高雄・槇尾・栂尾の、山尾きっての古刹「神護寺(じんごじ)」。平安初期の貴族・和気清麻呂が開創し、空海が真言宗立宗の基礎を築いた、歴史あるお寺です。紅葉の名所でもあり、山間を赤く染める、燃えるような秋景色は必見!今回は京都駅からバスで50分ほどの、のどかな場所にある神護寺をご紹介します。
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やっぱり見たい!「金堂」
敷地の中央に位置する「金堂」(こんどう)。入母屋造りの本格的密教仏堂で、横に大きいのが特徴です。その堂々とした佇まいは思わず息を飲むほどの迫力です。本尊・薬師如来立は国宝に指定されています。
毎年11月になると、金堂の夜間の特別拝観が行われ、参道から境内にかけてはライトアップされます。源頼朝像のレプリカも拝観可能です。 -
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ハイキングのおすすめコース
神護寺のある高尾山は、紅葉の名所とされ、数多くの美しい自然を残す場所です。そこで、ぜひ一緒に訪れたいのが清滝川。地蔵院から清滝川の方を眺めると色鮮やかな紅葉景色が。清滝へ向かってハイキングにチャレンジすれば、より美しい紅葉を見ることができますよ。
神護寺への道
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体験してみて!かわらけ投げ
厄除けなどの願いを込め、高い場所から素焼きのお皿などを投げるかわらけ投げ。神護寺はかわらけ投げ発祥の地とされています。
境内の一番奥、地蔵院前の展望広場から錦雲峡に向かってかわらけを投げれば、迷いや悩みも清々しく消え去るかも!素焼きのお皿は、境内の売店で販売されています。 -
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お帰りはのんびりと。高雄の川床を体験するのも◎
神護寺が位置する高雄には、お食事処や宿泊施設が点在しています。神護寺までは急で長い石階段を登っていく必要があるので、休憩はしっかりとって行きましょう!高雄の川床は涼しくて夏にもおすすめです。
名物のもみじ餅のほか、ひやしあめ、甘酒、うどん、湯豆腐など多くのメニューが用意されているお店がたくさんあります。
お帰りはのんびりと休憩しつつ、のどかな風景を楽しみましょう。