2016年、一大ブームを巻き起こした「シン・ゴジラ」。映画の舞台は東京近郊が多いということで、見慣れた土地が出てきた方も多いのではないでしょうか。劇場で高ぶった!という方、ゴジラのロケ地に出かけてみませんか? 今回の「ゴジさんぽ」は、ゴジラが立ち上がり、自衛隊と対峙した地「品川~北品川」のロケ地。そして北品川へ訪れたら食べておきたいグルメをご紹介します。(BGM:ゴジラのテーマ) ※注意※ この記事はシン・ゴジラのネタバレを含みます!
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新旧ゴジラが現れた由緒正しい場所「八ツ山橋」
まず訪れたのが、北品川の「八ツ山橋」。こちらは京急「北品川駅」とJR「品川駅」の中間あたりにあります。
品川といえば、第一作「ゴジラ」で初上陸・破壊された土地でもあります。シン・ゴジラでここを破壊するのも、第一作目「ゴジラ」へのオマージュを感じさせてくれます。一作目でゴジラが持ち上げてガシャーンした橋
逃げ遅れた住民が通る踏切がこちら。総理のセリフを思い出しながら見ると、感慨深いものがあります。
「射撃中止!」「射撃中止!」の踏切。
青空に映える赤い京急。これがまさかあんなことになるなんて。
いつも不憫な目に合う京急
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住民が避難した「品川神社」は金運UPのパワースポット!
カットは一瞬ですが、近隣住民が避難した場所が、京急「北品川駅」と「新馬場駅」の中間にあります。それが「品川神社」。こちらは東京の鎮護と住民の安泰を祈る、都内を代表する「東京十社」のうちのひとつで、パワースポットとしてもおすすめの神社です。
住民が命からがら逃げてきた場所がこちらの階段。結構段数があるので大変です。
品川神社の主祭神は、天比理乃命(あめのひりのめのみこと)、須佐之男命(スサノオノミコト)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)の三本柱。また東海七福神の1社として、大黒天も祀っています。
品川神社の境内には「一粒万倍の泉」があり、金運や商売のパワースポットとしても有名なんです!訪れたらぜひ小銭や印鑑を洗っていきましょう。さらに富士山信仰が人気だった江戸時代に作られた「富士塚」や、包丁によって調理された鳥獣魚介類を慰霊するための「包丁塚」、そして歴史上の偉人「板垣退助」のお墓もあるんです!
ロケ地めぐりだけでなく、じっくりとお参りしたい神社でした。 -
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北品川で食べたいおすすめグルメ
品川神社から線路を挟んだ向こうは、東海道五十三次の1番目の宿「品川宿」でした。様々なお店が並び、今なお商店街に宿場町の面影を感じさせます。
北品川周辺で食べておきたい、おすすめのグルメを紹介します! -
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北品川その1 元和菓子のパン屋「龍月堂」
品川神社の階段を下りて、正面の横断歩道を渡ってまっすぐ行けばたどり着くパン屋さん。見た目は一見和菓子屋のようですが、それもそのはず。もともとは40年続く和菓子屋さんだったお店を、息子さんが継いでパン屋さんになったそうです。
おなじみのチョココロネやメロンパンに加え、お店オリジナルのバニラクリームパンのほか、季節のパンも揃っています。いずれもリーズナブルなので、ランチやおやつ、お土産にもおすすめです。
- 龍月堂
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- 東京都品川区北品川2-11-12
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- 0334723638
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北品川その2 嘉永二年から続く老舗和菓子「桝翁軒」
宿場町といえばグルメ、そして江戸時代でよく出てくるグルメといえば「だんご」。北品川駅の裏手にある「桝翁軒」では200年愛された昔ながらの焼だんごを販売しています。醤油のきいた甘じょっぱい味は昔ながらの江戸の味。
もちろん季節の和菓子も販売しています。いずれもリーズナブルなので、お土産としてもおすすめです。
夏なので葛ざくらを購入。なかなかの大きさ!
周辺の予約制駐車場
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「北品川」でゴジラと歴史を感じる散歩
「八ツ山橋」での一作目「ゴジラ」へのオマージュ、「品川神社」のパワースポットとしての魅力、そして北品川の宿場町としての面影。いずれも散歩するのにちょうどいい距離と魅力的なスポットばかりです。
それでは次回のゴジさんぽ(多摩川編)でお会いしましょう。おしゃれなゲストハウスもありました。宿場町気分。
周辺の予約制駐車場