。眼下に広がるダイナミックな日本海の絶景をぜひ写真に収めましょう。
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目が覚めるほどに青く澄んだ積丹ブルー