旅人たちの「ヨリドコロ」 古民家カフェで味わう “鎌倉の日常”


2016.12.14

NAVITIME TRAVEL EDITOR

稲村ヶ崎駅、江ノ電の線路沿い。そこに佇むのは「歴史」と「新しさ」を漂わせる一軒家カフェ。”非日常”を求める旅人が集うその場所にあったもの・・・それは、何気ない鎌倉の”日常”でした。

  • 01

    「ヨリドコロ」が届けるのは、「食事」「旅情報」「人との縁」

    運営するのは、”旅”というワードで繋がった旅部のメンバー。学生時代から南米やアメリカを放浪したり、世界遺産巡りをしてきた彼らも又、旅人。旅を通じた人との出会いや経験を生かし、「旅の面白さを発信するベース基地」を作りたかったのだと語ります。
    ”ヨリドコロ”が提供するのは、旅人が寄り集まって情報を共有しあえる空間であり、そんな旅人たちを迎える”ほっこりする食事” なのです。

  • 02

    「ヨリドコロ」誕生 ”古民家” にしか出せない味は懐かしさ漂う

    大正時代に仕立て屋として建てられた古民家を、自分たちの手でリノベーションし「ヨリドコロ」は誕生しました。柱や梁、窓枠の建具、押し入れ、柱の傷などは壊さず、洋品店時代からの状態をあえて残しています。
    古いものを愛し、建物に刻まれた時間や人々の想いを受け継ごうというメンバーの意思が感じられます。

    歴史とモダンの共存

    歴史とモダンの共存

    窓際のカウンター席が一押し。江ノ電が通り過ぎる迫力を感じながら、旅の計画を練るのも良いかも。

    江ノ電が目の前を通る 窓際カウンター席はおすすめNo1

    江ノ電が目の前を通る 窓際カウンター席はおすすめNo1

  • 03

    これぞ日本の朝ごはん!「干物定食」

    ヨリドコロと言って一番に思い浮かぶのが、「干物」。地元の人たちはもちろんのこと、遠方からもこの干物を目当てに訪れる人は数知れず。一番人気の塩さばを始め、サバのミリン干し、あじ、秋限定の秋刀魚など、そのラインナップはどれも絶品。お店で扱うのはオーナー恵さんのご実家、干物専門店「丸恵」のものなんだとか。皮の部分まで絶妙な焼き加減で、心があったまるおふくろの味と評判です。

    干物専門店の厳選干物は食べなきゃ損♪

    干物専門店の厳選干物は食べなきゃ損♪

  • 04

    稲村ヶ崎から見る夕日のような美しさ!「ブランドたまご」

    色、艶、弾力、濃厚な味わい・・・どれをとっても最高峰。それもそのはず。ヨリドコロで頂けるたまごは、神奈川県内の養鶏場をかけずり回りようやく見つけたという、まさにKing of Egg. ぽってりとした黄身は、まるで稲村ヶ崎から見える夕焼けのように美しい。
    炊きたてのほかほかご飯にのせて掻き込めば、もう他に何もいらない!こんなにも贅沢な卵かけごはんはなかなか出会えません。

    この大きくてプリッとした黄身!

    この大きくてプリッとした黄身!

    なかなか崩れないしっかりとした弾力

    なかなか崩れないしっかりとした弾力

    味を想像すれば、思わず唾を飲み込んでしまう

    味を想像すれば、思わず唾を飲み込んでしまう

  • 05

    干物で届ける日ごろの感謝 「おくりもの」サービス

    「贈る楽しみと受け取る楽しみの橋渡し」がしたい、そんな想いから昨年より始まった「おくりもの」サービス。ヨリドコロの名物である干物の詰め合わせが公式ホームページ又は、店舗で注文ができるようです。
    味や見た目はもちろん、パッケージにもこだわりが光ってます。商品は、「サーフボード」「海街」「夕日」とどれも鎌倉らしい素敵なネーミングばかり。お歳暮やお中元、記念日など、あげて嬉しい貰って嬉しいギフトですね。
    定食でいただいだ味を、大切なあの人にもおすそ分けしたいなら、ぜひ利用してみてはいかがでしょう?

  • 06

    鎌倉の”日常”を旅して

    旅を愛し、鎌倉を愛する人たちの心の”ヨリドコロ”。稲村ヶ崎の駅を降り立つ理由が又一つ、増えそうですね。

    ヨリドコロ 本店
    place
    神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-12-16
    phone
    0467405737
    opening-hour
    7:00-18:00
    info
    http://yoridocoro.com/
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