ひんやりと奥ゆかしい門跡寺院「三千院」


2016.10.12

NAVITIME TRAVEL EDITOR

「門跡寺院」という言葉を耳にしたことがありますか?これは、皇族や貴族など身分の高い者が出家して構えた、格式の高い寺院のこと。全国に17箇所あり、そのうちのひとつが今回ご紹介する「三千院」です。のどかな田舎風景を満喫できる京都・大原の中でも、必ず訪れたい名所。山間特有のひんやりとした空気の中を歩いてみませんか?

  • 01

    東洋の宝石箱「聚碧園」

    高い石垣に囲まれた大きな御殿門をくぐって、示された順路に従い進んでいくと、豊臣秀吉が建てたとされる客室に辿りつきます。そこから見えるのが聚碧園(しゅうへきえん)です。作家の井上靖が“東洋の宝石箱”と賞賛したほど見事な庭園。声明(しょうみょう)の響きと調和する自然に感動し、江戸時代の茶人が造ったとされる庭です。
    眺めていると、心地よいせせらぎの音も加わって、心が洗われていくのを感じられます。

  • 02

    紅葉と苔のコントラストが美しい「有清園」

    客殿とは別の方向へ進むと、重要な法要の行われる宸殿(しんでん)につきます。ここから見えるのが有清園(ゆうせいえん)。スギ、ヒノキ、ヒバなどの様々な木が並んでおり、さらに苔の美しさは一見の価値あり!秋には見事な紅葉を楽しむことができます。
    また、手を濡らすと福が得られるという、福寿延命の水“金色水”があります。

  • 03

    表情豊かな可愛らしい「わらべ地蔵さま」

    往生極楽院を通り過ぎると、その裏手に可愛らしいお地蔵さまがいらっしゃいます。大きくて、まるい頭をしたお地蔵さまです。子どものように、足をバタつかせて駄々をこねていたり、仲良く寄り添い合っていたり。全部で6体ありますので、ぜひ見つけてみてください。落ち込んだ気分でも、ほんわかとあたたかい気持ちになれるでしょう。

  • 04

    四季折々の美しさ

    紅葉スポットとして有名な三千院ですが、あじさいも見ものです。往生極楽院から金色不動堂に行く途中の参道脇に、数千種類ものあじさいが植えられている紫陽花苑があります。山あじさいや星あじさいなど、思わず足を止めてしまう鮮やかな花の数々。
    見ごろは6月下旬~7月上旬で、この時期にかけて、あじさい祭も行われています。
    初夏の紫陽花、秋の紅葉、冬の雪化粧と、一年を通して美しい姿を見せてくれる三千院。京都に出かけた際は、少し足を伸ばして静謐の中を散策してみてはいかがでしょう?

    三千院
    rating

    4.5

    809件の口コミ
    place
    京都府京都市左京区大原来迎院町540
    phone
    0757442531
    opening-hour
    [3-10月]9:00-17:00[11月]8:30…

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