
“霊水で銭を洗うことで、一族繁栄、商売繁盛、金運上昇の御利益がある”と伝えられる「銭洗弁財天 宇賀福神社」は、老若男女を問わず参拝者の多い、鎌倉有数の観光スポットです。今回は金運を上昇させる「正しい」参拝方法や、洗ったお金の使い方からちょっとした銭洗弁財天トリビア、知っておくと面白い歴史の豆知識をご紹介!お出かけ前にちょっとだけ予習して行きませんか?
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01
そうだったのか!銭洗弁財天の歴史
時はさかのぼること文治元年(1185)、巳の月、巳の日、巳の刻のこと。源頼朝はある夢を見ました。それは宇賀神から「この地に湧き出す水で神仏を供養すれば、天下泰平の世が訪れる」とお告げを受けるというもの。頼朝は夢に導かれるように、佐助ヶ谷の岩壁に湧く霊水を見つけ、そこに祠を建てて宇賀神を祀りました。
さらに時が流れて、同じく巳年の正嘉元年(1257)、5代執権北条時頼がこの霊水で銭を洗い、一族の繁栄を祈願しました。これが現代の銭洗の始まりだといわれています。銭洗弁財天 本社
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02
御利益アップ!正しい参拝方法で幸運を招きましょう
①社務所で線香とろうそくを購入
石のトンネルと鳥居を抜けた先にある手水舎で手を洗い、身を清めたら、社務所でお供え用の線香とろうそくを購入しましょう(セットで100円)。さらにお金を洗うためのざるを借ります。(こちらは無料)本社脇の社務所で購入できます
これで1セット
②本社へ参拝
本社脇のろうそく台にろうそくを供えます。ひときわ大きなろうそくの火から火をもらいましょう。線香に火をつけるときも大きなろうそくからもらい火しましょう
さらに線香にも火をつけて線香台に納めたら、煙で浴びて身を清めます。終わったら本社でお参り。
線香台
③奥宮へ参拝
続いて奥宮の洞窟の中へ。右手に社があるので、忘れずにお参りしてから霊水が流れる奥へ進みます。奥宮への洞窟
奥宮内部。ここでお金を清めます。
④霊水でお金を清める
お借りしたざるにお金を入れて、柄杓(ひしゃく)で3杯ほど水をかけて清めます。このとき、水をお金の端にちょっとかけるだけで効果ありとのことです。じゃぶじゃぶかけて水浸しにする必要はありません!
⑤ハンカチなどでぬぐってざるを返す
洗ったお金はハンカチなどで丁寧にぬぐってお財布に戻します。ざるは洞窟内の返却場所へ返しましょう。
ちなみに洗ったお金は「使う派」「使わない派」で分かれるそうですが、使った方が御利益があるんだとか!清めたお金を世の中にお返しすることで、幸運がめぐりめぐって戻ってくるのかもしれませんね。
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03
一緒にお参りしたい3つのパワースポット
銭洗弁財天には他にもパワースポットがあります。せっかくここまで来たのならぜひ一緒にお参りしていきましょう!
ひとつは社務所の右手にある「七福神社」。大黒天や弁財天、毘沙門天などの七福神を祀っており、商売繁盛のご利益があると言われています。七福神社
さらに赤い橋の向こうにある「下之水神宮(しものみずじんぐう)」。宇賀福神社の水口の守護神として、水の神様「水波売神」(みずはのめのかみ)が祀られています。
下之水神宮
そのさらに奥にある「上之水神宮(かみのみずじんぐう)」では、下之水神宮同様「水波売神」が祀られています。岩肌に張り付くように佇む神様にも忘れずにお参りしましょう!
上之水神宮
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04
かつての入口は逆側だった?銭洗弁財天アクセス&トリビア
鎌倉駅から「銭洗弁財天 宇賀福神社」に向かうには、駅の西口から目指すのが一般的。同中、あちらこちらに案内板があるので迷うことはないでしょう。急な坂道を登りきったところで石の鳥居が見えてきます。ここが「銭洗弁財天 宇賀福神社」の入口。
「銭洗弁財天」から佐助稲荷が近いですが、実は戦前までがこの佐助稲荷に抜ける道が本来の参道でした。現在のトンネルは洞窟で、通り抜けはできなかったそうですが、参拝後ここで休憩する人が増えたのでくりぬいてトンネル状にしたそうです。銭洗弁財天 現在は石で出来たこの鳥居が入口の目印。
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