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【銀閣寺】京の“侘び寂び”を思わせる静かな佇まい。「東山慈照寺」で感じる東山文化

室町幕府8代将軍の足利義政が、北山山荘(金閣寺)を参考に建立した「銀閣寺」。正式名称は「慈照寺(じしょうじ)」と言い、京都の侘び・寂びを象徴する建築や、色彩を抑えた境内が静かな気品を感じさせます。

目次

  • 銀閣寺へ向かう参道「銀閣寺垣」

  • 禅宗文化の影響を色濃く受けた「銀閣(観音殿)」

  • 白砂がつくる芸術的庭園と銀閣のコントラスト

  • 義政が茶の湯に使用した「お茶の井」

  • 現存する最古の書院造り「東求堂(とうぐどう)」

  • 静けさの中で日本の風情を感じて

  • 銀閣寺へ向かう参道「銀閣寺垣」

    総門から中門まで続く50mほどの参道が「銀閣寺垣(ぎんかくじがき)」です。両脇には、低い石垣の上に高い竹垣が設けられ、4mほどの高さ。細長い空間を歩いていると、自然と心が落ち着きます。銀閣寺にたどり着くまでの準備期間道とも呼べる空間で、参道を抜けた先にある仏の世界の序章的な場所に心が震えます。

  • 禅宗文化の影響を色濃く受けた「銀閣(観音殿)」

    銀閣寺を代表する「観音殿(銀閣)」は二層構造の建築。初層は「心空殿」と呼ばれる住宅風様式、上層は「潮音閣」と呼ばれる禅宗様の仏堂。こけら葺の屋根の上で羽ばたく金銅の鳳凰は、テレビ等で一度は見たことがある人も多いかもしれません。
    金閣、飛雲閣(西本願寺)と共に京の三閣と呼ばれる国宝です。

  • 白砂がつくる芸術的庭園と銀閣のコントラスト

    錦鏡池を中心とする庭園には、さざなみを思わせる「銀沙灘(ぎんしゃだん 」と白砂が盛られた円錐型の「向月台(こうげつだい)」、美しい二つのアートがあります。これは観月のために作られたと言われており、銀閣寺を象徴する光景のひとつです。

  • 義政が茶の湯に使用した「お茶の井」

    下段の庭から山腹をのぼると「お茶の井」という、湧水のあふれる泉があります。
    これは、茶道や華道、建築や芸能に至るまで手厚く支援したという足利義政が茶の湯に使用した湧水で、現在もお茶会で使われているそうです。
    現代にも通じる日本の美意識を開花させた義政が使った水が、平成の今に至るまで使われている様子を目の当たりにすると、「銀閣寺」の持つ歴史が心に迫りますね。

  • 現存する最古の書院造り「東求堂(とうぐどう)」

    観音殿(銀閣)と共に、国宝に指定されている「東求堂」。内部は春・秋の特別拝観時に見ることができます。
    本来は義政の持仏堂(じぶつどう)で、「東求堂」という名は仏教の法語「東方の人、仏を念じて西方に生まれんことを求む」から名付けられたと言われています。堂内は阿弥陀如来、義政像、茶室、そして「同仁斉(どうじんさい)」と呼ばれる書院造の書斎から成ります。

  • 静けさの中で日本の風情を感じて

    華やかな印象の「金閣寺」に比べ、落ち着いた印象の銀閣寺。質素ではありますが、そこに日本人の心が宿り、訪れる人を魅了し続けています。静かな時の中に包まれて、歴史に思いを馳せてみてください。

    慈照寺(銀閣寺)
    住所
    京都府京都市左京区銀閣寺町2
    電話番号
    0757715725
    備考
    【URL】http://www.shokoku-ji.jp/top.php
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