奈良で絶対食べたい名物「柿の葉寿司」。本記事では、伝統的な老舗から地元民に愛されるお店までまとめてご紹介。ランチやディナー、お土産の参考にしてみてください!
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「平宗 奈良店」シャリの酸味・身が締まり油ののった鯖・香る柿の葉【今御門町】
奈良の柿の葉寿司のお店としてはかなり知られている有名店。地元の人でも、手土産や家庭用に「平宗」のお寿司をテイクアウトするのはよくあることだそう。
創業150年の老舗がつくる伝統の味は、奈良の山海の恵みを生かした昔から変わらない繊細な味。塩や酢の加減が丁度良く、素朴な味わいが魅力のこちらの柿の葉寿司は、何個でもぺろりと食べられると評判なんです。
アクセスは近鉄奈良駅から徒歩10分。興福寺の鐘の音を聞きながらお食事を楽しめるので、ゆっくり過ごしたいランチ・ディナースポットとしてもおすすめです。柿の葉ずし盛り合わせ 1240円
柿の葉寿司を取り入れた定食メニューも人気。
平宗 奈良店 外観
【奈良・今御門町】名物・柿の葉ずしの手作り体験!(鯖・鮭 8個入りプラン)
¥1,900
更新日:2024/04/19
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「やっこ」桜の名所吉野から送る独自製法の柿の葉寿司【吉野町】
大正に遡る創業時代から受け継ぐレシピにこだわり、厳選した食材と独自の製法を守り通してきた「やっこ」の柿の葉寿司。
お寿司が出来るひとつひとつの過程に細部までこだわり、程よく味がなじんだ頃合いのものを、最高のタイミングで提供してくれるそう。お土産として購入していく人も多く、こちらも貰う人の手元に来る頃に一番美味しいタイミングになるよう配慮して届けてくれるんだとか。保存料も一切使用しておらず、まさに老舗ならではの柿の葉寿司が楽しめます。
アクセスは桜の名所でもある奈良の吉野。ロープウェイ吉野山駅から徒歩11分ほどです。やっこ
やっこ 外観
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「柿の葉すし たつみ」すべて手作りの丁寧な一品【吉野町】
先程の「やっこ」さんから徒歩3分ほど、吉野山の下千本と中千本の間にあるお店。
機械を一切使わず、その日の温度や湿度、お米の状態によってつくりかたを少しずつ変えていくというこちらの柿の葉寿司は、奈良の人をも驚かせる美味しさ。
比較的塩味が強めでその分酢がよくなじんでおり、シャリの大きさも他の柿の葉寿司と比べて大きめ。かなり食べ応えのある一品です。
吉野は紅葉や桜がとても綺麗なスポット。テイクアウトとして購入して、上千本のあたりで景色を見ながら食べるのもいいかもしれませんね♪柿の葉すし たつみ
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「柿の葉すし 醍予(だいよ)」素材へのこだわりと満足できる食べ応え【吉野町】
ロープウェイ吉野山駅より徒歩15分、先ほどの「たつみ」からはわずか1分ほどの場所に在る「柿の葉すし 醍予」。こちらでは桜の期間のみ店内で柿の葉寿司を食べることができ、吉野でのお花見とセットで毎年訪れる人も多いようです。
シャリとネタはしっとりと重みのある食べ応え。こちらも塩が比較的濃いめという声が多いようですが、酢の甘さ加減と絶妙にマッチしてかなり美味しいそう。散策時など、疲れた時の栄養補給にはぴったりです。
桜の季節以外でも、通販にて醍予の柿の葉寿司を注文することが可能。詳しくはHPをチェックしてみてくださいね。柿の葉すし 醍予
吉野のお土産としてもおすすめ!
