ホームからさえぎる物が何もない眺望で瀬戸内海をながめることができ、鉄道ファンの間では以前から有名だった下灘駅。抜群のフォトジェニックなロケーションが口こみで話題になり、今は多くの観光客が訪れています。 特に夕焼けの時間帯は赤く染まる空と海、そして駅のコントラストが抜群です! 一度は訪れてみたい駅として人気のスポットをご紹介します♪
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夕日と海に癒される特別な時間が流れる場所「下灘駅」へ
下灘駅(しもなだえき)は愛媛県伊予市双海町にあるJR四国予讃線の無人駅です。現在は海面を埋め立てる形で国道が通っていますが埋め立て前はホームの下に波が打ち寄せるほど海岸に近い「日本一海に近い駅」でした。
青春18きっぷのポスターに3度も採用されたり、映画やドラマのロケ地になるなどして認知度が高まり、多くの人が訪れるようになりました。
小さな平屋建ての駅舎が建っておりその横に駐車スペースがあります。無人駅ならではの素朴なつくり。駅内には写真やポスターが飾られてます。
駅のホームに入ると一面穏やかな伊予灘と、どこまでも広がる空が!ホームは北西をむいているので昼間でも逆光になることがないので時間帯問わず綺麗な景色が撮影できるところも魅力です♪この日も沢山の方がカメラを持って来られてました。
日の角度によって表情が変わっていき、撮影しているとついつい時間がたつのを忘れてしまいます。トレードマークの上屋と青いベンチがホームに入るとすぐにあります♪
空がだんだんと夕焼けにそまっていく時間は、ただそこにいるだけで映画のワンシーンにいるような気がしてきます!飾り気なく置かれてる青いベンチも味わいががあり、ここにしかない雰囲気。
毎年9月にはこの下灘駅のホームで「夕焼けプラットホームコンサート」が開催されるなどロケーションを活かしたイベントも開催しているそうです。ロケ地に選ばれるのも納得の雰囲気
いよいよマジックアワー!刻々とかわりゆく空のグラデーションについついうっとりしてしまいます。夕日は季節によって沈む場所が変わっていくそう。このときは12月。11月から1月は山の影に沈んでいき、夏場は駅のほぼ正面に沈んでいきます。ぜひ実際に訪れて、季節感の違いも楽しんでもらいたいです♪
思い思いに景色を眺めてゆったりとした空気が流れる
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駅の横にある窓のないカフェ、「下灘珈琲」でリラックス
下灘駅駅舎すぐ横、キャンピングトレーラーを改造して作られた真っ白なボディと青いタイヤホイールが可愛い「下灘珈琲」。地元のブライダル会社さんがオーナーで、オリジナルの下灘ブレンドは1杯ずつ丁寧にドリップしてくれて、マイルドで飲みやすく海を見ながらリラックスした気持ちになれます♪
隣接してソファやイスが置かれたカフェスペースもあるのでのんびりでき、コーヒーに合う焼き菓子もあります。まさに窓のないカフェといった感じ!
土日祝日営業(平日は不定期)で時間は11時から夕日が沈むくらいまで。色合いが下灘駅の雰囲気に抜群にマッチ
看板メニューの下灘ブレンドの他にホットコーヒーは深煎り、浅煎りも選べて、その他のドリンクメニューも多数揃ってます。おすすめは愛媛名産の柑橘を使ったジュース!100%ストレートのみかんジュースは定番の温州みかんや、季節の柑橘のラインナップがあり風味を飲み比べてみるのもおすすめ♪その他ハーブティーやアルコールも揃っていて充実しています。
ホットコーヒーは350円、みかんジュースは500円
夕日が沈む時間をブラックボードで表示してくれています。
夕方前に来て、ここでゆったりとドリンクを飲みながら夕日を待つのもおすすめですよ♪- 下灘駅付近
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- 愛媛県伊予市双海町串上浜
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- 0899861111
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