大手航空会社よりも運賃が安いLCC(格安航空会社)。そのLCC、旅行でなくビジネスだと利用しづらいと思い込んでいませんか。
国内最大のLCC・ジェットスターには、国内LCC初の「Jetstar Business Hub」(ビジネス出張サイト)があります。ビジネス利用に特化したサービスと運賃などを提供しているため、出張での利用にまさに最適。どうしても旅費がかかる出張、LCCで賢く節約するテクニックをご紹介します。
-
01
国内LCC初、「ジェットスター」ビジネス出張サイト
ジェットスターの「Jetstar Business Hub」(ビジネス出張サイト)は、ジェットスター公式ホームページ上にあります。
ジェットスターの「Jetstar Business Hub」(ビジネス出張サイト)
一般のページと同様に、基本運賃で最安の「Starter」運賃での予約をはじめ、必要に応じて手荷物などのオプションも追加できます。さらに安いセールも利用可。
まず、「Jetstar Business Hub」の利用には、先にアカウント登録が必要。登録は無料です。企業の規模などに制限はなく、自営業や個人事業主などでも登録できます。 -
02
「Jetstar Business Hub」の特徴
「Jetstar Business Hub」には、通常の運賃にはないメリットが大きく3つあります。
■フライトの予約、搭乗履歴を一括管理できる
■「フレックスBiz」が利用できる
■予約後48時間、その予約を保留できる
予約済みまたは搭乗済みのフライトを、専用ページで一括管理できるので、出張精算などもスムーズに。また、LCCならではで予約してすぐ決済しないといけない通常ページと異なり、予約後48時間まで予約をいったん“保留”状態してあとで支払いができるのも、ビジネス利用にはうれしい点といえます。
フレックスBizについては、次の項目で詳しく説明します。 -
03
オプション料金「フレックスBiz」とは?
「Jetstar Business Hub」最大のメリットは、ジェットスターの航空券にオプション料金で「フレックスBiz」が選択できることです。
ジェットスターの出張向けオプション料金「フレックスBiz」
フレックスBizには、「フライト変更が搭乗当日に限り無料」「日時や搭乗名の変更手数料が無料」「予約キャンセル可(フライトバウチャー ※で払い戻し)」「機内持込手荷物合計10kgまで」「座席指定無料」といったサービスがあります。
ビジネス利用だと、相手先による急な日付や時間の変更などはよく起こります。LCCというと変更に手数料がかかる、予約キャンセルは全額または一部しか戻ってこないなどのイメージがあるものの、このオプション料金を付けていれば安心です。
また、ジェットスターの機内持込手荷物は合計7kgまでなので「10kg」というのもありがたいところ。座席指定が無料で、乗り降りがスムーズな前方や通路側といった指定ができるのも良いです(最前列などは選択不可)「フレックスBiz」だと機内持込手荷物は通常は合計7kgが10kgまで可能に
-
04
「Jetstar Business Hub」利用の流れ
「Jetstar Business Hub」の利用方法は、以下になります。アカウント登録時に、会社情報などを入力する以外は、通常ページとほぼ変わりません。
【1】アカウントを登録する(無料)
【2】専用ページにログインする
【3】フライトを検索
【4】「フレックスBiz」などのオプションを選択
【5】決済方法を選ぶ(即支払いもしくは48時間保留)
その後は当日、空港に行き、チェックインすればOK。ジェットスター公式サイト、スマートフォンのジェットスター公式アプリからの「モバイルチェックイン」も利用できます。成田空港第3ターミナルにあるジェットスターのカウンター
-
05
こんな時こそおすすめ! LCCビジネス出張
「Jetstar Business Hub」があるジェットスターをはじめ、他のLCCでもビジネスで利用するケースが増えつつあります。利用方法によっては、大手航空会社や他の交通機関より便利な場合もあり、「LCCを上手に使う」ことがキーポイントです。
ジェットスターが拠点とするLCC専用の成田空港第3ターミナル
■行き先と時間帯によってはLCCが便利なことも
大手航空会社は“幹線”と呼ばれる主要都市間の路線には強いものの、地方路線ではLCCのほうが便利なことも。また、早朝に便があるLCCのほうが現地に早く到着できることもあります。ジェットスターでは、成田から九州や四国へ多く就航しています。早朝と深夜に便がある成田=関西もビジネス利用で便利です。
■成田や関空に近い訪問先ならLCCのほうが利用価値大
LCCは、成田空港や関西空港といった都市中心部からちょっと離れた空港からの便が多めです。成田や関空にアクセスが良い場所だと、LCCを利用するほうが「移動時間が短い」ことも。空港からのアクセスも事前にぜひチェックを。
■大手とLCC、他の交通機関との“併用”もおすすめ
国内線は、片道運賃が主流です。行き帰りとも同じ航空会社を利用する必要はありません。時間厳守の往路は大手航空会社もしくは鉄道、自宅に戻るだけの帰路はLCCと“併用”するのも手。
■「時間」「気持ち」に余裕がある時に利用する
LCCは、大手航空会社と比べると、チェックイン(搭乗手続き)や搭乗時間などの締め切りが早いです。到着してから出発するまでの間隔も短いため、前便の影響で遅延や欠航がやや発生しやすい傾向にあります。緊急時の対応も、大手航空会社のほうがやはり上。時間と気持ちに余裕がある際にLCCを利用するのが無難です。
ジェットスター
https://www.jetstar.com/jp/ja/home
Jetstar Business Hub(ビジネス出張サイト)
https://www.jetstar.com/jp/ja/Business