柿の葉すし 醍予 外観
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「柿の葉ずし ヤマト五条本店」調味料にまでこだわる本格柿の葉寿司【五條】
新潟県産コシヒカリやオリジナルの酢にこだわり、安心で安全な柿の葉寿司を届ける「ヤマト」。鮭と鯖のしっとりとした食感が特徴的で、柿の葉の香りをかなり感じる!と評判の柿の葉寿司です。
同店で販売されている五條酒造の銘酒と一緒にいただくと、古都・奈良の伝統をさらに感じるコンビネーションが楽しめるそう。
「柿の葉ずし ヤマト五条本店」は、五条駅から徒歩およそ5分程度です。柿の葉ずし ヤマト五条本店
柿の葉ずし ヤマト五条本店 店内の様子
柿の葉ずし ヤマト五条本店 外観
- 柿の葉ずしヤマト 五條本店 大和鮨 夢宗庵
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4.0
26件の口コミ -
- 奈良県五條市五條3-2-2
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- 0747231955
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- [店頭]8:00-21:00[夢宗庵]11:0…
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- 【URL】http://kakinoha.com/
すべて表示周辺の予約制駐車場
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「柿の葉すし本舗たなか」熟成発酵させて生まれるシャリ・鯖・柿の葉の三位一体【東向中町】
近鉄奈良駅を出てすぐ、東向き商店街入口に位置する「柿の葉すし本舗たなか」。お土産屋さんとしても人気のお店ですが、併設されている「柿の葉茶屋」では名物の柿の葉寿司やオリジナルのお寿司、奈良の地酒などが味わえるカフェが併設。
鯖と鮭が一つずつ入ったセットなど、軽食感覚で楽しめるのでおすすめ。購入する前に食べてみたい!という人にもおすすめですよ。
東向き商店街は、他にも多くのお土産店や老舗が密集しているエリア。観光する人にとってアクセスも良いのも嬉しいですよね♪柿の葉すし本舗たなか
柿の葉すし本舗たなか 店内の様子
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「福神堂」奈良名物にゅうめんと食べあわせて思い出に【三輪】
奈良でも随一のパワースポットと言われている「大神神社」の参道沿いにあるお店。もう一つの奈良名物「にゅうめん」が美味しいことでも人気ですが、柿の葉寿司が気軽に食べられることでも有名です!種類は鯖のみですが、一つから購入することも可能なので、他のお料理と組み合わせて楽しめるのが嬉しいですよね♪
アクセスはJR三輪駅から徒歩5分程。お参り後に小腹がすいた時でも気軽に立ち寄ることが出来ます。福神堂
福神堂 外観
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「柿の葉寿司 ひょうたろう」3代続く50年のこだわりをここで
「柿の葉寿司 ひょうたろう」は、1971年創業の3代続く老舗柿の葉寿司店です。こちらの柿の葉寿司は「2日目がおいしい」と評判。すし飯、塩鯖を柿の葉で巻いて作った柿の葉寿司は、それぞれの味が調和、まろやかになる翌日に食べるのがおすすめです!
「柿の葉寿司 ひょうたろう」では、柿の葉寿司の発祥となる鯖と、くせがなくまろやかな味わいの鮭の2種類が食べられます。厳選された食材を使用して、すし飯、鯖・鮭、柿の葉以外の食材が入らない、シンプルな作り方で作られています。2、3日経ってもふっくらとした状態が続くすし飯、旬の時期に水揚げされた「ひょうたろう専用」の脂がのった鯖、青葉や紅葉など季節を感じさせる彩の柿の葉といったこだわり素材を使用して作られる、定評のある柿の葉寿司が人気のお店です。
【アクセス】
吉野大峯ケーブル自動車株式会社ロープウェイ「吉野山山上駅」より徒歩10分柿の葉寿司 ひょうたろう 外観
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「ゐざさ(東大寺門前夢風ひろば店)」香ばしさと温もりのある焼き柿の葉寿司
1921年(大正10年)、奈良の奥吉野で米屋として創業した柿の葉寿司の人気店が「ゐざさ」です。「東大寺門前夢風ひろば店」は、奈良公園の「東大寺門前夢ひろば」内に位置する店舗。1階では柿の葉寿司店を製造販売しており、2階には柿の葉寿司も食べられるお食事処があります。
「ゐざさ」の柿の葉寿司は、厳選した国産米をブレンドしています。お米屋さんの目利きを生かして選んだお米は、炊き上げた甘み・ツヤ・粘りが魅力。食べたときには、お米の一粒一粒がふっくらしていながらも、絶妙な力で押されていることがわかります。
鯖の風味や柿の葉の香りによく合うちょっと甘めの味付けは、古くから評判の高かった独自の作り方を受け継いできたもの。「はんなり」した味を追及してできた深みのある味が、他とは異なる柿の葉寿司です。
【アクセス】
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」より徒歩約12分
奈良交通バス 市内循環外回り(2系統)「氷室神社・国立博物館前」バス停から 徒歩3分柿の葉寿司
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「柳豊」上質なシャリとこだわりの金華鯖!
