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おいしいパンを求めてぷらっと。逗子&葉山エリアの人気パン店をめぐる旅

敷居が高くなく、カジュアルに楽しめるグルメといえば“パン”。グルメな旅好きにとっての定番が、現地のパン屋めぐり。ちょっと小腹が空いた時のおやつとして取り入れるも良し、お土産として購入するも良しと、旅のおともにぴったりなアイテムです。

全国でも有数の人気店が軒を連ねる神奈川県のなかでも、古くから高級別荘地としてグルメたちが集う逗子・葉山エリアは、パン屋の激戦区として有名。都内から1時間未満という手軽さから、パンを求めてわざわざ訪れる人も多数。そんなパンマニアたちを魅了する、人気の3軒をピックアップ。ここでしか手に入らない味を求めて、いざ、ぶらりパン屋めぐりの旅へ!

おいしいパンを求めてぷらっと。逗子&葉山エリアの人気パン店をめぐる旅
  • “日本一おいしいクロワッサン”の店で修行を積んだ店主が営む「E.S.」

    逗子駅から徒歩5分ほど、真っ赤な看板が目を引くのが「E.S.(エス)」。神奈川県厚木市出身のオーナーシェフ・島田英治さんが、海と山のあるこの地に魅了され、2007年にオープン。以来、地元民の生活になくてはならないパン屋として親しまれ続けています。

    都内のフランス料理レストランでコックを務めてきた経験を持つ、島田さん。その後パン作りの楽しさに魅了され、ブーランジェの道へ。「天然酵母などのトレンドに左右されず、みなさんから“おいしい!”と思ってもらえるパンを毎日作り続けることを大切にしている」という島田さんの店には日々、50種類ものパンがずらりと並びます。

    「クロワッサン」160円、「ピオーネのデニッシュ」350円

    「クロワッサン」160円、「ピオーネのデニッシュ」350円

    なかでも注目すべきが、 “日本一おいしいクロワッサン”の名店として知られる飛騨高山の「トランブルー」で修行を積んだ経験を生かして作られる「クロワッサン」。最大の特徴は、口どけの良さ。パリッとした皮の中は、軽やかながら、しっとり。バターの香りをしっかり残しつつもクドさは皆無で、もう1個!とリピートしたくなること必至。

    甘党におすすめするのが、そんなクロワッサン生地を使った「デニッシュ」です。季節ごとに旬のフルーツを取り入れており、秋の定番はピオーネ。山梨でぶどう農園を営む友人から仕入れるピオーネは、口中に香り豊かな果汁がじゅわ~っと広がります。カスタードクリームはぶどうと好相性の白ワインをブレンドし、ほんのり大人な味わいに。

    「ドライトマトとクリームチーズ」300円、「バゲット」330円

    「ドライトマトとクリームチーズ」300円、「バゲット」330円

    お土産には、12時間もの長時間低温熟成で作られる「バゲット」をお見逃しなく。こだわりの石臼粉を使用し歯ごたえを強調した生地は、嚙みしめる度に粉そのものの香りがふわり。生地そのものの味わいをより深く感じるためにも、シンプルにバターを添えて。

    惣菜パン好きならば、バゲット生地にクリームチーズとドライトマトを加えたラウンドタイプを。アクセントにプラスされたディルの葉の風味は、元シェフならではのテクニック。薄くスライスして、ワインとともにお楽しみあれ。

    オーナーシェフの島田英治さん、接客を担当する奥様の朋子さん。

    オーナーシェフの島田英治さん、接客を担当する奥様の朋子さん。

    朝10時から営業が開始し、全商品が焼き上がるのは13時頃。旅のプラン立ての参考にして。

    Boulangerie E.S. (ブーランジェリー エス)
    住所
    神奈川県逗子市逗子7-6-31
    電話番号
    0468722206
  • ブーランジュのご主人と元パティシエの奥様による、オリジナリティ溢れる“スイーツパン”が魅力の「Panya Cotto」

    次なる目的地は、逗子駅から鎌倉行きのバスに乗ること約10分。「披露山入口」の停留所で下車後1分という好立地に位置するのが、「Panya Cotto(パンヤ・コット)」。ブーランジュの旦那様、元パティスリーの奥様という夫妻が営むパン屋として、2005年にこの地に誕生しました。

    黄色の壁が華やかな店内は、カウンター越しに対面式でオーダーするシステム。「天然酵母のカンパーニュといったベーシックな商品から、菓子パン、サンドイッチ、惣菜パンまで、様々なお客さんのニーズに合った商品を提供できるよう心がけています」という奥様。ショーウィンドウ越しに並ぶバリエーション豊かなパンは、眺めているだけでワクワクが止まりません!

