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秋は「ふっこう周遊割」で西日本13府県をお得に旅行&復興支援しよう!

北海道では紅葉も始まり、旅のベストシーズンがやってきました。災害や猛暑で疲れたからだや心のメンテナンスに旅へ出ませんか?

  • ふっこう割で西日本へ行こう

    2018年秋は、西日本への旅がおすすめ。災害で冷え込んだ観光を支援するため、国が補助金を創設。西日本豪雨の被害が大きかった11府県に徳島・香川を加えた13府県では、連続した2泊以上の宿泊に対して補助を行っています。その額は、ひとり1泊あたり6000円(広島・岡山・愛媛)、それ以外の地域では4000円。

    子どもも大人と同額で、各府県とも5泊まで申請OKというから、利用しない手はありません。西日本豪雨ふっこう周遊割の基本ルール、申請する際のポイントを紹介します。
    ※西日本ふっこう周遊割は8月末から始まっていますが、ルールが変更となりました。本記事では10月1日からの新ルールに沿って紹介します。
    ※北海道のふっこう割は、国の補助金を利用した本格的な動きは10月末から11月はじめ頃となるため(関係者談)、今回の紹介からは省きます。

  • Q1:ふっこう周遊割の補助額は?

    1人1泊あたり、岡山・広島・愛媛は6000円、それ以外は4000円、大人も子供も同額です。ただし宿泊料が下回る場合は、宿泊料=補助額となります。

    例)広島県で家族4名で2泊した場合、48000円と非常に大きな額の補助になる。
    @6000円(補助額)×2泊×4名=48000円 
    ※各府県ともに、5泊まで補助

  • Q2:ふっこう周遊割を受けるための条件は?

    対象の13府県内での2泊以上連続した宿泊であること。9月21日以降に予約した、10月1日~11月30日の宿泊が対象となります。
    ※予約日も条件になっている点、13府県以外の宿泊を挟む場合は対象外となるので注意
    ※補助の予算は各府県ごと。なくなれば期日内でも補助は終了となります。
    ※9/20以前の予約については、旧ルールとなります

  • Q3:ふっこう周遊割の対象エリアは?

    中国地方:広島・岡山・鳥取・島根・山口 
    四国地方:愛媛・高知・香川・徳島
    その他:岐阜・京都(※京都市内を除く)・兵庫・福岡

  • Q4.:ふっこう周遊割、利用する方法は?

    補助をうける方法は以下の3つになります。手軽に利用したい方は①もしくは②.より自由な旅を楽しみたい方は③がおススメです。

    ① 旅行会社が販売する、割引済みのふっこう割周遊ツアーを利用する。(ふっこう周遊割のマークが目印)

    ② 各府県の指定宿泊施設に、補助分を割り引いた価格で宿泊する(※簡単な申請書提出)
    ③ 自分で宿泊を手配し支払い。旅行後に申請をして還付を受ける。

  • Q5:自分で「ふっこう周遊割」を申請する具体的な方法は?

    流れやルールをしっかり確認すれば書類の記入などは難しくはありません。時系列で紹介します。

    ■旅行前
    ・宿泊予定の府県の申請書類(基本は4種類)を印刷。手続き書類を確認する。
     書類:「公式サイト:13府県ふっこう周遊割」https://fukkou-shuyu.jp/
     ※宿泊証明書は、旅行に持参が必要
    ・13府県で連続2泊以上の宿泊を予約する
    ※補助の予算は府県ごと。予算が潤沢にあるかどうか確認(事務局や各府県のHP等)

    ■旅行中
    ・宿に「宿泊証明書」を持参して記入を依頼(事前に連絡しておくとスムーズ)
    ・領収書をもらい、宿泊証明書と一緒に保管

    ■旅行後(申請時)
    ・帰宅後早めに書類を記入し、郵送で申請する
    ・書類は、4種類のフォーマット+領収書(原本orコピー)
      1 交付申請書兼請求書
      2 個人情報同意書
      3宿泊証明書
      4行程表
    ※宿泊証明書の宿泊金額は税別で。食事や観光付きプランの場合は取り扱いが府県により異なります
    ※府県ごとに添付書類が微妙に違うことがあるので、交付申請書兼請求書の添付書類の欄や、赤字の注意書きなどをしっかり確認しましょう。
    例)愛媛県は通帳のコピーが必要。岡山県は領収書は原本が必要など。
    ※郵送は普通郵便で可能(心配な方は、配達状況が確認できる特定記録郵便がおすすめ)
    ・到着後30日以内を目安に振り込まれる
     

  • 旅を通じて復興を支援するとは?