「柳豊」は、1300年の歴史がある修験道大峰山の宿坊(宿場町)として栄えた、天川村洞川に位置するお店です。「柳豊」では、一つひとつ手で包む昔ながらの方法で作られた風味豊かな「柿の葉寿司」が人気。柿の葉、鯖、水などの材料や手作りにこだわった「柿の葉寿司」が食べられます。
5月下旬から6月末までは洞川の伝統的な朴(ほお)の葉、7月からは奈良県吉野産の旬の柿の葉を使用。鯖は、身が厚く、脂がのった宮城県のブランド鯖「金華鯖」、名水百選にも選ばれている「ゴロゴロ水」を使っています。こだわりの柿の葉寿司は、鯖の塩味とす飯の甘味がバランスよく調和した味。4月中旬から11月までしか営業していない「柳豊」の、期間限定の味が楽しめます。
【アクセス】
奈良交通バス 洞川線・下市笠木線・八木下市線「洞川温泉」バス停より徒歩2分 -
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「山の辺」限定販売される紅葉柿の葉すしが印象的! 【山田】
「山の辺」は、素材への並々ならぬこだわりを持つお店です。シャリは、地元奈良・明日香村の契約農家から仕入れた“ヒノヒカリ”を使用、鯖は脂がのって身がしまった焼津産、鮭は北海道産を使用して、ひとつずつ丁寧に手作業で仕上げています。
柿の葉は季節によって、新葉・紅葉・塩漬けの葉を使い分けられていて、中でも特に印象的なのが紅葉柿の葉すしです。色鮮やかな紅葉柿の葉すしは、通常11月上旬から12月までの期間限定で販売されています。この時期に奈良を訪れるなら、ぜひ足を運んでみてください。
赤穂産の天塩や徳島県産ゆずの絞り汁など、細部までこだわりの詰まった柿の葉すしは、10個入り(鯖 1,500円/鮭 1,800円)から購入できます。また「山の辺」では、柿の葉すしの体験道場も開催しています。参加すると、自分で作った柿の葉すしを三輪そうめんと一緒にその場で味わえますよ。
【アクセス】
京奈和自動車道 橿原高田ICより約14分
近鉄橿原線「橿原神宮前駅」より奈良交通バス岡寺前行きに乗車「明日香奥山・飛鳥資料館西」バス停下車徒歩約4分 -
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「松屋」葉から自家栽培でこだわる【川上村】
吉野川源流域の川上村に店を構える「松屋」。地元で50年愛され続けているこのお店では、柿の葉すしに使う葉を収穫するために、150本もの柿の木を無農薬で自家栽培しているのだとか!季節ごとに異なる美しさを見せてくれる柿の葉に、日本の趣を感じます。また「松屋」の柿の葉すしには、保存料も一切使用されていません。
昔ながらの自然なおいしさを守り続けるために、食材の仕入れにもこだわっています。鯖は、寒い季節に日本海でとれた鯖の雌、鮭は、半月ほど塩に漬けてうま味を引き出した北海道産のものを使用。さらに米は、季節ごとに違う産地から仕入れています。
「松屋」は、お食事処としても営業しています。大峯山系の水を使った「大和の茶がゆ定食」など、奈良らしいメニューが堪能できますよ。大自然を満喫する散策で歩き疲れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
【アクセス】
京奈和自動車道 五條北ICより約37分
近鉄吉野線「大和上市駅」より奈良交通バス下桑原行きに乗車「大滝」バス停下車すぐ -
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「大滝茶屋」奈良の郷土料理をはじめて売り始めたお店!【川上村】
柿の葉寿司は550年以上前、萬寿寺宮空因親王が川上村の三之公に御所を構えた際、親王をもてなすために里人が作った寿司が由来とされています。以来、柿の葉すしは郷土料理として親しまれてきましたが、それを初めてお土産として売り出したのが「大滝茶屋」です。
柿の葉寿司には、鯖を酢で〆たものが多くありますが、川上村では塩で〆るのが一般的な作り方。「大滝茶屋」では、鯖の腹に塩を入れ、約3週間寝かせています。こうすることで、脂や生臭さがほどよく抜けたおいしい柿の葉寿司に仕上がるのだそう。
塩で〆た柿の葉寿司は、少し辛口で深いうま味が特徴です。防腐剤や添加物を一切使わず、代々受け継がれてきた昔ながらの製法を守り、手作業で丁寧に仕上げられていきます。紅葉の時期に奥吉野エリアへ訪れるのなら、いつもとは雰囲気の違う華やかな柿の葉寿司を、旅の思い出に購入してみてはいかがでしょうか。
【アクセス】
京奈和自動車道 五條北ICよりで約36分
近鉄吉野線「大和上市駅」より奈良交通バス下桑原行きに乗車「大滝」バス停下車徒歩約1分