飛行機の機内で、インターネットを楽しむ。少し前までは到底考えられなかったことが、今、手軽にできるようになってきました。全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、日本の国内線で機内のWi-Fiをすべて無料で提供しています。

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    ANAは2018年4月から国内線無料に

    機内でのWi-Fiサービスは、自分のスマートフォン、タブレット、パソコンなど無線LANに接続できる端末を使い、インターネットやEメール、TwitterやFacebookなどが楽しめるサービスです。ANAやJALをはじめ、世界中の大手航空会社が次々とこのサービスを導入しています。

    ANAが、国内線で提供するサービスが「ANA Wi-Fi Service」です。以前は利用料が有料でしたが、2018年4月から無料になりました。

    ANAでWi-Fiサービスを提供する機体には入口にステッカーが貼ってあります

    ANAでWi-Fiサービスを提供する機体には入口にステッカーが貼ってあります

    「ANA Wi-Fi Service」は、普通席を含むすべての搭乗クラスが対象です。ただし、国内線の全路線、すべての機材でWi-Fiが利用できるというわけではありません。ボーイング777-300や787-8、787-9、エアバスA321など、導入時期が比較的新しい機材では利用できる一方、古い機材では利用できないので注意しましょう。

    航空券を公式サイトから購入する際、Wi-Fiサービス対象便かどうかは、便ごとに「Wi-Fi」マークが記載されているか否かでわかります。

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    機内でWi-Fiを利用するには搭乗前に準備を

    まず、ANAで機内のWi-Fiサービスを利用する際、「搭乗する前までにANA公式モバイルアプリをダウンロードすること」が必要です。あらかじめダウンロードしていないと利用できず、上空でもダウンロードができません。

    ANA機内のシートポケットに搭載されているWi-Fiサービスに関する案内パンフレット

    ANA機内のシートポケットに搭載されているWi-Fiサービスに関する案内パンフレット

    パソコンで利用する時は、ワイヤレスネットワークSSID「ANA-WiFi-Service」を選んだ後にブラウザを開いて接続します。インターネットへの接続の際、どの端末でもEメールのアドレス入力が必須です。
    ただ、機内からインターネットに接続して動画を見る、大容量のデータをダウンロード・アップロードするのはおすすめできません。また、アクセスが集中すると、接続速度が遅くなる、途切れてしまうことも。Eメールのチェック、Twitterのタイムラインを見る程度なら、ほぼ問題なくできるでしょう。

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    インターネットだけじゃない! 他のコンテンツも充実

    「ANA Wi-Fi Service」では、インターネットへの接続以外のコンテンツも充実しています。

    例えば、ニュースやスポーツといったテレビ番組がリアルタイムで見られる「ANA SKY LIVE TV」をはじめ、人気ドラマやバラエティ、アニメといった番組、J-POPや洋楽などの音楽プログラム、雑誌やコミックなどの電子書籍なども楽しめます。

    機内Wi-Fiではインターネット以外のコンテンツも楽しめます

    機内Wi-Fiではインターネット以外のコンテンツも楽しめます

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    JALも国内線でWi-Fi無料、ANAと違う利用方法

    一方、JALでは、ANAより早く、国内線でのWi-Fiを無料化しました。

    Wi-Fiサービスが利用できる機材では、機内でインターネットが楽しめるほか、2018年8月からバラエティ番組やアニメ、ドラマなどのビデオプログラムが70チャンネルに拡大、同年10月からはスポーツ中継やニュース番組がリアルタイムで見られる「ライブTV」も開始します。

    国内線のWi-Fi無料はANAよりJALが先行して導入

    国内線のWi-Fi無料はANAよりJALが先行して導入

    JALの機内でWi-Fiサービスを楽しむには「Gogoアカウント登録」が必須です。搭乗前に登録しておくと機内で利用する際にスムーズですが、機内でも登録ができます。ビデオプラグラムの視聴には、搭乗前にJAL公式アプリのダウンロードが必要です(タブレットでの利用はJAL FLIGHT Naviアプリのダウンロードが必要)

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    機内でのWi-Fi、おすすめの利用テクニック

    機内でWi-Fiサービス、おすすめの利用方法は、まずはインターネットです。空の上で美しい風景に遭遇した際など、機窓から撮った写真をSNSですぐに投稿できると、飛行機での旅の楽しみがグッと高まるでしょう。また、バラエティ番組やドラマ、電子書籍などのコンテンツも、機内での時間を過ごすのに最適です。

    もちろん出張で乗った際、仕事のメールを機上でやり取りしたり、Web検索したりするのも簡単。電子書籍のラインアップにはビジネス誌もあります。ただ、国内線の機内ではシートに電源がないことがほとんどなので、バッテリーの残量には注意しましょう。

    空の上から撮影し、Wi-Fiを使うとリアルタイムで投稿できます

    空の上から撮影し、Wi-Fiを使うとリアルタイムで投稿できます

    羽田空港(空路)
    place
    東京都大田区羽田空港3丁目
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    那覇空港
    place
    沖縄県那覇市鏡水
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Aki Shikama
ライターのプロフィール画像
NAVITIME TRAVEL EDITOR
旅行・航空ジャーナリスト / フォトグラファーです。\主な取材ジャンルは、飛行機と空港。カメラは、Nikon。\1年中、国内と海外をよく飛び回っています。\空港のラウンジと飛行機撮影、スタバ、機内食がライフワーク。