福岡の中心地から車で約1時間のところにあるのが、舟に乗って昔ながらの風情を感じることができる"お堀めぐり"で有名な「柳川(やながわ)」。そんな柳川の名物といったら「うなぎのせいろ蒸し」です。秘伝のタレを硬めに炊いたご飯にまぶして蒸し、その上に香ばしく焼いたうなぎの蒲焼をのせて再度蒸すといった手間暇かけて作られているお料理なんだとか。そこに錦糸玉子が添えられていて華やかな見た目も特徴的です。今回はそんなうなぎのせいろ蒸しをランチでいただけるお店を厳選して3つご紹介します。
お堀めぐりだけではなく、春には柳川雛祭り、夏には大規模な有明海花火フェスタや50万本咲くひまわり園など、魅力あふれる柳川へ遊びにいった際のランチ選びにぜひチェックしてみてくださいね。
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水の都・柳川
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「若松屋」お堀めぐり終点からすぐ!柳川指折りの名店
創業から150年以上続くうなぎ料理店「若松屋」は、お堀めぐりの終点から歩いてすぐのところにあり、柳川に訪れる多くの観光客から愛され続けている老舗です。
こちらでは、秘伝のタレと混ぜたご飯の上に、九州産うなぎの蒲焼と錦糸卵を乗せ、蒸気で蒸らしてつくられた"せいろ蒸し"はもちろん、炭火でじっくりと焼いた極上うなぎに代々受け継がれたタレがたっぷりとくぐらせられた"蒲焼き"や丼もの、定食などバラエティに富んだうなぎ料理をいただくことができます。また、お持ち帰りもできるのでお土産として買ってかえることもできそうです♪「若松屋」の"せいろ蒸し"
「若松屋」の"蒲焼き"
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「皿屋 福柳(さらや ふくりゅう)」1日に2000個売れる"うなむす"も
皿屋 福柳(さらや ふくりゅう)は、創業250年以上愛され続けている老舗。こちらもお堀めぐりの終点地から歩いてすぐのところにあります。閑静な自然庭園を見渡せるお座敷がある店内でゆったりと食事をすることができます。
福柳の"鰻せいろむし"は、秘伝のタレをご飯にまぶして蒸した上に、国産のうなぎの蒲焼と錦糸卵が乗り、セットできも吸いが付くお得感のあるメニューや、"柳川鍋"という土鍋にダシとささがきゴボウ、どじょうを入れて卵でとじたもう一つの柳川名物をいただくこともできます。
こちらでは柳川ブランド認定品され、一日に2000個も売れるという"うなむす"も2つで500円とリーズナブルに購入することができるので、柳川散策中に小腹が空いたら立ち寄るのもおすすめです。「福柳」 の"鰻せいろむし"
「福柳」 で人気の"うなむす" 2個500円(税別)
「福柳」 内観
「福柳」 外観
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「レストラン対月館」国指定名勝・日本庭園を前にいただく贅沢
レストラン対月館(たいげつかん)は、国指定名勝・立花氏庭園の園内にあるレストランです。こちらでは、クロマツに囲まれた趣のある日本庭園「松濤園(とうしょうえん)」の風景を眺めながら名物のうなぎのせいろ蒸しをいただくことができます。
レストランは園内にあるため、食事とは別途入園料700円が必要ですが、せいろ蒸しはオーダーしてから出来上がるまでに25分程かかるので、その間に明治時代の建築物で松濤園を見渡せる100畳もある広々とした「大広間」や、「西洋館」、「立花家史料館」などを見学して待つこともできるそうです。
当日行っても貸切利用されている場合オーダーできないことがあるので、事前に電話かネットで予約していくのがベターです。日本庭園「松濤園」
「西洋館」