テレビや雑誌などで特集され、注目を集める蔵前エリア。おしゃれなカフェや雑貨屋が取り上げられていますが、下町らしいレトロな建築物が多いのも特長の一つなんです。今回はそんな蔵前の歴史を感じる建築美スポットを厳選してご紹介します。観光にもおすすめですよ！
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「御蔵前書房」は蔵前屈指の撮影スポット
まるで昭和時代に迷い込んだかのような錯覚を起こさせる、そんな本屋さんが蔵前にはあります。「御蔵前書房」はそのレトロな雰囲気から、蔵前の撮影スポットとして一番人気を争っているんだとか。
看板には、「大江戸・大東京関係・相撲文献」の文字が。昭和60年代まで、蔵前には国技館があったため、その名残を感じさせます。
建物は戦後に建てられた看板建築で、落下防止のネットもあり、それも風情を感じさせてくれます。建物全体が異空間のようで、自然と足を止めてしまうスポットです。
蔵前駅A4出口徒歩1分![]()
周辺の予約制駐車場
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繊細なデザインが見ものの「厩橋」
墨田区と蔵前を結ぶ、江戸時代からある由緒正しい橋。老朽化や関東大震災など、数多の経験を乗り越えてきました。現在の3連アーチの橋は関東大震災後の昭和4年に竣工されたもの。
蔵前は幕府の米蔵があった場所なので、馬の往来がたくさんあり、厩も多く、この名前が付けられたそうです。橋には馬のステンドグラスが施されていたり、馬のレリーフが施されていたりと、随所にこだわりを感じるデザイン。風情ある厩橋、意気揚々と渡って歩いてみたいものです。
蔵前駅A7出口すぐ![]()
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静謐な佇まいの復興シンボル「東京都復興記念館」
厩橋から徒歩数分のところにある、関東大震災の復興のシンボルとして建てられた「東京都復興記念館」はレンガ造りのモダンな建築。中には震災の被害の状況を示すものや、復興の様子を展示してあります。
公共の建物だけあって、堂々と風格ある佇まいが目を惹きます。横網町公園の中にあるので、散策に疲れてほっとしたい時などに訪れるのにもおすすめ。
大江戸線両国駅から徒歩2分![]()
周辺の予約制駐車場
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東京大空襲を生き抜いた「タイガービル」
台東区内のビルで一番古く、有形文化財に指定されている「タイガービル」。
施工は昭和9年で、当時の面影を色濃く残すビルは、東京大空襲を経験してなお健在。あまりにも頑丈な作りゆえ、取り壊せず残っている…なんていう説もあるほど。
1階は家具屋さん、上の階にはアート、デザイン、写真などのアトリエがあり、ビル丸ごとアートな空間が漂います。中には古めかしいお手洗いや電話交換室など、昔のものがそのまま残っており、見ているだけで楽しめること間違いなしです。
蔵前駅A4・A5出口から徒歩5分![]()
周辺の予約制駐車場
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駆け出しデザイナーが大集合！「台東区デザイナーズビレッジ」
昭和3年築の「台東区デザイナーズビレッジ」。元は小学校でしたが、現在はリノベーションされて、アパレル、アクセサリー、工芸関連の創業者支援施設になっています。
アールデコのテイストが混ざったモダンなデザインで、こんなところで勉強したい！と思わせる佇まいです。
普段は中に立ち入ることはできませんが、その独特の雰囲気は外から眺めるだけでも雰囲気たっぷりで素敵。蔵前散策のルートに組み入れてみてはいかがでしょうか。
新御徒町駅から徒歩1分、台東区循環バス 東西めぐりん 「三筋二丁目」徒歩1分、台東区循環バス 南めぐりん 「新御徒町駅」徒歩5分![]()
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