ジュリア・マーガレット・キャメロン《ベアトリーチェ》 1866年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵 ©Victoria and Albert Museum, London

「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」2016年7月2日より三菱一号館美術館にて開催


2016.05.25

NAVITIME TRAVEL EDITOR

ジュリア・マーガレット・キャメロンという名前を聞いたことがあるでしょうか。彼女は記録媒体に過ぎなかった写真を芸術にまで引き上げた、写真史上の重要人物として知られています。今回はキャメロンの生誕200周年を記念する国際巡回展であり、日本初の回顧展でもある本展についてご紹介します!

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    型破りな芸術表現で、写真を芸術へと高めた先駆者

    英国の上層中流階級で社交生活を謳歌していたキャメロンが本格的に写真術を身につけ、制作活動をはじめたのは、48歳のときだったと言います。
    彼女が身につけた技術は、わざと焦点をぼかし、ネガにキズをつけ、手作業の痕跡を残すという、それまでの常識にとらわれないものでした。誰もが思いつきそうで思いつかなかったことを実行した彼女が残した写真は多くの人に評価され、今なお人々の心に感動を与え続けています。

    ジュリア・マーガレット・キャメロン《五月祭》 1866年頃 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵 ©Victoria and Albert Museum, London

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    日本初の回顧展

    見る者を惹きつけて止まない、キャメロンの芸術的な写真の数々。本展はキャメロン絶頂期の貴重な限定オリジナルプリント(ヴィンテジプリント)をはじめ、約150点の写真作品や書簡などの関連資料が展示されます。キャメロンの制作意図を鮮やかに際立たせつつ、彼女が切り拓いた新たな芸術表現の地平を目にすることができます。

    ジュリア・マーガレット・キャメロン《ミューズの囁き》 1865年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵 ©Victoria and Albert Museum, London

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