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【龍安寺】世界を魅了するミステリアスな石庭

世界的に有名な石庭を持つ禅寺「龍安寺」。国外ではロックガーデンという名で知られており、世界中から多くの観光客が訪れます。15の石を並べたシンプルな庭園は作庭年代も作り手も不明ですが、だからこそ多くの人を惹きつけてやまない、謎めいた魅力を秘めた庭です。今回はそんなミステリアスな龍安寺をご紹介します。枯山水の庭を前に、ご自身の心を向き合ってみませんか?

目次

  • 禅の思想を表現した石庭

  • なぜ広く見える? 約500年前に施された創意工夫

  • なんて読むの?「知足のつくばい」

  • 貴族の遊興地だった「鏡容池」

  • お土産を手に入れて、禅の教えをいつもそばに

  • 禅の思想を表現した石庭

    「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」とも呼ばれる龍安寺の石庭は、白砂と15の石で構成されていますが、一度に15個すべての石が見られないように設計されています。見る角度によって石が他の石によって隠れてしまい、すべての石を見ることができないというわけです。物事の不完全なさまを表現しているという説もあるそう。

  • なぜ広く見える? 約500年前に施された創意工夫

    不思議な魅力のある龍安寺の枯山水庭園ですが、広さは75坪。75坪といえば、25mプールとほぼ同じ大きさです。しかし、訪れた人々は、予想以上の広さに驚くかもしれません。
    これは、石庭を東南角に向かって低くし、また塀を手前から奥に向かって低くなるように作ることで、視覚的に奥行きを感じさせているのです。約500年も前に遠近法を利用した高度な設計方法が用いられていたという事実にも驚きですね。ぜひ注目してご覧になってください。

    パノラマで見ても…15個すべては見られない!

    パノラマで見ても…15個すべては見られない!

  • なんて読むの?「知足のつくばい」

    龍安寺には、石庭以外にも工夫の凝らされたものがいくつかあります。
    たとえば、茶室に入る前に手を清める場所である「知足のつくばい」もそのひとつ。水を貯めておく真ん中の四角い穴の周りには四つの文字が並んでいます。一見すると読めない漢字が並んでいるだけで意味がないようにも思えますが、パズルの要領でひらめくと、意味のある言葉が刻まれていることが分かります。

    種明かしをすると…これは「われただ足ることを知る」と読みます。「足りていることを知っていれば、貧しくても心は豊か」という禅の教えを表しているんですね。

  • 貴族の遊興地だった「鏡容池」

    鏡容池(きょうようち)は平安時代、貴族たちが舟を浮かべ、歌舞音曲などを楽しんだといわれている池泉回遊式庭園です。境内の南側半分を占めるほどの巨大な池で、かつては石庭より有名だったといいます。オシドリの名所であったことから、オシドリ池との別名も持つ池です。
    今でもさまざまな鳥の姿を見ることができ、さらに四季を通じて美しい草花が楽しめます。石庭と並んで、龍安寺のもうひとつの「顔」といえるでしょう。

  • お土産を手に入れて、禅の教えをいつもそばに

    龍安寺のお土産としておすすめしたいのが、石庭の手ぬぐい(450円)です。筆で石庭が描かれており、おうちに帰られたあとも龍安寺の趣の深さを思い起こすことができます。また、石庭を再現した文鎮(900円)も、ここならではのお土産。書をたしなむ人などに贈ったら喜んでもらえそうですね。

    龍安寺
    住所
    京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
    電話番号
    0754632216
    備考
    【URL】http://www.ryoanji.jp/top.html
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