祇園ではんなり♥ 京の”ほんまもん”ショコラトリー 「マールブランシュ加加阿365祇園店」


2017.05.09

NAVITIME TRAVEL EDITOR

今や京都の新定番スイーツとなったチョコレート。格式高い花街「祇園」に、舞妓さんをも虜にするショコラトリーがあります。おいしさの原点である”素材”、京都に根付いた匠の”技”、そして何よりおもてなしの”心”。この3本柱で”京都クオリティ”を提供し続ける「マールブランシュ加加阿365祇園店」。その魅力に迫ります!

  • 01

    扉を開けると・・・ チョコレートワンダーランド。

    お店は昔、お茶屋として使われていた町屋をリノベーション。歴史的な外観から一転、扉を開けると別世界。

    趣きのある町屋

    趣きのある町屋

    ショーケースに飾られたチョコレートはまるでジュエリーのよう!思わずパッと心が躍ります。

    心湧き立つチョコレートの”競艶”

    心湧き立つチョコレートの”競艶”

    ショコラティエが作っている姿ものぞけます

    ショコラティエが作っている姿ものぞけます

    腰をかけるスペースもあり。中庭を見ながら頂くのも良いですね

    腰をかけるスペースもあり。中庭を見ながら頂くのも良いですね

    天井を見上げると・・・古くから用いられてきた季節の区切り方、「二十四節気(にじゅうしせっき)」と「七十二候(しちじゅうにこう)」が描かれています。季節感を大事にし、暮らしの中に取り入れてきた和の文化が伺えます。

    金蒔絵(きんまきえ)で表現

    金蒔絵(きんまきえ)で表現

    スタイリッシュ感溢れる店内には、実は遊び心あふれる驚きの仕掛けが。
    こちらイメージキャラクターの加加阿ちゃん。一見普通の招き猫のように見えますが・・・よく見ると耳がカカオ。抱えているのも小判ではなくカカオ豆。極め付けは手足の指がcacao!

    幸福とチョコを呼ぶ招き猫、加加阿ちゃん

    幸福とチョコを呼ぶ招き猫、加加阿ちゃん

  • 02

    そのチョコレート、出会いは一期一会「加加阿365」

    “日々是好日”。 それは自然に寄り添い、一日一日を丁寧に暮らすこと。
    「毎日が新鮮で最高にいい日、例え悪い事があったとしてもそれはそれで良しとしよう。」そんな想いが込められて誕生した「加加阿365」。店名であると共に、お店を象徴するチョコレートです。

    賞味期限は3日。作りたてを味わいたい加加阿365

    賞味期限は3日。作りたてを味わいたい加加阿365

    365日毎日違うデザインで、それぞれメッセージが込められています。京都の風物詩にちなんだ独自の「紋」が描かれており、京の文化に触れる事ができる一品。

    取材当日4月11日は、“花がさねの日”という「紋」。桜の花びらがあしらわれています。意味は春の季語である“花衣”、女性が花見に着る晴れ着だそう。
    ちなみに筆者の一番好きな花は偶然にも桜。何とも縁を感じます。

    パッケージには、その日の紋とメッセージが巻かれています

    パッケージには、その日の紋とメッセージが巻かれています

    店内の掛け軸にも

    店内の掛け軸にも

    2日前までに予約をする事で、当日分以外の「紋」も購入可能なので、誕生日や結婚記念日などプレゼントに最適です。
    ある女性が自分の誕生日の日のチョコレートを購入したところ、お酒の紋が描かれていたそう。その女性は大のお酒好きだったというから又不思議!チョコレートが、何か特別なメッセージを伝えようとしているのでしょうか・・・

    365日分の紋が、壁や天井にずらーっと並んでいます

    365日分の紋が、壁や天井にずらーっと並んでいます

  • 03

    京の匠たちが誇る!お濃茶ラングドシャ「茶の菓」は、まさに芸術的。

    マールブランシュの代名詞とも言える、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」。茶づくり名人、茶鑑定士、パティシエという “京の匠” 三名によって創り出された究極の逸品です。茶葉、香り、味覚のスペシャリスト達が織りなす和と洋の融合。フワッと広がるお抹茶の香りに、絶妙な甘さと渋みがたまりません。

    「茶の菓」10枚入り

    「茶の菓」10枚入り

    そんな茶の菓、「加加阿365祇園店」限定の “おため” サイズのパッケージが存在します。
    “おため” とは、結婚や出産など慶事の際の「お返し」を表します。京都では何かを頂いた際、ちょっとした心づかいを用意してお返しをする風習があるそう。人と人の繋がりを大切にする、素敵な習わしですよね。

    おためサイズは5枚入り

    おためサイズは5枚入り

    店内にあるインテリアで一際目を引く”松の木”。実はこれ、葉の部分は茶の菓をデザインしているんです!あっぱれ、粋ですね・・・

    アーティスティックな作品

    アーティスティックな作品

  • 04

    舞妓さんのように可愛く!おちょぼ口サイズの「ちょこっとエクレア」

    舞妓さん、お花、かんざしが描かれたとってもキュートなエクレア。こちらカワイイだけではありません。女性に優しいエクレアなんです。なぜかと言うと・・・

    ポイント①大きな口を開けずとも食べられる。
    ポイント②中のクリームが飛び出ない構造。
    エクレアを食べる時、途中でクリームがはみ出て手や洋服が汚れてしまう・・・なんて事よくありませんか? しかし「ちょこっとエクレア」には、板チョコが乗っているので心配ご無用!味はもちろん、見た目の可愛さ、食べやすさにも優れた逸品です。

    「食べる姿が美しく見えるように」、というところまで考えて作られているそう。
    舞妓さんが恥じらいながら、おちょぼ口で食べる可愛らしい姿が思い浮かびます。

    食べ姿も可愛く!女子に嬉しい「ちょこっとエクレア」

    食べ姿も可愛く!女子に嬉しい「ちょこっとエクレア」

  • 05

    シェフの味覚を疑似体験!謎の”口どけチャート図”とは!?

    チョコレートの風味を目で楽しめるよう、それぞれ専用の”口どけチャート図”なるものが用意されています。
    これは食べている時、舌の上で何が起きているのか味覚の変化を図にしたもの。

    「自分が感じた味は正しかったのか?」 このチャートで答え合わせをするもよし!はたまた虎の巻的に使って友達の前で食レポすれば、グルメ王の名はあなたのものに。

    加加阿365の”口どけチャート図”

    加加阿365の”口どけチャート図”

  • 06

    花街で見つけた ”粋”な心意気

    新しいだけではすぐ飽きられる厳しいショコラトリー界で、本質をついた”ほんまもん”を生み続ける「マールブランシュ加加阿365祇園店」。職人気質なストイックさの中にも、フッと微笑みがこぼれる遊び心。さりげなく、そしてとことん相手を思いやるおもてなしの精神。京都の美しい四季と風流をチョコレートを通して伝えてくれる・・・。そんな素敵なショコラトリーが、祇園であなたを待っています。

    マールブランシュ加加阿365祇園店
    rating

    4.0

    44件の口コミ
    place
    京都府京都市東山区祇園町南側570-150
    phone
    0755516060
    opening-hour
    10:00-17:00
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