日本初!時代を超えて愛される二人の画家「ゴッホとゴーギャン展」10月8日より東京都美術館で開催


2016.10.08

NAVITIME TRAVEL EDITOR

今なお世界中で愛され続ける画家、ゴッホとゴーギャン。日本ではそれぞれの展覧会が開催されるも、二人の関係性に焦点を当てた展覧会はこれが初めて!初期から晩年にわたる約60点の作品から、互いに与えた影響や芸術観を紐解きます。

  • 01

    貴重な二大巨匠の共演!

    二人の作品は、美術館にとっても非常に重要な作品として位置づけられ、世界的にも借用が難しいことで知られています。しかし今回、国内外の美術館の協力で世界的にも難しいこの展覧会が、ここ日本で初めて実現!二人の油彩画50点に、二人に影響を与えた画家たちの作品10点を含む貴重な展示をご期待ください。

    自画像

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  • 02

    共同生活がもたらしたもの

    19世紀末に活躍したゴッホとゴーギャンは、やがて親しい交友関係を築き2ヶ月間の共同生活を営むことに。生い立ちや性格、絵画表現も大きく違う二人が共に過ごした時間は、その後の絵画表現にも少なからず影響を与えました。
    想像の世界を描くゴーギャンの影響で、ゴッホは新たな表現に挑戦。ゴーギャンの作品も想像性を重視した新たな展開を見せました。

    ゴッホ自身が、「他のすべての作品を完全に圧倒する」と述べた最高傑作ともいえる「収穫」

    ゴッホ自身が、「他のすべての作品を完全に圧倒する」と述べた最高傑作ともいえる「収穫」

    ゴーギャンは晩年、未開の楽園を求めタヒチへ。そこで描いた「タヒチの3人」

    ゴーギャンは晩年、未開の楽園を求めタヒチへ。そこで描いた「タヒチの3人」

  • 03

    お互いを描いた2つの“椅子”に注目

    ゴッホがゴーギャンとの共同生活中に描いた「ゴーギャンの椅子」、そしてゴッホの死から11年後に描いたゴーギャンの「肘掛け椅子のひまわり」は、お互いがそれぞれを想いながら描いた傑作。姿はないものの、お互いを唯一無二の存在として認め賛辞したこれらの作品は、二人の関係性を表したシンボルともいえます。

    ゴーギャンが愛用した椅子を描き、そこに座るべきゴーギャン自身を表現した「ゴーギャンの椅子」

    ゴーギャンが愛用した椅子を描き、そこに座るべきゴーギャン自身を表現した「ゴーギャンの椅子」

    ゴーギャンがタヒチにひまわりの種を取り寄せて描いた「肘掛け椅子のひまわり」

    ゴーギャンがタヒチにひまわりの種を取り寄せて描いた「肘掛け椅子のひまわり」

    芸術界の巨匠二人のの知られざる関係性にフォーカスした本展覧会で、芸術の秋を楽しんでみては?

    ~ゴッホとゴーギャン展~
    【開催期間】2016/10/08(土)~2016/12/18(日)
    【会場】東京都美術館 企画展示室(東京都)
    【開室時間】9:30~17:30(金曜日、10月22日(土)、11月2日(水)、11月3日(木)、11月5日(土)は20:00まで)※入室は閉室の30分前まで
    【主催】東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京新聞、TBS
    【お問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
    【公式HP】http://www.g-g2016.com/

    東京都美術館
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    4.0

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    place
    東京都台東区上野公園8-36
    phone
    0338236921
    opening-hour
    9:30-17:30(最終入館17:00)[特…
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