    「プルーンとオレンジのタルト」290円、「ネージュ」260円

    「プルーンとオレンジのタルト」290円、「ネージュ」260円

    こちらの最大の魅力は、ブーランジュの旦那様、元パティスリーの奥様による、“スイーツ発想”をいかした菓子パンの数々。一押しは、デニッシュをタルト風に見立てた「プルーンとオレンジのタルト」。

    器にしたデニッシュ生地の上には、濃厚なアーモンドクリームがたっぷり。トッピングは、オレンジピールを加えたダージリンティーでコンポートにしたプルーンと、フレッシュオレンジ。甘いクリームとフルーツの酸味が、絶妙なハーモニーを奏でます。

    同じくデニッシュを使用したスイーツパンに、シュークリーム風にアレンジした「ネージュ」が。カスタードクリームに甘さを抑えた生クリームをブレンドすることで、さっぱりとした味わいに。スイーツよりも軽く、かつ満足度はバッチリで、幅広い年代のファンが。

    「スモークサーモンとお野菜のフォカッチャ」230円、「ゴルゴンゾーラチーズとドライイチジクのクロワッサン」270円

    「スモークサーモンとお野菜のフォカッチャ」230円、「ゴルゴンゾーラチーズとドライイチジクのクロワッサン」270円

    もちろん惣菜パンも、工夫がたっぷり。オープン当初から高い人気を誇る「スモークサーモンとお野菜のフォカッチャ」は、イタリア産オリーブオイルをたっぷりと練り込んだ生地に、ブロッコリー、ナス、トマト、しめじなど、旬の野菜をたっぷりとON。ピリッと辛いわさびマヨネーズの刺激がクセになります。

    クロワッサン生地にゴルゴンゾーラチーズを織り込んだ「ゴルゴンゾーラチーズとドライイチジクのクロワッサン」も、ラブコールが絶えない一品。ドライイチジクの甘さとチーズの塩味が絶妙にマッチし、ワインが進む味わいです。

    リピーターの隠れ人気メニューが、フランスパンを使用したラスクなど、奥様お手製の焼き菓子たち。パンよりも日持ちするため、同僚や友人へのお土産としてもGOOD。

    パンヤ・コット
    住所
    神奈川県逗子市新宿4-13-7
    電話番号
    0468737651
  • お昼までにゲットしたい! 森戸海岸名物「ダブルサンドウィッチファクトリー」のもっちりドーナツ

    ラストは、逗子駅に戻り、森戸海岸沿いをバスに揺られることおよそ15分。「森戸神社」停留所と目と鼻の先にある、「ダブルサンドウィッチファクトリー」へ。3年前にリニューアルオープンした同店は、葉山、東京は大手町にも姉妹店「ダブルサンドウィッチ」を構えるチェーン店。

    広々とした店内には、イートイン用のカフェスペースが。コーヒーなどのカフェメニューも充実しており、ゆったりと食事を楽しめます。

    店名の通り、看板商品はボリューミィな手作りサンドウィッチ。しかし厳選した国産小麦粉を使用するパンも引けを取らない人気を誇り、平日でも、お昼を過ぎると品薄になってしまうほど!

    「きなこドーナツ」260円

    「きなこドーナツ」260円

    なかでも真っ先に売り切れてしまうのが、口コミで広がり、数々の雑誌で取り上げられてきた名物のドーナツ。もっちりとした弾力と、讃岐うどんを彷彿とさせる噛み応えの理由は、長野県産小麦「信濃大地」にあり。強力粉を使用することで十分に弾力が出るため、卵は不使用。油も「平井油屋」の上質な菜種油のみにこだわり、口当たりはもちろん、体にも優しいのがうれしいですね。

    毎朝揚げたてが並び、1日分の100個は休日だとお昼頃に売り切れてしまうこともしばし。事前に予約しておくとベター。

    そして忘れてならないのが、自家製バンズにたっぷりの具材を挟んだサンドウィッチ&バーガー。5種類のなかからマネージャーの竹内さんがおすすめするのが、大きなフィッシュフライ&タルタルソースをサンドした「フィッシュバーガー」。

    「フィッシュバーガー」850円

    「フィッシュバーガー」850円

    オーダーを受けてから揚げられるフィッシュフライは、アツアツ&ジューシー。バジル風味の濃厚タルタルソースが、淡白な白身魚とナイスマッチ。バンズにもバジル&ディルをブレンドしたペストソースがたっぷりと塗られており、一口ごとに、香り豊かなハーブの風味が広がります。

    晴れた日にはテイクアウトし、海沿いで食べるのがツウ。海風と青空が隠し味となって、味わいも格段アップ。ただし空上でトンビが狙っているので、奪われないよう要注意!

    「林檎とくるみの木」380円(季節限定商品)

    「林檎とくるみの木」380円(季節限定商品)

    バーガー&ドーナッツでお腹いっぱいになったら、お土産にパンを入手するのもお忘れなく。幅広い味覚を楽しみたいなら、バゲットのアレンジ商品に挑戦してみて。こちらは新麦にライ麦粉をブレンドしており、小麦粉の味わいをより感じられるのが特徴。具材は季節によって変わり、秋は林檎&くるみが登場。ほどよく効いたシナモンのアクセントが、食欲を刺激します。

    マネージャーの竹内さん。

    マネージャーの竹内さん。

    その他にも、地元民人気No.1の「ライ麦全粒のふわふわ食パン」、レモンから起こした天然酵母の「バゲット」など、目移り必至の品揃え。事前にリサーチして、狙いを定めておきましょう。

    wsandwich factory(ダブルサンドウィッチ ファクトリー)
    住所
    神奈川県三浦郡葉山町堀内1039
    電話番号
    0468761828
    備考
    【URL】https://w-sandwich.jp/
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