伝統を守りつつ、新たな作品も生み出し続ける砥部焼の窯元「森陶房」


2018.03.12

NAVITIME TRAVEL EDITOR

愛媛県で有名な陶磁器と言えば何焼きがご存知ですか?食器や花瓶等がお好きな方はご存知かもしれませんね。答えは「砥部 (とべ)焼」です。愛媛県の無形文化財にも指定されており、砥部町を中心に作られている陶磁器です。今回はその中でも「可愛いがいっぱい!」と話題となっている「森陶房」さんにお邪魔しましたのでたっぷりと魅力をご紹介していきます。

  • 01

    町外れにひっそりとたたずむ小さなギャラリー

    街の中心部から少し離れ、住宅地を進んで行くと見つかる小さなギャラリー。ギャラリー裏手や横の窯元はとても大きいのですが、商品が立ち並ぶギャラリーはひっそり。入り口の外観も品があり、凛とした空気の中にほっこりさせてくれるような、そんな雰囲気で入る前からワクワクするお店。では、さっそくギャラリーの中へ入ってみましょう。

    とても立派な大きな窯元

    とても立派な大きな窯元

    ギャラリーの中は、ディスプレイもシンプルでインテリアもとてもハイセンスです。暖かさを感じさせる照明の灯が、器の暖かさも引き立ててます。

    計算されつくしたディスプレイにうっとり。

    計算されつくしたディスプレイにうっとり。

    入り口横の小窓にディスプレイされた陶磁器たちは、木漏れ日と照明の灯と両方からの光で、美しさが際立ってます。

    シンプルさが品の良さを際立たせてますね。

    シンプルさが品の良さを際立たせてますね。

    こちらは入って正面右側のディスプレイ。さまざまな種類の陶磁器たちが美しく並べられています。

    とにかくハイセンスが詰まったギャラリー。

    とにかくハイセンスが詰まったギャラリー。

  • 02

    使い手のことを考えて作られた森陶房の器たち

    ギャラリーでは、並んでいる器たちを見るだけでなく実際に手にとってさわって感じることができます。森陶房さんでは、親子三代に渡り砥部焼を創り続けているそうなのですが、それぞれの作り手さんによって作品の色も違い、見ているだけでワクワクしてきます。カラフルで優しい色合いのこちらの作品は2代目の奥様の作品だそうです。

    お湯のみは洋風ディスプレイなのに、すごくマッチしていて素敵。柄がひとつひとつ違うので、全種類揃えたくなります。通常、焼き物には下書きをして色をつけていくことが多いのですが、森陶房さんでは直接色をのせていくそうなのです。なので一つも全く同じものがない、本当に一点物ばかりです!

    真っ白な土に大胆且つ上品な柄が素敵。

    真っ白な土に大胆且つ上品な柄が素敵。

    こちらのお皿を見比べてください。同じ柄ですが、ひとつひとつに下書きなしで手書きで色をのせているので、よく見ると色の濃い鳥ちゃんがいたり、おしりだけ薄い子がいたり♡とっても味があり、自分の好きな形と柄を見つけることができます。

    手書きの鳥ちゃんが可愛すぎて購入♡

    手書きの鳥ちゃんが可愛すぎて購入♡

    こちらは有名なKaoriシリーズのバレリーナ♡ 3代目の奥様のかおりさんが手がけている作品なのです。かおりさんの優しい人柄が表れている、なんだかほっこりする表情の可愛いバレリーナシリーズ。オンラインでも予約待ちなことが多い作品なのでギャラリーで出会えた方はラッキーです!

    ギフトにもおすすめな作品!

    ギフトにもおすすめな作品!

    森陶房さんで作られた器たちは実際に手にとってみると分かるのですが、ずっしりとしっかりとした作りなのです。通常は有名な窯元さんや高級ギャラリーに行くと、薄く繊細な作りであったり、普段使いにはならない芸術作品ということが多いのですが、森陶房さんに並べられている器たちは見た目も可愛い上に「あっ、このお皿使いたいから今日はあの料理にしよう。」と思ってしまうような、そんな普段使いのできる、いえ、むしろ毎日使うための器なのです。

    あなたならココに何を入れたいですか?

    あなたならココに何を入れたいですか?

  • 03

    陶磁器は食器だけではないんです!

    ギャラリーの中をよくよく見渡すと食器以外のものも発見できます。この大きな丸い器は何でしょう?巨大なお皿?正解は、洗面ボウルなのです!こちらもひとつひとつに直接絵柄が描かれてあり、とっても可愛い!自分はカフェを開くなら、この洗面ボウルを使いたいな~とか妄想してみたり。笑

    いつか自宅でこんな可愛い洗面台にしたい~

    いつか自宅でこんな可愛い洗面台にしたい~

    続いては、石鹸置き。形も色も絵柄もシンプルな中に全てが計算された美しさ。そして、もちろん使い手のことを一番に、が森陶房さん。石鹸の持ちが良くなるように考えられた作品。

    こだわりが詰まってます!

    こだわりが詰まってます!

    そして、こちらは表札。一軒家だと、みなさん我が家の表札にこだわる方いますよね?全て手作りのこちらの表札、本当に世界にひとつだけのオリジナルですよ。文字もあたたかく、早く帰りたくなる家になりそうです。

    文字と絵柄の両方が暖かみを出してますね~

    文字と絵柄の両方が暖かみを出してますね~

    今回初めてお邪魔させていただいた森陶房さん。窯元さんと実際にお話をさせて頂いて、この暖かみのある器たちが出来上がっているんだな~と感じました。砥部焼の伝統を守りぬきながらも新たな試みにも挑戦しておられ、それがまた砥部焼を広める役割となっているように思いました。そして常に器は使われるもの、として使い手のことを考えて作られているので、どの作品にもとても柔らかな愛情を感じました。遠方からでも行く価値のある場所です!

    P表札も焼き物♡

    P表札も焼き物♡

    森陶房
    place
    愛媛県伊予郡砥部町北川毛714
    phone
    0899622482
    opening-hour
    9:00-17:00

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