石川県には人生に一度は見ておきたい、美しい絶景スポットがたくさん。街中の美術館を回るのもいいですが、大自然が作ったアートも必見!
雄大な滝や海岸線、全国でも珍しい砂浜でのドライブ、白米千枚田の夜景など、カップルのデートから女子旅、家族旅行、日帰りで訪れたい絶景スポットを編集部が厳選してご紹介。
お気に入りの絶景の近くの旅館・宿に宿泊したり、温泉で癒されるのもオススメ!石川県旅行・金沢観光で絶景スポットを巡るならここで決まりです!
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砂浜をドライブできる海岸「千里浜なぎさドライブウェイ」
「千里浜海岸」は羽咋市域南部から宝達志水町今浜にかけて続く海岸。およそ8kmにわたって続く「千里浜なぎさドライブウェイ」は、日本で唯一の普通車やバスでも波打ち際を走れるビーチとして有名です。(天候によっては走行不能となるため、当日の確認が必要な場合も。)
また、きめ細かい砂は水分を含むと固く締まるため、サンドアートの制作にも最適。毎年4月から10月にかけて、制作される様々な砂の彫刻「砂像」も必見です。千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜海岸 サンドアート
千里浜なぎさドライブウェイ
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世界農業遺産「能登の里山里海」を代表する「白米千枚田(しろよねのせんまいだ)」
石川県の輪島市白米町にある国の名勝で、国道と日本海の間の狭い急斜面に1004枚もの棚田が広がっている珍しい場所です。機械が入れないため、米作りは現在でも手作業で行っています。
小さな田が幾重にも重なりながら海岸まで続いており、緑と青のコントラストが美しいと、観光客が多く訪れます。
また、冬季にはイルミネーションイベント「あぜのきらめき」を開催し、普段とは違った景色が楽しめます。白米千枚田
白米千枚田
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大自然を実感!お池巡りがおすすめの「白山」
「白山(はくさん)」は白山国立公園内の石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる標高2702mの山です。富士山、立山と共に日本三霊山の一つとして知られています。
普段あまり見る機会のない高山植物や、コバルトブルーが美しい翠ヶ池、一年中雪が溶けない伝説の残る千蛇ヶ池など、見どころが満載。
山頂に達したときの感動は、言葉では言い表せません。白山 翠ヶ池
白山 お池巡り
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白山山頂の絶景の眺め「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ) 奥宮」
「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」は白山市三宮町にある神社。霊峰白山を御神体として信仰する白山神社の総本宮であり、創建は崇神天皇7年(紀元前91)までさかのぼると言われています。
白山の山頂にある奥宮へは、石川県白山市白峰から別当出合登山口まで行き、そこから登るのがおすすめ。
標高2450mの室堂の景色はまさに絶景!眼下に広がる一面の雲と奥宮の神聖な雰囲気に圧倒されます。白山比咩神社 奥宮
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ゆるやかに流れる清らかな渓流「鶴仙渓(かくせんけい)」
加賀市の山中温泉の温泉街沿いを流れる大聖寺川の渓谷。「鶴仙渓(かくせんけい)」は黒谷橋からこおろぎ橋までの間を指します。
紅葉の名所としても知られ、総檜造りのこおろぎ橋などと織りなす景色を遊歩道を散策しながら楽しめると人気の場所。
また、春から秋にかけては川床が設置され、川の流れを間近に感じながらお茶や甘味で一服できます。鶴仙渓(かくせんけい)
鶴仙渓(かくせんけい)
周辺の予約制駐車場
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鶴仙渓のスタート地点「こおろぎ橋」
「こおろぎ橋は、石川県加賀市山中温泉の大聖寺川に架けられた総檜造りの橋。
景勝地として有名な「鶴仙渓」はこのこおろぎ橋から下流の黒谷橋までの渓谷のこと。鶴仙渓には遊歩道が整備されており、紅葉や新緑など四季折々の風景が楽しむことができる散策コースとして人気です。
名前の由来には、かつて行路が危険であったことから「行路危」と呼ばれた説や、秋のコオロギの鳴き声からつけられたという説などがあります。こおろぎ橋
周辺の予約制駐車場
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”日本の滝100選”のひとつ「姥ケ滝(うばがたき)」
白山白川郷ホワイトロードにある滝で、老女が白髪を振り乱したような幾多もの流れが圧巻の迫力です。その美しさから1990年に日本の滝100選にも選ばれました。
蛇谷園地駐車場から20分ほど歩くと滝の真下へ行くことができます。姥ケ滝
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ギネスにも認定された「世界一長いベンチ」
1989年、世界一長いベンチとしてギネスブックに登録された増穂浦海岸にあるベンチ。すべてが一続きになっており、その長さはなんと全長460.9m!
