【鎌倉】腰越状が書かれたお寺「満福寺」で悲劇の英雄、義経・弁慶を思う。


2016.12.13

NAVITIME TRAVEL EDITOR

義経と弁慶といえば、子供から大人まで幅広く知られている「牛若丸と弁慶」が有名ですが、悲劇の英雄としても知られています。 実の兄の怒りを買い、逃避行の旅を続けた義経。そんな悲劇のはじまりともなった舞台が鎌倉です。そんな義経と弁慶にゆかりのある鎌倉のお寺「満福寺」を紹介します。

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    「満福寺」の目の前は江ノ電の踏切!

    義経・弁慶伝承の寺「満福寺」があるのは、江ノ電の腰越駅から徒歩3分ほどの場所。義経が兄の頼朝にあてて書いた有名な「腰越状」は、地名から由来しているものです。
    鎌倉入りすることを許されなかった義経は、満福寺を一時宿所として腰越状を書いたといわれています。

    なんと寺の階段の目の前が踏切!

    なんと寺の階段の目の前が踏切!

    階段を上ると、門の手前には腰越で起こった義経の物語についてあらすじが書かれているので、腰越状ってなに?という方はこちらを読んでおきましょう。

    源義経と腰越。

    源義経と腰越。

    門をくぐってすぐの場所にも満福寺の案内が。

    満福寺のご本尊は薬師如来様です。

    満福寺のご本尊は薬師如来様です。

  • 02

    満福寺・本堂前には義経と弁慶が!

    門をくぐり本堂の前を見ると、義経と弁慶の石像が!
    その面持ちからは、鎌倉入りを許されなかった義経と、それを慮る弁慶の心情が現れています。

    近くには力自慢の弁慶が腕試しをしたという「手玉石」が

    弁慶が腰掛けたとされる「弁慶の腰掛石」もあります。

  • 03

    弁慶と義経尽くし!満福寺の中を拝観しよう

    満福寺は本堂も拝観できます。拝観料は200円ですが、腰越状や義経と弁慶の物語について知るなら入っておきましょう。

    靴を脱いで本堂へ。玄関を見上げると、干支が彫られた美しい天井が。

    まずは本堂の方へ。襖には弁慶の立ち往生を描いた迫力の絵が鎌倉彫で描かれています。

    隣の部屋には、弁慶を従え腰越状を手にする義経の鎌倉彫の襖絵が。この他にも、静御前との別れのシーンや弁慶の後ろ姿、鎌倉彫の天井絵など見どころが沢山。
    義経と弁慶にゆかりのあるお寺らしく二人を物語る絵が多いので、歴史好きならぜひ拝観することをおすすめします。

  • 04

    腰越状の下書き、弁慶ゆかりの品々も。

    そして玄関を上がって正面、ガラスケースの中に飾られているのが「義経腰越状」です。こちらは義経の思いを酌んで、弁慶が書いたとされる草案。江戸時代後期に作られた木版とともに飾られています。

    「不顧為敵亡命」(敵の為に命を亡くすことを顧みない)の6文字が抜けていたために、満福寺に残されたという腰越状の下書き。
    義経が送った腰越状ですが、結果兄の許しを貰える事はなく、鎌倉入りを許されなかった義経は京都へ引き返すことになります。そして義経の悲劇が始まったのです。

  • 05

    義経と弁慶の歴史をなぞる、腰越状ゆかりの地「満福寺」

    いかがでしたか? 実際に訪れてみると、紹介した以外にも見るものが沢山展示されていて、歴史に明るくなくても義経と弁慶について知ることができるお寺です。
    歴史について触れることができるだけでなく、どことなくほっとできる「満福寺」で、義経と弁慶の物語をなぞってみませんか。

    満福寺
    rating

    3.5

    21件の口コミ
    place
    神奈川県鎌倉市腰越2-4-8
    phone
    0467313612
    opening-hour
    9:00-17:00

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