都心から鉄道で軽井沢へ行く場合、新幹線を利用する人が多いでしょう。新幹線は、東京駅から1時間ほどで到着するので非常に便利なのですが、鉄道旅を楽しむとなると、「早く着きすぎて味気ない!」と思う人もいるのではないでしょうか。
今回はローカル線を乗り継いで軽井沢を目指すプランをご紹介。車内でゆっくり読書をしたり、音楽を聞いたり、駅弁を食べるなど、過ごし方は人それぞれ。新幹線とはまた違った旅情を楽しむことができます。
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旅の起点は東京駅から
まずは東京駅から出発。高崎線直通の東京上野ラインに乗車し、高崎を目指しましょう。各駅停車だと2時間ほど。少し長いと感じる人は、ゆったり普通車グリーン車を利用するのもあり。乗る前にグリーン券を購入すれば、料金は平日980円、ホリデーは780円で利用可能。リクライニングシートで、ゆったりした時間を過ごしましょう。高崎駅に到着すると、名物の「だるま弁当」や、ご当地ゆるキャラの「ぐんまちゃん」がお出迎え。キヨスクに寄り道するのもいいでしょう。
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高崎からはローカルな信越本線で横川へ
高崎駅からは信越本線に乗り換えます。信越本線は、都会のようなせわしない電車と違い、のんびりしたローカル感満載の路線。普段乗らない列車に乗るドキドキ感、これこそが鉄道旅の醍醐味です。外に広がる田園風景は、心が癒されること間違いありません。乗車時間30分ほどで終点の横川駅に到着。ここまで来たら軽井沢はもうすぐそこ。横川駅は、益子焼の土釜に入った駅弁「峠の釜めし」も有名です。
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横川からJRバスで碓氷峠を越えて、軽井沢へ
横川駅からは、JRバスに乗って軽井沢駅を目指しましょう。実は高崎から乗ってきた信越本線は、かつては軽井沢までつながっていました。長野新幹線の開通を機に廃止されることになりましたが、現在はバスがカバーしてくれるので安心。乗車時間は30~40分ほどで、料金は510円。険しい碓氷峠を超えれば、いよいよ軽井沢に到着です!
周辺の予約制駐車場
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軽井沢は「星野エリア」を楽しもう
軽井沢では、「軽井沢星野エリア」で過ごすのがオススメ。星野リゾートが運営する「ハルニレテラス」には、おしゃれなレストランやカフェが立ち並び、ほっこりとした時間を過ごせます。個性的な“軽井沢らしい”ショップも多く、つい買って帰りたくなるアイテムもたくさん。源泉かけ流しの「トンボの湯」では、日帰り入浴も可能。大自然の中、思いっきりリラックスして心に栄養を与えましょう。
周辺の予約制駐車場
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アウトレットで買い物もはずせない!
軽井沢といえば、巨大なアウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」も忘れてはいけません! 約26万㎡という広大な敷地の中には、約220店舗のショップがひしめき合います。あてどなくブラブラすると、あっという間に時間が経ってしまいます。マップを見て、行きたいブランドやお店に目星をつけていくのが、賢い買い物の仕方。レストランもあるので、疲れたら胃袋を満たして休憩しましょう。
周辺の予約制駐車場
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06
帰りは新幹線で快適に東京へ戻りましょう
軽井沢で癒しの1日を過ごしたら、帰りはサクッと新幹線で東京へ。最終列車は22時台まであり、東京まで1時間程度だから、買い物の時間が少し長引いても安心ですね。鉄道旅を楽しみながら、いつもと違う軽井沢への旅行を楽しんでくださいね。
◆東京からのモデルルート
合計乗車時間:約3時間
08:29 東京
↓(JR高崎線快速アーバン) 約1時間45分
10:15 高崎
10:23 高崎
↓(JR信越本線) 約30分
10:57 横川
11:10 横川
↓(JRバス) 約40分
11:52 軽井沢