すぐ近くにある「道の駅 とぎ海街道」ではビーチパラソルやベンチクッションなどのレンタルセットやランチバスケット&ドリンクセットのレンタル・購入が可能です。
ファミリーやカップル・グループでのイベントでも活躍すること間違いなし。世界一長いベンチ
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デートで行きたい縁結びのパワースポット「能登半島恋路海岸」
「能登半島恋路海岸」は鳳珠郡能登町恋路にある、飯田湾に面した海岸。「恋路」の地名は、共に海で命を落とした鍋乃と助三郎の二人の悲恋の伝説に由来しています。
現在は二人を偲ぶ「幸せの鐘」などのモニュメントなどが設置され、縁結びのパワースポット「ラブロード」としても知られています。今ではカップルに人気のデートスポットです。能登半島恋路海岸
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特殊な地形に興味がそそられる「能登金剛」
「能登金剛」は断崖絶壁と奇岩が生み出す迫力ある景観が続く、能登半島国定公園を代表する景勝地のひとつ。
浸食によって大きな穴が開いた「巌門」や、夕陽が美しい「機具岩」、高さ35メートルの断崖絶壁から荒々しい日本海を見下ろす「ヤセの断崖」などが人気です。断崖に沿って設けられた遊歩道は、源義経が舟を隠したと伝えられる「義経の舟隠し」にも繋がっています。奇岩の数々は遊覧船で海から眺めることも可能。
アクセスは、のと里山海道「西山IC」から車で約30分。能登金剛
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能登金剛のぽっかりとあいた洞窟「巌門(がんもん)」
能登金剛の代表的な存在である「巌門(がんもん)」は、波の侵食によりぽっかりと穴の空いた洞門です。幅6m・高さ15m・奥行が60mもあり、実物は圧倒的な存在感。
大きな穴からは雄大な日本海が広がり、洞門の上には老松が生い茂って荒々しくも美しい光景です。能登金剛の巌門
能登金剛の巌門
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国の名勝・天然記念物「曽々木海岸」
「曽々木海岸」は輪島市町野町曽々木にある海岸。垂水の滝から町野川の河口まで、2kmに及びます。
波によって侵食された流紋岩が「水門崖(すいもんへき)」、「福が穴」、「尋岐(ひろき)の険」など、複雑な形状の奇岩を形成しています。海岸のシンボルとも言われる、中心に直径2mの穴が空いた奇岩「窓岩」や、冬期に海面を覆う綿状の「波の花」など見どころの多い景勝地で、国の名勝、天然記念物にも指定されています。曽々木海岸
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能登のシンボル「見附島(みつけじま)」
登のシンボルとしても慕われている「見附島」は、弘法大師が能登から佐渡へ渡る際に、最初に目についた島だったことが名前の由来なのだそう。先端部分が突き出た形から別名「軍艦島」とも呼ばれます。
石でできた細い道があり、島の近くまで行くことができます。ライトアップされた見附島もとても美しいと評判です。見附島
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”ミシュラン3つ星”の世界が認める美しい庭園「兼六園」
金沢に来たら絶対に訪れたいのが「兼六園」。水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つとして知られています。
冬の風物詩・雪吊りや梅苑の紅梅白梅など四季折々の自然を活かした景観は屈指の美しさと評されており、2009年には「ミシュラン観光ガイド」で最高評価の3つ星に選ばました。
観光シーズンには無料開放やライトアップなどのイベントも開催しています。兼六園
兼六園 雪吊り
周辺の予約制駐車場
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桜の時期におすすめしたい「金沢城」
前田利家公の入城後、本格的な石垣づくりが始まった金沢城は、石垣づくりの秘伝書・石を切り出した丁場・石引き道の存在など、石垣に関する歴史資料や環境がそなわっていることをあわせ、「石垣の博物館」と呼ばれています。また平成27年(2015)、焼失から134年ぶりに往時の姿で復元された「橋爪門」など見所が満載。お花見の時期には多くの観光客が訪れます。
アクセスは、北陸自動車道「金沢森本IC」より車で約20分。金沢城
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