品川から高速船(フェリー)で約2時間。気軽に行くことができる離島として有名なのが「伊豆大島」です。ハイキングやサイクリング・釣り・ダイビングなどのアクティビティも豊富で、手軽に行けるのにもかかわらず、離島の自然と暮らしを満喫できることからも人気の観光スポット。 しかし、いくら東京とは言えどここは離島。普段の生活からは想像できない出来事がたくさん。 筆者が実際に伊豆大島へ1泊2日して分かった、旅行を満喫するためのコツや気を付けたい事をご紹介します。
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①伊豆大島にはコンビニが全くない…
島とはいえ、東京である伊豆大島。観光地としても有名なので、コンビニくらいは当然あるだろう。そう思って行ったら大変なことになりました。
もちろん、24時間営業の商店やスーパーはなく、深夜に飲み物やお菓子を買いに行くことすらできません。また、コンビニがないということはATMを利用することも難しく、急にお金が必要になった時に困ることになります。
食料や薬、生活用品を買うなら早めの時間(19時前)にお店に立ち寄りましょう!コンビニがないと少し不安になりますよね
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②1店舗だけ存在する”24時間営業”のお店
先程島にはコンビニがないとご紹介しましたが、24時間営業の自動販売機のお店が島に一軒だけ存在します。
その名も「café メルシー」!
缶・ペットボトル飲料、パン、お菓子、おつまみなどが揃った無人の販売機がずらっと並んだお店。夜中に小腹がすいたとき、お酒が欲しい時はここへ駈け込んでください!10:00~17:00はイートインコーナーも利用できます
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③クレジットカードがほとんど使えない!
小さな商店や個人が経営しているお店が多い伊豆大島。クレジットカードが利用できるお店はほとんどありません…。
ホテルやドミトリーなどの宿泊施設も現金払いが基本。すぐにお金を下せるATMも数少ないので、出発前に十分な現金を用意しておく必要があります。クレジットカードはいくらあってもここでは役に立ちません
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④土日に現金が下せる銀行・郵便局は?
島で現金が下せる場所は、「みずほ銀行」、「七島信用組合」2件、「郵便局」2件の合計5つ。
しかし、土日祝日となると営業していないところも!
みずほ銀行は土日祝日のATMの利用が不可となっており、平日8:45-18:00まで(2018年7月現在)の間のみの稼働となっています。
土日祝日に利用できるのは、七島信用組合、大島郵便局のみ。
島ではカードが使えないといっても過言ではないので、現金を手元に持っておかないと後から大変なことになってしまいます。
【大島観光協会 銀行・郵便局】http://www.izu-oshima.or.jp/bank/営業時間に注意してください
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⑤天候によって2つの出帆港が変更になることが!
伊豆大島には、「西の玄関口・元町港」と「北の玄関口・岡田港」の2つの港が存在します。実は当日の天候などによって2つの港を使い分けているんです。
帰ろうと思ったら港が違った!なんてことがないように注意が必要です。
当日の出帆港については、東海汽船サイト内「本日の運航状況」または、お電話でご確認ください。
【東海汽船 本日の運航状況】https://www.tokaikisen.co.jp/schedule/
【東海汽船 問い合わせ電話番号】04992-2-5522 (受付時間 7:30~大島最終便出航まで)西の玄関口・元町港
北の玄関口・岡田港
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⑥移動は、サイクリングかレンタカーがおすすめ!
伊豆大島一周道路は約50km。スムーズに観光場所を巡りたいならレンタカー、離島ならではの自然を楽しみつつのんびり回るならレンタサイクル・レンタバイクがおすすめ!
車だと約一時間、自転車なら約4時間で一周できてしまいます。当日だと乗り物が確保できないことがあるので、早めの予約を!ちょうどよい距離感で信号も少なく走りやすい!
レンタカーが多いのも観光地である伊豆大島の特徴
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⑦日曜日に営業しているガソリンスタンドは2店舗のみ!
島を観光するときに一番多く使われる移動方法はレンタカー。海沿いのメインの道に合計10つの給油場所があります。土日で観光するとなると、どうしても日曜日に給油をしなければいけません。そこで注意したいのがガソリンスタンドの場所!
10店舗あるガソリンスタンドのうち、日曜日に営業しているのは「東海自動車サービス」と「菊池商店」の2店舗のみ!船の出航前の数時間はとても混むので時間に余裕をもって立ち寄ることをおすすめします。事前にガソリンスタンドの位置を確認するべし
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⑧オススメ絶景温泉は”三原山を望む露天風呂”&”水着で入れる海沿い混浴温泉”
火山島として現在も活動を続けている伊豆大島では、天然の温泉が楽しめます。
1つ目のオススメは「三原山温泉」!場所は三原山の7合目にある「大島温泉ホテル」です。日帰り入浴が可能なので、ホテルを利用していなくても入ることができます。
露天風呂からは目の前に広がる雄大な三原山、夜になれば満点の星が望めます。この絶景を独り占めなんて、この場所でしかできない贅沢な体験です。夜になれば満天の星も
お部屋タイプお約束プラン/一泊二食付き
¥14,850
2024/05/09 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金 更新日:2024/04/25
2つ目のオススメは「浜の湯」。伊豆大島公共の温泉露天風呂で、男女混浴のため水着で入浴します。
カップルやご家族全員で楽しめるので、旅行客に大人気!もし水着を忘れてしまっても無料レンタルがあるのでご安心を。伊豆大島 浜の湯
青い海と港が一望できる絶好のシチュエーション
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⑨手ぶらで釣りができる!すべて現地調達可能!
自然が豊かな伊豆大島では、アクティビティが人気。特に、黒潮の影響を受け、様々な魚が生息していることから、釣りを目的に訪れる人が多くいます。
釣具店は、船の発着港(元町港、岡田港)の近くにあり、釣り竿のレンタルができるお店もあります。エサなどももちろん現地で購入できるので大丈夫!
旅行中に時間が空いてしまったときなどにも、ぜひチャレンジしてみては?全くの初心者でも面白いほど連れました
伊豆大島の磯の夜釣りで釣れたモロコ
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⑩春先に行くなら、1月下旬~3月中旬の”椿まつり”を狙って!
伊豆大島の名産である椿。島内には推定300万本のヤブ椿が群生していると言われています。
毎年1月下旬から3月中旬にかけて「椿まつり」が開催され、期間中は屋台や神輿、パレードなどお祭りムードが楽しめます。また、その時期だけの「椿の花びら染め体験教室」などめずらしいワークショップも一押し!
お土産には、椿油の有名ブランドである「三原椿油」の椿油を買って帰りましょう。
【HP】http://www.tokaikisen-tsubaki.jp/椿油は全身の保湿に使える、女性に嬉しい万能なオイルです
- 伊豆大島
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- 東京都大島町
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- 0499222177
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