渋谷パルコの一時休業に伴い、池袋へ移った「パルコミュージアム」。新生パルコミュージアムのオープンを飾る展覧会として、漫画家・安野モヨコの初めての大規模個展「STRIP!」が開催中です。 本展では、安野モヨコの歩みをありのまま晒すことで、作家の“描く悦び”と読者の“観る悦び”を体感できるエキサイティングな場を提供。ファンでなくても見逃せない盛りだくさんの展示は必見です!
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代表作のトビラ絵や名シーンの数々を展示
安野モヨコの20年超に渡る画業から、選りすぐりの原画を展示する本展。『ハッピー・マニア』や『働きマン』、『シュガシュガルーン』などの代表作はもちろん、現在の執筆継続中の『鼻下長紳士回顧録』『オチビサン』まで、トビラ絵や名シーンを網羅しています。
週刊誌の表紙を思わせる展示が印象的な『働きマン』コーナー
また単行本未収録のため、ファンの間でも“幻の”と称されてきた『さくらん』第二部の原稿も展示!
格子の奥に作品を展示した『さくらん』コーナー
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わたしたちの安野モヨコ
時代の空気やファッション、美意識に左右されながら生きる現代の女性たち。そんな女性の、リアルな本音や悩みを抱えながらも生き生きと描かれる安野モヨコ作品の登場人物に、共感や高揚を覚える読者は少なくありません。時にわたしたちを慰め、またあるときは激励してくれた安野モヨコ作品に、今もう一度立ち返ってみてはいかがでしょうか。
画集や単行本の他、グッズも多数販売
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安野モヨコ プロフィール
1971年生まれ。東京都出身の少女マンガ家。『働きマン』『さくらん』『ハッピー・マニア』などの作品がある。『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞を受賞。現在「AERA」で『オチビサン』「FEEL YOUNG」で『鼻下長紳士回顧録』を連載中。夫は映画監督の庵野秀明。