
映画に絵画に文学、そして猫と坂。懐かしい風情の漂う港町・尾道を表すキーワードはたくさんありますが、「おやつ」というのも尾道歩きには欠かせないキーワードなんです♡ というわけで、今回は尾道のキュートな「おやつ」を求めて町を歩いてきました。お土産にしてもよし、食べ歩きしてもよし。港をバックにすれば旅情緒のある写真が撮れますよ。さてさて、どんなお店が見つかるかな?
-
01
これぞ尾道を代表するスイーツ!「おやつとやまねこ」のプリン
尾道駅を背にして商店街を歩いていくと、見えてきたのが「おやつとやまねこ」。
レトロでカワイイのれんが目印
牛乳瓶のような瓶に詰められたプリンがこちらの看板商品。
尾道生まれのたまご、広島の砂谷牛乳、北海道産のてんさい糖を使った優しい味わいが大人気なんだとか。
味はプレーンのほかにヨーグルトやブルーベリーなどがあります。ううーん、迷いますね。
あれこれ考えた末に、プレーンタイプと抹茶をセレクト。やまねこ印がかわいい♡
どこで食べようかな~♪と、うろうろ。海沿いの塀に腰かけてとりあえず写真をパシャリ。
お寿司についてくる醤油ビンみたいな魚の容器が巻き付いてきます。中身はレモンシロップとのこと。
さて実食です。まずはレモンシロップをかけずに、そのままいただきます。
お、おおお?これはおいしいぞ!
濃厚で甘いプリンを想像していましたが、じんわりと優しい味。しつこくない甘さ、さらっとした舌ざわり、からだに悪いものは一切入ってません!というのが伝わってきます。
レモンシロップをかけると味が変化!こちらのシロップも甘すぎず、レモンを主張しすぎないのでプリンの素朴な味わいを壊しません。
海を眺めながら、二つともペロリと完食。
かわいい瓶は持ち帰ってお花などを活けるのに再利用する人が多いのだとか。
お土産にも喜ばれそうなプリンでした。周辺の予約制駐車場
-
02
見て楽しい、食べておいしい。「夕やけカフェ」のヘルシーおとうふドーナツ
プリンをお腹におさめたあと、海沿いをてくてく歩いていくと…
お!なんだか気になる看板を発見です。
「ドーナツ」というキーワードにスイーツ好きの勘がビンビン反応します。このお店もかわいい外観ですね~!
ここ「夕やけカフェ」はドーナツテイクアウトの専門店。ちなみに、看板に描かれたギターを持った女の子は“ゆっこ”ちゃんというそう。
素材にこだわり、有機素材や国産小麦粉を使用したヘルシーなとうふドーナツやさんです。
店内のショーケースには、練乳やきなこ、塩キャラメルを使ったさまざまなドーナツがずらり。ここでも大いに迷います!
にこにこ笑顔が素敵な店員のお姉さんに、どれがいいかな?どれがおすすめですか?と相談しつつ、アールグレイ(紅茶)のドーナツとチョコレートのドーナツをチョイスしました。ひとつずつ、くるくるっと手早く個包装して、かわいい紙袋に入れてくれました!
ハート型のドーナツがかわいい~!ドーナツの穴までハートです。
では、いただきます!お~!これは…!
ドーナツの生地はやわらかで、しっとりした食感。流行のもっちり系でなく、どちらかといえばさっぱりした味わいです。油っこさはまったくなく、ヘルシーで素朴、くどい甘さもありません。おいしい~!
価格は1つ100円から200円ほどでとってもリーズナブル。このクオリティでこのお値段、いいの!?と思いつつ、サクッと胃におさめました。ギトギトしていないので、いくらでも食べられそうな優しい味。
ごちそうさまでした~!周辺の予約制駐車場
-
03
昭和14年から尾道で支持される伝統の味「からさわ」のアイスモナカ
さてさて、次はどこに行こうかな~?と視線をあげると…
「夕やけカフェ」のすぐお隣にアイスクリームやさんがありました!ここ「からさわ」は、昭和14年に喫茶店として尾道に誕生したお店。その後、自家製アイスクリームの提供をはじめ、今でも地元の方や観光客の皆さんに愛されているお店なんだそう。
手書きのメニュー表、味があります。お持ち帰りメニューも豊富!
さっそく看板商品のアイスモナカを注文です!
店内には可愛らしい内装のイートインスペースもありますが、平日にも関わらずこの日は満席。若い方からご年配の方まで、さまざまな年代の方が思い思いにアイスを楽しんでいました。人気のほどがうかがえますね。
というわけで、食べ歩きです!「からさわ」の道路を挟んで向かいにはこんなベンチが用意されているので、座ってゆっくり食べることもできますよ。こちらが「からさわ」のアイスモナカ。150円という良心価格ですが、ご覧の通り手のひらくらいの大きさがあります。食べごたえありそう!
いただきまーす。まずひとくち。モナカが口の中に張り付かないことに感激!
サクッとした食感のモナカの中にはさわやかな味わいのアイス。ミルクの味がしっかりします。ベタベタする甘さはなく、口の中でさらりとほどけてスッと溶けていくこの感じ。おいしい!
テイクアウトのアイスモナカは紙袋に包んでくれるので、アイスが手を汚すことがないのも◎!
海を眺めつつ、150円のおいしい幸せを噛みしめます。周辺の予約制駐車場
-
04
やさしい・うれしい・かわいい「尾道おやつ」
プリン2つにドーナツ2つ、アイスモナカまでいただいてお腹は大満足。これだけ食べても費用は1000円ほどでした。
心とからだと目に嬉しいばかりではなく、お財布にも優しい尾道おやつをめぐるおさんぽ、おすすめです。きっと尾道にはまだまだおいしいものがたくさんあるはず…
皆さんも、写真映えバツグンのカワイイ「尾道おやつ」食べ歩きの旅、いかがですか?