今、福岡の観光地としてじわじわと人気を集めている筑後。日本のレトロ建築や一年中フルーツ狩りが楽しめるスポット、質の良い温泉などが充実しており、国内外問わず旅行者が増えているエリアなんです。
今回は数ある名所の中でも、フルーツとレトロモダンな雰囲気をたっぷり楽しむ女子旅向けの1dayプランをご紹介。もちろん家族連れやカップル、男性同士でも十分満喫できます!
※筑後エリアは観光地が駅から離れていることも多いので、車での移動がおすすめです。また、プランはあくまでおおよその時間ですので、滞在時間や道路状況によって変わることがあります。
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【9:00】「はちみつカフェ cozy room」で朝ごはん
旅の始まりは素敵な朝ごはんから。
養蜂場が営むアットホームなカフェ「はちみつカフェ cozy room」は、ここで育てられた蜂から採れる新鮮なハチミツを使ったスイーツやカフェメニューが人気。
一番のオススメは、分厚いトーストにたっぷりの蜂蜜とバニラアイスがのせられた「ハニートースト」。卓上にも3種類の蜂蜜が用意されており、自家製のハニーを余すところなく堪能できます。
朝ごはんにはもちろん、お土産を購入するのにもぴったりの場所です。はちみつカフェ cozy room 内観
ハニートースト 540円
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【09:50】気品あふれるレトロ聖堂にうっとり。「今村天主堂(:今村カトリック教会)」
先程の「cozy room」から車で10分程、「今村天主堂」は、国の重要文化財にも認定されているロマネスク風様式を取り入れた教会。筑後平野の農村にそびえ立ち、その大きさ、美しさには誰もが圧倒されるといいます。”筑後にこんな素敵なレトロ建築があったなんて…”そう思ってしまうほど、まるで絵画のように日本離れした建築様式と、その堂々たる姿。
脇入口から堂内に入ると、リヴ・ヴォールト天井やステンドグラス、完成度の高い立面構成・意匠など、精巧に造られた祈りの場などが現れ、さらにその素晴らしさを目にすることが出来ます。今村天主堂 (今村カトリック教会とも呼ばれます)
周辺の予約制駐車場
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【11:10】一年中フルーツ狩りが楽しめる!「やまんどん」
「やまんどん」は、フルーツ狩りが一年中楽しめるおすすめのスポット。冬から春にかけてはイチゴ、夏は葡萄に秋は柿など、年間を通して筑後・うきは市で採れる旬の果物狩りを体験することができます。
約7000坪もの広大な敷地面積を持ち、施設内には「夢語寄家(むごよか)」と呼ばれるカフェも併設。旬のフルーツを沢山使った50種類以上のケーキを取りそろえているんです。
女性同士はもちろん、カップルや子ども連れでも、フルーツ好きならぜひ訪れてほしいスポット。先程の「今村天主堂」からは車でおよそ50分です。やまんどん
いちご狩りイメージ
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【13:20】明治モダンの中でいただく極上フレンチ「三井港倶楽部」
ランチにおすすめなのは、100年を超える歴史を持ち、三池炭鉱の繁栄を物語る明治期の洋館「三井港倶楽部」。明治41年の三池港開港にあわせて船員の休憩所や財政界の社交場として建てられました。市指定の有形文化財にも指定されており、現在はレストランや結婚式場として利用されています。
11:30~14:00まで楽しめるランチメニューは、2500円からのコース料理。これらは、フレンチの巨匠として知られる「坂井宏行」氏の監修によってつくられた最上級のメニューで、一皿一皿が「素材・技・想い」を尽くされたもの。明治モダンな雰囲気に包まれながら、至福のランチタイムがたのしめます。
※「やまんどん」さんからは車で1時間程運転する必要がありますので、もう少し近くでランチをいただきたい方は、下記のお店も参考にしてみてください。
筑後のほっこりカフェランチを楽しむ
筑後の麦・麺を楽しむ三井港倶楽部 外観
三井港倶楽部 内観
三井港倶楽部 こだわりのコース料理
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【15:00】特別栽培された県認証のいちごが食べ放題!「広川いちご園」
「三井港倶楽部」から車でおよそ45分、「広川いちご園」は、土にこだわり特別栽培された「さがほのか・さちのか・かおり野」などの甘くて大きないちごの食べ放題が楽しめるスポット。(開催期間は毎年1月2日~5月中旬頃まで)
有機肥料やミネラルたっぷりの阿寒湖の藻を使用して育てられたいちごは、自然の甘さでとても美味しいと口コミでもかなりの高評価!子ども連れでも安心して沢山食べられるのが嬉しいところです。料金は現在大人 (中学生以上)1800円、小人(4歳以上)1400円です。
※同じ住所の建物が2つありますが、「広川いちご園」は新産業団地がある交差点にある農園です。カーナビを利用すると別の場所を示す場合があるので、スマートフォンのマップなどでチェックして訪れるようにしましょう!広川いちご園
いちご狩り イメージ
- 広川いちご園
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- 福岡県八女郡広川町藤田1430-1
