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【おこもりステイ@下呂温泉】昭和レトロにときめく麗しの宿「湯之島館」に泊まろう

日本三名湯の一つ・岐阜県の下呂温泉は、別名「美人の湯」とも呼ばれ女性にも大人気の温泉地。そんな下呂温泉の高台に佇むのが、昭和6年創業の名宿「湯之島館(ゆのしまかん)」。開業当時は最先端だった建築やデザインが、昭和レトロな魅力となって、今高感度な女子の間で「おしゃれでかわいい!」と話題になってるんです。今回は、ちょっとだけ背伸びした温泉ステイにぴったりな湯之島館の魅力を探りに行ってきました。

目次

  • 下呂温泉のパイオニアだった「湯之島館」

  • 「家族風呂」で昭和レトロにどっぷり浸かろう。

  • 「娯楽館」探訪。ロマンティックな世界にうっとり♡

  • 設計図はなし?!飛騨名工の技が光る「客室」

  • 湯之島館へのアクセスは専用バスが便利!

  • 戻らない時代だから愛おしい。

  • 下呂温泉のパイオニアだった「湯之島館」

    JR下呂駅から車で7分ほど。商店が建ち並ぶ温泉街から1本はずれ、坂をのぼった先の高台に湯之島館は門を構えます。下呂富士と呼ばれる湯之島山の中腹、豊かな緑に囲まれた中に現れる巨大なセピア色の館。静けさの中に凜として佇む姿は、重厚感と同時にモダンな気品も感じさせます。

    静寂に囲まれた、まさに大人のためのとっておきお宿

    静寂に囲まれた、まさに大人のためのとっておきお宿

    湯之島館の開業は昭和6年(1931)。その頃はまだ珍しかった支配人制度を導入したり、館内にビリヤードルームや舞踏場、バーなど多彩な施設をつくったりと、リゾートホテルスタイルの宿として当時は売り出されたそう。
    かつて「湯島」と呼ばれていた下呂の地にちなんで名付けられた同館は、下呂を温泉観光地として広く国内にアピールする先駆けの宿として、その頃から多くの観光客や著名人に親しまれてきました。

    オーラに圧倒されちゃう迫力たっぷりの玄関口

    オーラに圧倒されちゃう迫力たっぷりの玄関口

    湯之島館の注目はその名建築ぶり。設計と監督を担当したのは、当時新進気鋭だった建築家・丹羽英二氏。木造3階建て数寄屋造りの本館と、タイルやステンドグラスなモダンデザインをふんだんに散りばめた洋館を共存させたスタイルは、湯之島館の魅力として多くの文人達にも好まれたそうです。

    さっそく館内を探検してきます!

    さっそく館内を探検してきます!

  • 「家族風呂」で昭和レトロにどっぷり浸かろう。

    湯之島館で下呂の湯を満喫するなら、洋館の1階に設けられた4室の「家族風呂」は必ず訪れて。創業当初からの姿をそのまま残しているそうで、かわいらしいモザイクタイルなど乙女心をくすぐるデザインがとっても素敵な空間なんです。

    タイル床が続く廊下はなんだか秘密めいた雰囲気♡

    タイル床が続く廊下はなんだか秘密めいた雰囲気♡

    廊下をはさんで並んだ4つの浴室は完全個室で、広々とした脱衣所付き。脱衣所・浴室共に洋室や和室、タイル張りのお風呂や岩風呂など設いがそれぞれ異なり、ドアを開けてのお楽しみになりそう。

    「七宝泉」の脱衣室は家具やインテリアがクラシカルで女子好み

    「七宝泉」の脱衣室は家具やインテリアがクラシカルで女子好み

    ノスタルジックで“おこもり感”たっぷりの浴室

    ノスタルジックで“おこもり感”たっぷりの浴室

    お湯は全て源泉かけ流し。カランやシャワーに至るまで下呂温泉のお湯を使用しているので、プライベートな空間で贅沢に名湯に浸れちゃいます。

    ノスタルジックな面影を残す家族風呂は、多くの宿泊客の心を掴む湯之島館ならではの魅力。呼び名は「家族風呂」となっていますが、仲間同士やおひとりさまの利用ももちろんOK。大浴場や露天では味わえないしっぽりとした浴室は、大人になってはじめて良さを感じるものかもしれません。
    利用時間は午後3時~翌朝9時まで。基本的に空いていればどこを使用してもよいので、運がよければ全てのお風呂を試すことができるかも。

    本館内には男女別に展望大浴場と露天風呂も完備。開放的なロケーションでの入浴もちゃんと楽しむことができます。眼前に広がる山並みの美しさは、高台の宿ならでは!