    自ら被災、あるいは大変な思いをされている方が身近にいる中で、葛藤しながら未来を見据え頑張っている観光事業者の方は多くいます。そんな方から聞かれるのは「遠方から足を運んでくれることで、大丈夫だと勇気をもらい頑張れる」「町が賑わうことで元気が出る」という言葉。

    旅で応援したい、行ってみたい場所がある……そんな方は、ぜひ旅という形で気持ちを表してみてはいかが?実際に訪れ、交流することで見えてくることも沢山あります。
    旅へ出たら、補助の一部は、お土産を買ったり、ちょっと贅沢な体験をするなど、経済活動へつなげることも大切です。旅の様子や地域の魅力をSNSなどで発信することも復興支援へと繋がります。

    災害が多いと、お子さんなどは不安になっていることも多いもの。家族の絆を育む場として旅を利用するのもおすすめです。

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  • 西日本豪雨ふっこう周遊割で旅したモデルルート

    ふっこう周遊割を利用して、岡山・愛媛へ一人旅へ。訪れたスポットを紹介します。
    (羽田発着 岡山空港IN、松山空港OUT)
     
    1. 倉敷市美観地区
    「大原美術館」&新しくオープンした「大原本邸」
    美観地区は被害なく、元気に営業中!

    倉敷美観地区
    住所
    岡山県倉敷市
    電話番号
    0864263411

    2. <宿泊>the view 瀬戸内
    遙照山の山頂にあり360度のパノラマが楽しめる。天気が良ければ瀬戸内海の絶景と夜景、満天の星を堪能。7/7にオープン予定が、豪雨で道が寸断。応援の意味もこめて滞在 ※宿の無料送迎あり:JR山陽線鴨方駅など応相談

    3. 宿場町 矢掛町
    参勤交代の宿場町。訪れてみると、宿場町の全体がわかる街並みが残る貴重な場所。蔵や古民家を改装した宿や食事処、レトロな街並みを楽しめます。11月には大名行列のイベントを開催(昭和51年に、台風の集中豪雨により甚大な浸水被害を受け街が意気消沈。元気をとり戻そうと青年会が呼びかけ始まったイベント)

    4. <移動>全線復旧した井原線に乗車
    甚大な被害を受けた倉敷市真備町。吉備真備駅周辺も、泥やがれきの撤去は終わり一見するとのどかな田園地帯。ただ住宅には扉がなく空き家であることがわかり、一日も早い復興を祈りました。

    吉備真備
    住所
    岡山県倉敷市真備町箭田
    電話番号

    5. <移動>瀬戸内海を渡り岡山から愛媛へ
    瀬戸内海は、鉄道やバスのほか、船でのアクセス、しまなみ海道を自転車で渡るなど選択肢も多彩。今回は高速バスで移動し、道後温泉へ夕刻着。

    道後温泉
    住所
    愛媛県松山市道後湯之町
    電話番号

    6. <宿泊>ホテルルナパーク 別邸やすらぎ
    シングルの客室があり、一人旅でも温泉が堪能出来ておすすめ。行き届いたホスピタリティが居心地よく、朝食も美味。

    ホテルルナパーク別邸やすらぎ
    住所
    愛媛県松山市道後鷺谷町434-3
    電話番号
    0899313300

    7. 道後温泉本館&飛鳥乃湯泉
    新旧の共同浴場へ。本館は来年1月半ばより7年の修繕工事へ。新しい共同浴場「飛鳥乃湯泉」はモダンな造り

    道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
    住所
    愛媛県松山市道後湯之町19-22
    電話番号
    0899321126

    8. 温泉とアートがコラボした「オンセナート」
    若い人も多く、商店街も賑わう。朝早くから夜遅くまで、街歩きも楽しめる温泉地

    9. 道後館「部屋本:坊ちゃん(祖父江慎さん作)」
    客室がオンセナートの作品に。小説「坊ちゃん」を1冊まるごとあしらった客室は一見の価値あり。見学後は、道後館の素敵なカフェへ。見学&お茶がセットで1500円(予約がおすすめ) 

    道後舘
    住所
    愛媛県松山市道後多幸町7-26
    電話番号
    0899417777

    10. <移動>松山空港
    蛇口ミカンジュースを飲み、お土産もたくさん購入して帰途へ

    松山空港
    住所
    愛媛県松山市南吉田町
    電話番号
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村田和子
ライターのプロフィール画像
NAVITIME TRAVEL EDITOR
旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力発信やコンサル・講演などを行う。2013年に村田式「親子の旅育メソッド」を発表、家族deたびいく(http://tabi-iku.jp/)を運営。著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社)」。総合旅行業務取扱管理者。HP:http://www.travel-k.com/

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