2019年に130周辺を迎えた東海汽船が2020年に向けて、新造客船3代目「さるびあ丸」を6月25日に運航を開始します。
青と白を基調としたスッキリしたカラーリングと、2代目「さるびあ丸」から1,200トンもアップした大きさの新「さるびあ丸」は、今の時代のニーズに合わせプライベートを重視した船内にパワーアップしました。
-
01
団体から少ない人数にも対応した「2等和室」と「2等椅子席」
船の中で一番安価な2等席は旅の強い味方です。今まではかなり大部屋で仕切りの無いイメージだった2等席ですが、2等和室は顔の部分のパーティションが区切られ、定員4名~18名と、小さ目のエリアも用意されました。
顔まわりはパーティションでしきられています
人数が4人までのバリアフリーエリアの2等和室が登場
また、2等椅子席はロールカーテンを下げることで、前後左右の隣り合わせる人との仕切りを確保できます。荷物棚も鍵付きのロッカーに変わり、全席USBポートが付属、1エリア内の座席数も以前より減っているため人気がアップするのではないかと思われます。
以前よりかなりゆとりのある2等椅子席
カーテンを下ろせば個室状態
さらに、驚くべき4シートのエリア。ここは、家族や友達と一緒に取れたら最高です。もちろん通路とは大き目のカーテンで仕切れます。
-
02
グループで乗船すれば、扉を閉めて個室にできる「1等室」
1等室は2等和室と比べ、全席にマットレス、コンセント、毛布、枕などの設備が充実しています。入口には扉があり、グループと部屋の定員人数がピッタリ合えば、グループの部屋として個室のような利用が可能です。
1等室内部
-
03
ひとり旅でも利用価値大の「特2等室」
2段ベッドタイプで、カーテンをしっかり閉めてプライベート空間を確保できる特2等室はもともと人気の席です。新デザインになりとても上品な雰囲気になっていて素敵です。
カーテンを閉めれば個人のスペースへ
内部に収納されているロッカーもあり、機能的
-
04
家族や4名までのグループにおすすめなのが「特1等室」
ホテルの1室を思わせる部屋の作りとなっています。2段ベッドと明るい窓、テーブルやポットなど簡単なアメニティまで配置されています。シャワールームと、トイレも別で個室内にあるため、ここから出ること無く船の旅を終えることができてしまう部屋です。
子供でも上がりやすい安心の階段
ポットや冷蔵庫、ドライヤーまで
室内のプライベートトイレ
-
05
最高級は2名用の「特等室」
船の中とは思えない高級ホテルの1室を思わせる特等室は、デザイナブルなソファやテーブルセットから窓の外をのんびり眺める癒しの旅に最適な部屋です。
これらの個室はカードキーで空く防火扉を備えています
-
06
船内の換気について
コロナに関係なく船の基本装備として、船内は換気装置が常に新しい外気を取り入れています。上部から外気を取り入れ、バスルームやトイレなどの排気口から空気を出す仕組みとなっています。それ以上に換気について求めるのであれば、特1等室や、特等室など個別にエアコンを備えている部屋がおすすめです。
東海汽船 船舶部門 青木さん
-
07
予約は2か月前から
インターネットと、電話で受け付けてくれる予約は2か月前の同日から。復路は3日後の便まで一緒に申込みができます。料金や時刻表は時期によって変更になるためホームページで確認してください。
東海汽船HP:https://www.tokaikisen.co.jp/新しいさるびあ丸
アフターコロナで、以前よりプライベート空間に気をつかうようになった今だからこそ、東海汽船で船の旅も良いかもしれません。
※各島の観光客の受け入れについては事前にホームページでご確認をお願いします。