    2つの展望大浴場・展望露天風呂は深夜に入れ替え作業があり、滞在中両方の展望台浴場に入浴ができるそう。

    岩に囲まれた「山渓之湯」と「飛山之湯」

    岩に囲まれた「山渓之湯」と「飛山之湯」

    大浴場の脱衣所はデコラティブな鏡が並ぶ乙女チックな空間。

    屋根付きの「山の足湯」は24時間利用可能。鳥の声や木々のさざめきに耳を傾けていると、時間を忘れてしまいそう。

  • 「娯楽館」探訪。ロマンティックな世界にうっとり♡

    木造本館と同時期に建築された家族風呂のある洋館は「娯楽館」とも呼ばれていて、湯之島館を語る上ではずせない見どころのひとつ。
    クラブ「ムーンライト」は、豪華客船をイメージして設計されたというだけに一歩足を踏み入れるとその優雅な世界観に一気に引き込まれてしまいます。

    クラブ「ムーンライト」は見学だけでもOK

    クラブ「ムーンライト」は見学だけでもOK

    往年の余韻に溢れた空間は、まるで映画のセット。ベロアのソファーに身をゆだねるダンディなおじさまや、おしゃべりに興じるご婦人方の姿が目に浮かぶよう。。。

    昭和ロマンに酔いしれてしまう~

    昭和ロマンに酔いしれてしまう~

    2階には、ビリヤードルームやカラオケ、卓球室が各部屋に分かれて並びます。卓球室の床には手焼きのタイルが敷き詰められているという斬新&モダンな造りに驚き!

    こんなアートな卓球部屋、見たことないっ

    こんなアートな卓球部屋、見たことないっ

    外国のお屋敷のようなクラシカルなビリヤードルーム

    外国のお屋敷のようなクラシカルなビリヤードルーム

    4階の会議室に併設されたサンルームは、隠れ家のような雰囲気。普段は集中できない読書も、こんな空間なら一日中読んでいられそう・・・(笑)

    廊下ひとつとっても絵になる空間。

    これらの部屋は全て現役で使用されており、館内で貸し出しされている色浴衣を着て散策するのも楽しそう。フォトジェニックなスポットを見つけて記念撮影してみては?

  • 設計図はなし?!飛騨名工の技が光る「客室」

    湯之島館の魅力は多彩な客室にもあり。初めての宿泊なら、昭和の香りが残る本館客室へ。設計図のない時代、大工達が自らの技術や感覚をもって腕比べをした客室の意匠はひと部屋ごと異った造り。卓越した技術を持っているからからこそなせた技ですね。

    開業からそのままの形を残す本館客室

    開業からそのままの形を残す本館客室

    簾戸や欄間などの細部にまでご注目

    簾戸や欄間などの細部にまでご注目

    茅葺屋根の特別室「春慶荘」は、飛騨の伝統工芸である「春慶塗り」で統一された贅を尽くした1室。とっておきの記念日で使いたい、大人のための上質な空間です。

    かつて宿泊した歴史作家・司馬遼太郎氏も絶賛したとか。

    かつて宿泊した歴史作家・司馬遼太郎氏も絶賛したとか。

    春慶之間の内風呂と露天風呂

    春慶之間の内風呂と露天風呂

    平成29年にリニューアルしたの露天風呂付き客室「紅葉之間」は、もう少し気軽なステイにぴったり。現代的な数寄屋造りにアレンジされた客室と、庭園と一体になれるような露天風呂は別館ならではの趣が感じられます。

    別館 露天風呂付き客室「紅葉之間」

    別館 露天風呂付き客室「紅葉之間」

  • 湯之島館へのアクセスは専用バスが便利!

    湯之島館へはJR下呂駅より毎日出ている専用バスを利用するのがおすすめ。駅からは7分ほどで到着します。帰りもチェックアウトの時間帯にバスで下呂駅まで送ってもらえるので安心です。
    【JR下呂駅発の専用バスの発車時刻】
    13:35発/14:35発/15:35発/16:35発/17:35発

    【湯之島館発の専用バスの発車時刻】
    8:30発 9:00発 10:00発 11:10発 *12:05発
    ※レートチェックアウトプランのお客様用です。

  • 戻らない時代だから愛おしい。

    館内の案内してくださった客室支配人の長谷川さんは、
    「今の若い人たちにも湯之島館を訪れることで、昭和ってこういう時代だったんだな、と感じてもらえればうれしい。貴重な建物をこの先も残していかないといけない、と責任を感じます。」と話してくれました。

    当時の最先端として生まれた館も今年で86歳。宿が刻む時間に寄り添って過ごす、新しい旅のかたちを湯之島館ではじめてみませんか?

    下呂温泉 湯之島館
    住所
    岐阜県下呂市湯之島645
    電話番号
    0576254126

    2019/04/10チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金 更新日:2019/03/27

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