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- 09079891115
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開催期間 1月2日~5月中旬
開催時間 9:00~15:00
最終受付 14:00
休み 不定休
時間 60分/食べ放題
大人(中学生以上) 1,800円
小人(小学生から4歳)1,400円
幼児 3歳以下 無料
品種 あまおう・さがほのか・さちのか・かおり野
※食べ放題された方のみ持ち帰り可能
持ち帰り12月~1月 100g 250円
2月~5月 100g 200円
【Facebook】https://m.facebook.com/hirokawa15/?locale2=ja_JP
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【16:20】日常を忘れる心地よいカフェ「ao cafe(あお かふぇ)」
「広川いちご園」から車で20分程、築100年の建築をリノベーションして造られたレトロなカフェ「ao cafe(あお かふぇ)」。
懐かしいテーブルや古時計など、古さを生かして新しい良さに変えた暖かいインテリアが特徴で、ほっこりした空間に包まれます。
17時まではカフェを利用することができ、おすすめはオーナーさんが丁寧につくるマフィンやスコーン、星野抹茶を使ったケーキなど。
コーヒーや抹茶とともにいただいて、ほっと一息つくリラックスタイムを楽しんでください。
お昼に訪れる人は、一品一品丹念につくられるランチメニューもおすすめですよ。筑後に来るたびに通いたくなってしまう素敵なカフェです。ao cafe
ao cafe
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【17:30】大川と佐賀を結ぶ重要文化財「筑後川昇開橋(しょうかいきょう)」
夕暮れになるとさらに美しい姿を魅せる「昇開橋」。昭和10年、国鉄佐賀線の開通に合わせ、筑後川下流に架橋された鉄道で、橋の全長は507m。
中央に向かい合うように造られた2本の鉄塔は、かつて船がわたるときには上げられ、列車が通る際には下に降ろされる仕組みとなっていました。現在は路線の廃線により、現在は1日に8回遊歩道として降ろされています。
昼間は青い空に映える真っ赤な橋が印象的ですが、夕日の沈む時間帯はさらに神秘的な姿を魅せてくれます。歴史を感じる建築物と自然がつくる素敵な光景が望めますよ。
※日没の時間帯は季節によって異なるため事前にチェックしましょう。冬は日の入りが17時頃まで早まりますが、12月初めから翌年2月末頃までは日没後の美しいライトアップを楽しむことが出来ます。筑後川昇開橋
筑後川昇開橋
周辺の予約制駐車場
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【19:30】浸かるだけで美人になれる!?「天然温泉 大木の湯 アクアス」
旅の締めくくりに訪れるのは、筑後の上質な温泉。
「昇開橋」から車で20分程の場所にある「天然温泉 大木の湯 アクアス」は、お湯につかるだけで美肌効果が抜群なんだそう。保湿性が高いうえに、弱アルカリの上質のお湯は、お風呂を出たあとも湯冷めせずツルツルのお肌に生まれ変わるといいます。
また、施設内にはマッサージコーナーや、レジャーとして一年中使える温水プールも用意されているので、さらにリラックスしたい人やまだまだ遊び足りない人にもおすすめ。
同施設以外にも、筑後エリアには泉質の良い極上の温泉が多くあります。身体の芯からあたたまって旅を終えてみてはいかがでしょうか?天然温泉 大木の湯 アクアス 外観
天然温泉 大木の湯 アクアス
お土産も購入できます
- 天然温泉大木の湯 アクアス
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4.0
1件の口コミ -
- 福岡県三瀦郡大木町大字八町牟田538-1
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- 0944332002
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- 【アクアス】10:00-22:00【プ…
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【風呂】内湯男女各1、露天男女各1 ※喫煙については館内に喫煙スペースあり
【URL】http://www.aqus.jp/index.shtml
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フルーツに元気をもらい、レトロ建築と温泉に癒される筑後旅。
今回はフルーツ狩りやレトロ建築をメインに周るデイプランで観光地をピックアップしてみましたが、筑後エリアにはこの他にも恋に効く神社や素敵な雑貨屋さん、紅葉やお花のスポットなど、記事だけでは伝えきれなかった魅力が沢山。
温泉旅館も充実しているので、1泊してゆっくり旅してみるのもおすすめですよ。
また、外国の方向けにツアーやイベントなども行っているので、海外の方を連れて日本らしい素敵な情緒と風景を楽しむのもおすすめです。
ちくご観光案内所HP